脱・引き出物迷子!6つの手順で効率的で喜ばれる引き出物の選び方

「引き出物を検討しているけど、考えてばかりで手が止まってしまう」

結婚式準備の終盤におこなう引出物選び。
迷ってしまって、なかなか決まらずに焦ってしまうかもしれません。そこで今回は引き出物選びの6つの手順を紹介します。

スムーズに引き出物が決まるだけでなく、ゲストに「残念…」と思われない引き出物選びのコツも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

引き出物を選ぶ前の予備知識

引き出物は複数のアイテムのまとまりです。
まずは、かんたんにスタンダードな引き出物を紹介します。

引き出物の基本構成

引き出物のそれぞれの意味

定番は記念品(メイン)・引き菓子・縁起物の3品セットです。
最近は縁起物ではなく、プラスワンアイテムと呼ばれるタオルやグラスを選ぶ新郎新婦さまも。品数は地域によって2品や3品以上を組み合わせることもあります。

スタイル別の引き出物の必要性
アイテム ご祝儀制 会費制
記念品(メイン)
引き菓子
縁起物
プラスワンアイテム

◯:必須、△:新郎新婦さま次第、✕:不要

なお、プチギフトは引き出物ではありません。
また会費制結婚式(ご祝儀なし)では、引き菓子のみが一般的です。

引き出物の検討時期

カレンダー

引き出物はゲストが決まってから注文します。
ゲストが決まるのは招待状の返信はがきが届いてから。しかし、ゲスト確定後に引き出物選びを始めるのは遅すぎます。

引き出物の検討開始は招待状の発送前後
この時期は「○○さんへの引き出物」ではなく、ゲストを大まかに分類して、上司や中学の友達のようにざっくりと決めていきます

注意点

アンシェウェディングのように注文後も数量変更やキャンセルができるショップもあれば、発注後は数量変更やキャンセルができないショップもあります。

以下では具体的な引き出物選びの手順を紹介するよ

喜ばれるよりも重要な「残念」と思われない引き出物

引き出物カードカードやカタログが人気の理由も実用性

大切なのは「残念な引き出物」と思われないこと!
なぜなら欲しいや必要なアイテムは、タイミングによっても変わりますし、すべてのゲストの趣味嗜好を知ることは難しいからです。

残念を避けるためには…
金額と品数の相場を守りつつ実用性の高いアイテムを選ぶこと。引き出物カードやカタログギフトなど選べるギフトの他に何枚あっても困らないタオルなどがあります。

注意点

避けるべき引き出物としてはイニシャルや写真入り、式場渡しなら重いものなど。個性の強いアイテムや宗教・政治的なアイテムも避けた方が無難です。

5分でわかる引き出物選びの手順と時期

スムーズな引き出物選びの手順は6つです。
それぞれの手順別に実施内容と目安時期を記載しているので、参考にしながら進めてみてください。

引き出物選びの手順
  1. ゲストを分類する
  2. 引き出物の総額を決める
  3. 購入場所と贈り方を決める
  4. 各アイテムの有無と値段を決める
  5. 引き出物のコンセプトを決める
  6. 各アイテムの内容を決めて注文する

[手順1]ゲストを分類する

披露宴に招待する人のイメージ

目安時期:挙式3~4ヶ月前

最近の結婚式では贈り分けが一般的
いただくご祝儀の金額によって、引き出物の総額も違えば、アイテムも変わります。

この時点では細かくなくてOK
ざっくりと以下のゲストとの関係性で考えておけば問題ありません。

ゲストの分類例

  • 友人と同僚
  • 上司と親族
  • 主賓

関係性以外の分類方法もあります。
たとえば、年代や家族構成、男性や女性、遠方からのゲストなど。細かすぎると大変になるので、4~6つの分類が目安です。

[手順2]引き出物の総額を決める

電卓をたたく女性

目安時期:挙式3~4か月前

分類したゲスト別に引き出物の総額を決めます
地域によって相場は異なりますが、概ね以下の範囲内です。

一般的な引き出物の総額(相場)
ゲスト 引き出物の総額
友人、同僚 4千円~6千円
上司、親族、ご夫婦で招待する友人 5千円~1万円
主賓、祖父母、ご夫婦で招待する親族 1万円~2万円

※後から調整できるため、おおよその金額でOK

引き出物の総額を計算

見積書

全ゲストの引き出物の合計を計算します。
式場との契約時の見積額と比較が大切。具体的な計算例は以下の通りです。

ゲスト 人数 単価 総額
友人、同僚 38名 5千円 190,000円
上司、親族、ご夫婦 19名 7千円 133,000円
主賓、祖父母、ご夫婦 14名 1万円 140,000円
合計 71名 463,000円
注意点

初期見積では友人価格で引き出物の総額を算出する式場もあります。その場合、初期見積から大幅にアップするため注意しましょう。

[手順3]購入場所と贈り方を決める

目安時期:挙式3~4か月前

購入場所と贈り方を決めます。
以下では、それぞれについて説明するので参考にしてみてください。

購入場所

選べる引き出物タイプ

結婚式場と外部の専門ショップがあります。
多くの結婚式場は定価販売のため、予算オーバーや節約、ランクアップを目的に外部ショップという選択肢もあります。

ここでの外部ショップとは引き出物専門店のこと。
引き出物は大量注文に加え、独特のルールがあるため対応しきれないお店もありますが、引き出物専門店なら安心。しかもお品物は式場とほとんど変わらないのもメリットです。

POINT

式場にはないサービスを利用する目的(例:引き出物宅配や引き出物カード、取り扱いのない商品など)で外部ショップを利用する新郎新婦さまもいます。

最大72%OFFの引き出物
ランクアップも節約も自由自在!

アンシェウェディングの引き出物セット

引き出物専門店のアンシェウェディングなら節約もランクアップも可能!
式場と変わらないクオリティで、引き出物宅配も持ち込みも対応。引き出物カードは最短5分で購入完了。引き出物選びの時間を、結婚式準備に使えて、ゲストにも喜ばれる引き出物です。

多様化する引き出物の贈り方

式場渡しと宅配引き出物

引き出物の贈り方は3種類あります。
それぞれに特徴があるので、かんたんに紹介します。

引き出物の贈り方
式場渡し 結婚式当日に持ち帰っていただく伝統的な贈り方です。
引き出物宅配 ゲストの自宅に引き出物を郵送する。持ち帰りが大変という声から生まれたサービスです。
引き出物カード ゲストがすべての引き出物を選ぶ新しい贈り方。式場渡しと引き出物宅配のデメリットを解決したサービスです。

[手順4]各アイテムの有無と値段を決める

引き出物の目安額

目安時期:挙式2~3か月前

各アイテムのありなしと値段を決めます。
地域の相場とゲストの印象を考えて判断することが大事。品数の目安は以下のとおりです。

1品 会費制結婚式(主に北海道や青森)
5品~7品 北陸地方(新潟、福井、石川、富山)
2~3品 上記以外
注意点

平均的な品数は2.8品。
2品の結婚式も増えていますが、上司や親族だと少ないと感じる人が多いです。

以下では、それぞれのアイテムの相場や特徴を紹介するね

三品目(縁起物・プラスワンアイテム)

縁起物の「昆布や鰹節」

1千円~2千円が相場です。
ボリュームゾーンは定価で1千円。昔は縁起物一択でしたが、最近はコーヒーやフェイスタオル、グラスを選ぶ新郎新婦さまもいます。

縁起物ならカツオ節や紅白うどん、お赤飯など。
その他に縁起物への解釈が広がりラーメン(長い麺は縁起がいい)を選ぶ人も。地域によっては風習で必ず入れるアイテムがあるため、ご両親へ事前に確認がオススメです。

POINT

三品目があると引き出物全体が豪華な印象に。500円からのアイテムもあるため、品数や金額調整にも役立ちます。

引き菓子

セレブバームクーヘン

三品目と同じく1千円~2千円が相場
引き菓子は、家族へのお土産の意味があるため、内容量に配慮をすると気が利いています

3人以上のご家族 ホール系のケーキやバウムクーヘンを、みんなで切り分けてワイワイ食べられる
ご夫婦や一人暮らし 個包装のお菓子にすれば開けたその日のうちに食べきる必要がない

記念品(メインのお品物)

総合版カタログギフト

もっとも高額な引き出物です。
披露宴に出席してくださったゲストへ感謝の気持ちとして記念品を用意します。[総額-引き菓子+三品目=記念品]の金額で、ゲストのご祝儀相場で金額は異なります。

記念品の目安
ゲスト 引き出物の総額 記念品の金額
友人、同僚 4千円~6千円 3千円~5千円
上司、親族、ご夫婦で招待する友人 5千円~1万円 4千円~8千円
主賓、祖父母、ご夫婦で招待する親族 1万円~2万円 6千円~1万6千円

引き出物カード

引き出物カード「ブレス」

引き出物カードなら、それぞれのアイテムを選ばなくてOK!
新郎新婦さまの選ぶ手間がなく、ほかの結婚式準備に専念できます。また、ゲストが好きなアイテムを選べるため、実はゲストも嬉しい引き出物です。

結婚式後のキャンセルもできる
スマートで、おしゃれな引き出物

引き出物カードの説明

価格
3,652~19,250円(税込)
コース
全4種類×12コース

引き出物宅配よりも便利な引き出物が新登場!
結婚式後のキャンセル可、住所入力不要、ゲストも大満足なこと間違いなしの新しい引き出物です。

引き出物カード 3つの特徴

  • Point1
    結婚式後のキャンセルや数量変更ができる
  • Point2
    すべての引き出物をゲストが選べる
  • Point3
    引き出物選びが不要!結婚式準備に専念できる
引き出物カードのデザイン

引き出物カード「シエル」 はこちら

※引き出物カードなら以降の手順は不要です

[手順5]引き出物のコンセプトを決める

ディズニーの引き出物

目安時期:挙式2ヶ月前

各アイテムを決める前にコンセプトを決めると◎
先にゲストへの印象とコンセプトを決めておくと、スムーズな引き出物選びができます

ゲストへの印象

印象 ポイント
おしゃれにしたい ブランド系のアイテムを選ぶ
豪華な印象にしたい 品数を相場よりも多めにする
使ってもらいたい 実用的なアイテムを選ぶ

コンセプト別の引き出物の選び方は別記事も参考にしてみてください。
お酒やグルメ、ディズニー、おしゃれなど、相手にあわせて選ぶのがオススメです。

関連記事

[手順6]各アイテムの内容を決めて注文する

引き出物のおしゃれなブランド

目安時期:挙式20日~1ヶ月前

金額・品数・コンセプトが決まったら、各アイテムを探します。
条件が決まっていれば、あとは絞り込み検索を使って選ぶと効率的です。

セット検索

アンシェウェディングはセット検索も可能!
細かく条件を指定していただければ、ぴったりの引き出物セットをかんたんに探せます

人気の引き出物

具体的な商品を探すと迷うこともあるかも。
以下では、かんたんに定番のアイテムを紹介するので参考にしてみてください。

  • 記念品

    定番はカタログギフト、その他に食器やタオルは実用的で人気のアイテム。友人ならコスメや雑貨も◎

  • 引き菓子

    半数がバームクーヘンを選択。デニッシュやケーキ、デパ地下スイーツなら一気に華やぎます。

  • 縁起物

    梅干しやかつお節が定番。最近はカレーやスープなどのグルメ系、入浴剤やタオルも人気です。

以下の関連記事もぜひ参考にしてみてください。

1分で振り返り
この記事のまとめ

アンシェくん

最後にもう一度手順を記載します。
振り返りとして確認してみてください。

  1. ゲストを分類する
  2. 引き出物の総額を決める
  3. 購入場所と贈り方を決める
  4. 各アイテムの有無と値段を決める
  5. 引き出物のコンセプトを決める
  6. 各アイテムの内容を決めて注文する

何も決めずに探し始めると二度手間になったり、引き出物迷子になる確率が高くなります。

迷ったら引き出物カードも◎
アンシェウェディングの引き出物カードは、ゲストが好きなアイテムを選べるだけでなく、結婚式後に返品ができる業界初のサービスです。