引き出物選びの手順

「引き出物を検討しているけど、考えてばかりで手が止まってしまう」

結婚式準備の終盤におこなう引出物選び。
なかなか決まらずに迷うかもしれませんが、正しい手順で選ぶことが大切です。

今回は、スムーズに引き出物を選ぶための手順を紹介します。

引き出物を選ぶ前の予備知識

引き出物は複数のアイテムのまとまりです。
まずは、引き出物の一般的な内容を把握する必要があります。

引き出物の基本構成

引き出物の基本構成

引き出物は以下のアイテムで構成されます。
なお、プチギフトは引き出物セットには含まれません。また会費制結婚式(ご祝儀なし)では、引き菓子のみを用意が一般的です。

引き出物の内容
アイテム 必要性
記念品(メイン) もっとも高額なアイテム。最低でも、ひとつは入れます。
引き菓子 最低でも、ひとつは入れる食品アイテム。お菓子をいれるのが一般的です。
縁起物 いれるケースといれないケースがあります。名前のとおり縁起のよいものです。
プラスワンアイテム いれるケースといれないケースがあります。地域や相手によって2品以上のことも。

引き出物の検討時期

カレンダー

引き出物はゲストが決まらなければ決められません。
しかしゲストが決まるのは招待状の返信後のため、遅くなってしまうこともあります。

そのため検討開始は招待状の発送時点
この時期は「○○さんへの引き出物」ではなく、ゲストを大まかなに分類して、ざっくりと決めていきます

注意点

引き出物の検討時期は結婚式の1~2ヶ月前。しかし結婚式1ヶ月前は本格的に忙しくなるので、3~4ヶ月前から準備すると心に余裕ができます。

以下では具体的な引き出物選びの手順を紹介するよ

3分でわかる引き出物選びの手順と時期

以下では手順に沿って、引き出物選び方を説明していきます。

引き出物選びの手順
  1. ゲストを分類する
  2. 引き出物の総額を決める
  3. 購入場所と贈り方を決める
  4. 各アイテムの有無と値段を決める
  5. 引き出物のコンセプトを決める
  6. 各アイテムの内容を決めて注文する

[手順1]ゲストを分類する

披露宴に招待する人のイメージ

目安時期:挙式3~4ヶ月前

最近の結婚式では贈り分けが一般的
いただくご祝儀の金額によって、お贈りする金額が変わります。

この時点では細かくなくてOK
ざっくりと以下のゲストで考えておけば問題はありません。

ゲストの分類
  • 友人と同僚
  • 上司と親族
  • 主賓

もう少し広げてもOK。
たとえば、年代だったり、男性や女性、遠方からの人など。細かくしすぎないようにしましょう。

POINT

上記はあくまで一般的なご祝儀額。
会社によっては、一律3万円とルールのある職場もあります。

[手順2]引き出物の総額を決める

電卓をたたく女性

目安時期:挙式3~4か月前

分類したゲスト属性別に引き出物の総額を決めます
地域によって相場は異なるため、概ね以下の範囲内です。

一般的な引き出物の総額(相場)
ゲスト 引き出物の総額
友人、同僚 4千円~6千円
上司、親族、ご夫婦で招待する友人 5千円~1万円
主賓、祖父母、ご夫婦で招待する親族 1万円~2万円

※後から調整できるため、おおよその金額でOK

引き出物の総額を計算

見積書

全ゲストの引き出物の合計を計算します。
式場との契約時の見積額と比較が大切。具体的な計算例は以下の通りです。

ゲスト 人数 単価 総額
友人、同僚 38名 5千円 190,000円
上司、親族、ご夫婦 19名 7千円 133,000円
主賓、祖父母、ご夫婦 14名 1万円 140,000円
合計 71名 463,000円
注意点

初期見積では友人価格で引き出物の総額を算出する式場もあります。その場合、初期見積から大幅にアップするため注意しましょう。

[手順3]購入場所と贈り方を決める

目安時期:挙式3~4か月前

購入場所と贈り方を決めます。
以下では、それぞれについて説明するので参考にしてみてください。

購入場所

選べる引き出物タイプ

式場もしくは外部ショップがあります。
手順2の算出金額と予算を比較し、予算オーバーなら外部ショップを検討してみてください。

「予算不足で安くする」は悪手であり、ゲストの印象は最悪に……
外部ショップは、式場と変わらないラインナップですが、割引価格で引き出物を用意できます。

Check!

予算はクリアしていてもランクアップという考え方も。ワンランク上の引き出物が贈れるため、ゲスト満足度も高くなります。

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アンシェウェディングの引き出物セット

引き出物専門店のアンシェウェディングなら節約もランクアップも可能!
式場と変わらないクオリティで、引き出物宅配も持ち込みも対応。引き出物カードは最短5分で購入完了。引き出物選びの時間を、結婚式準備に使えて、ゲストにも喜ばれる引き出物です。

多様化する引き出物の贈り方

式場渡しと宅配引き出物

引き出物の贈り方は二種類あります。
どちらでも構いませんが、以下の特徴があります。

引き出物の贈り方
式場渡し 結婚式当日に持ち帰っていただく伝統的な贈り方です。
引き出物宅配 ゲストの自宅に引き出物を郵送する新しい贈り方です。持ち帰りが大変という声から生まれたサービスです。
Check!

伝統的な式場渡しでは、持ち帰りが楽なカードタイプの引き出物もあります。持ち込み料も不要にできる引き出物宅配よりも、新しいサービスです。

[手順4]各アイテムの有無と値段を決める

引き出物の各アイテムの相場

目安時期:挙式2~3か月前

各アイテムのありなし、それぞれの値段を決めます。
地域の相場とゲストの印象を考えて判断することが大事。品数の目安は以下のとおりです。

1品 会費制結婚式
5品~7品 北陸地方(新潟、福井、石川、富山)
2~3品 上記以外
注意点

平均的な品数は2.8品。
2品の結婚式も増えていますが、上司や親族だと少ないと感じる人が多いです。

以下では、それぞれのアイテムの相場や特徴を紹介するね

三品目(縁起物・プラスワンアイテム)

縁起物の「昆布や鰹節」

1千円~2千円が相場です。
ボリュームゾーンは定価で1千円。マナー重視なら縁起物、実用性重視ならプラスワンアイテムがオススメです。

POINT

三品目があると引き出物全体が豪華な印象に。500円からのアイテムもあるため、品数や金額調整にも役立ちます。

引き菓子

セレブバームクーヘン

三品目と同じく1千円~2千円が相場
引き菓子は、家族へのお土産の意味があり、内容量に注意しましょう。

POINT

すべてのゲスト共通のアイテムを選ぶ新郎新婦さまがほとんど。ゲストごとに贈り分けをしても構いません。

記念品

総合版カタログギフト

もっとも高額な引き出物です。
[総額-引き菓子+三品目=記念品]の金額で、ゲストのご祝儀相場で金額は異なります。

記念品の目安
ゲスト 引き出物の総額 記念品の金額
友人、同僚 4千円~6千円 3千円~5千円
上司、親族、ご夫婦で招待する友人 5千円~1万円 4千円~8千円
主賓、祖父母、ご夫婦で招待する親族 1万円~2万円 6千円~1万6千円

引き出物カード

引き出物カード「ブレス」

引き出物カードなら、それぞれのアイテムを選ばなくてOK!
新郎新婦さまの選ぶ手間がなく、ほかの結婚式準備に専念できます。また、ゲストが好きなアイテムを選べるため、実はゲストも嬉しい引き出物です。

結婚式後のキャンセルもできる
もっともスマートで、おしゃれな引き出物

引き出物カードの説明

価格
3,311~9,460円(税込)
コース
全3種類×14コース

引き出物宅配よりも便利な引き出物が新登場!
結婚式後のキャンセル可、住所入力不要、ゲストも大満足なこと間違いなしの新しい引き出物です。

引き出物カード 3つの特徴

  • Point1
    結婚式後のキャンセルや数量変更ができる
  • Point2
    すべての引き出物をゲストが選べる
  • Point3
    引き出物選びが不要!結婚式準備に専念できる
引き出物カードのデザイン

引き出物カード「シエル」 はこちら

※引き出物カードを選ぶ場合は、以降の手順は不要です

[手順5]引き出物のコンセプトを決める

ディズニーの引き出物

目安時期:挙式2ヶ月前

各アイテムを決める前にコンセプトを決めると◎
先にゲストへの印象とコンセプトを決めておくと、スムーズな引き出物選びができます

ゲストへの印象

ゲストへの印象 ポイント
おしゃれにしたい ブランド系のアイテムを選ぶ
豪華な印象にしたい 品数を相場よりも多めにする
使ってもらいたい 実用的なアイテムを選ぶ

コンセプト別の引き出物の選び方は別記事も参考にしてみてください。
お酒やグルメ、ディズニー、おしゃれなど、相手にあわせて選ぶのがオススメです。

[手順6]各アイテムの内容を決めて注文する

引き出物のおしゃれなブランド

目安時期:挙式20日~1ヶ月前

金額・品数・コンセプトが決まったら、各アイテムを探します。
条件が決まっていれば、あとは絞り込み検索を使って選ぶと効率的です。

セット検索

アンシェウェディングはセット検索も可能!
細かく条件を指定していただければ、ぴったりの引き出物セットをかんたんに探せます

人気の引き出物

具体的な商品を探すと迷うこともあるかも。
以下では、かんたんに定番のアイテムを紹介するので参考にしてみてください。

  • 記念品

    定番はカタログギフトです。食器、タオルも実用的で人気のアイテムです。友人ならコスメや雑貨もオススメです。

  • 引き菓子

    半数がバームクーヘンを選択。デニッシュやケーキ、イチオシはデパ地下スイーツのブランドです。

  • 縁起物

    梅干しやかつお節が定番アイテム。ただ使い道がないという人もいるので、実用的なアイテムとしてプラスワンアイテムの入浴剤やタオルもオススメです。

1分で振り返り
この記事のまとめ

アンシェくん

最後にもう一度手順を記載します。
振り返りとして確認してみてください。

  1. ゲストを分類する
  2. 引き出物の総額を決める
  3. 購入場所と贈り方を決める
  4. 各アイテムの有無と値段を決める
  5. 引き出物のコンセプトを決める
  6. 各アイテムの内容を決めて注文する

何も決めずに探し始めると二度手間になったり、引き出物迷子になる確率が高くなります。

迷ったら引き出物カードも◎
アンシェウェディングの引き出物カードは、ゲストが好きなアイテムを選べるだけでなく、結婚式後に返品ができる業界初のサービスです。