頭を抱える男性

引き出物を選ぶ際に新郎・新婦の皆さんが気にするのが、お渡ししたゲストが引き出物をどのように感じるかだと思います。

「今回の引き出物、しょぼっ!」や「なんだか安っぽい引き出物よね。」なんて思われたくないですよね。

そこで今回は、引き出物が「しょぼい」や「安っぽい」と思われる理由と、そう思われないための注意点をご説明いたします。

ゲストが引き出物を「しょぼい」と思う理由

引き出物を「しょぼい」と思う理由は人それぞれですが、しょぼいと思われる理由は、年齢と性別で分類することができます。

まずは、性別や年齢別に引き出物をどのように感じているかをみていきましょう。

性別で異なる引き出物の感じ方

男性と女性で引き出物の感じ方は異なります。以下では性別ごとに違いをご説明します。

女性の引き出物の感じ方

女性

女性は過去の引き出物と比較をし、金額的に低いと分かれば「しょぼい」と感じる傾向が強いです。誕生日プレゼントで考えてみましょう。

24歳の愛さんは誕生日プレゼントに彼氏から1万円のネックレスをもらいました。しかし、過去に付き合っていた元彼からのプレゼントは3万円のプレゼントだった彼女はプレゼントは嬉しいけど、少しだけやりきれない気持ちになりました。

このように過去と比較をし、いま付き合っている男性からもらった(1万円の)プレゼントを「しょぼい」と判断するわけです。また、女性はもらったプレゼントの金額を知りたがる傾向にあります。

全員が同じではもちろんありませんが、中にはもらったプレゼントの金額を知ることで、自分がどの程度大切にされているかを判断する人もいるようです。

男性の引き出物の感じ方

男性

男性は自分が必要か?使えるか?が「しょぼい引き出物」の判断基準になる傾向が強いです。

女性とは真逆で男性は主観をベースに判断するといえます。つまり、自分が欲しいものをもらうと嬉しいと感じるわけです。

高価なプレゼントでも、

  • 趣味に合わない商品
  • 自分が全く使わない商品

をもらうと「しょぼい」や「いらない」と判断します。男性は自分の趣味に合わないものでも”自分のために選んでくれた”ということが感じられると嬉しいと思う傾向もあるようです。

その理由は男性が女性に比べるとプレゼントをもらう機会は圧倒的に少ないからです。このような理由から過去にもらったプレゼントと比較するのではなく、今の自分に必要か?や今もらって嬉しいか?を重視するのかもしれません。

年齢別の引き出物の感じ方

続いて年齢別に引き出物をどのように感じるかを見ていきましょう。

20代前半くらいまで

友達

20代前半のゲストは、結婚式に参加した経験が少ない年齢です。
人によっては、初めて披露宴に招待されるゲストもおり、比較対象がありません。

では、何で判断をするのでしょうか?
多くの人は自分が包んだご祝儀の金額を基準に判断します。
披露宴中の料理や引き出物とご祝儀を比べて高い安いの判断をする人が多くなります。

例えば以下のような計算をして「なんか損してない?」と感じる傾向があります。

ご祝儀3万円>料理1万円+引き出物6千円

ご祝儀は文字通り「お祝い」のため損得ではありませんが、感覚的に損か?得か?で計算をしてしいます。

注意点

特に気を付けたいのが、それほど仲が良いとはいえない友人や同僚で損得で判断する傾向が強くなります。また、結婚式に初めて招待された方は引き出物に対する判断基準がないので主観的に高いか安いかの判断をします。

引き出物選びのポイント
20代前半ゲストの引き出物選びのポイント

結婚式に初めて参加するゲストは判断基準がありません。
純粋に「嬉しい」や「欲しかった」を基準にする傾向が強いといえます。そのため定番的な引き出物は避けて、ゲスト別に引き出物を選ぶことがおすすめです。

例えば、引菓子の定番はバームクーヘンですが、少し気を利かせたアイテムを選びます。一人暮らしのゲストなら個包装されたミニバウム、チョコが好きなゲストならガトーショコラなど工夫をすると喜ばれると思います。

メインの引き出物も、カタログギフトは避けて人気のブランド商品を選んでみてください。例えば、女性にはジルスチュアートの食器はおすすめ!

「これ、いくらぐらい?」という発想よりも先に「かわいい商品が入っていた!」と思ってもらえます。カタログギフトは、好きな商品を選んでもらえる一方で、選んでいるうちに「いくらくらいなんだろう?」と思われる可能性が高いです。

Check!
  • 定番アイテムのカタログギフトは避ける
  • 引き菓子はひと工夫をする
  • ブランド力や見た目のいいアイテムを選ぶ

20代後半~30代前半くらいまで

30代女性

20代後半になると結婚式に参加する経験があります。そのため過去に参加した結婚式と比較されやすい年齢と言えます。

中には友人ゲストのご本人の結婚式と比較されることも。周囲の結婚式の引き出物と、あなたの引き出物を比較して「しょぼい」や「安い」と判断されてしまうわけです。

引き出物の選びのポイント
20代後半~30代前半ゲストの引き出物選びのポイント

20代後半~30代前半のゲストにはカタログギフトがおすすめです。理由としては以下のようなものがあげられます。

  • 引き出物をもらった時の驚きが少ない

    何度か引き出物をもらううちに「こんな引き出物もらった!」という驚きが薄れています。驚きが小さい分、カタログギフトで好きな商品をお選びいただくことで、できるだけ喜んでいただけます。

  • ゲストの出費がかさむ

    この年齢のゲストは、年に何回か結婚式に参列する人も。ご祝儀の出費が痛いためカタログギフトで好きな物や生活に必要なものを交換していただくことで、少しでも出費の軽減をお手伝いするという考え方です。

  • 年に数回引き出物をもらう

    カタログギフト以外の商品は、新郎新婦がそれぞれの想いで選んだ商品を引き出物にすることになります。何回か出席する結婚式で、自分の好みの商品ではないものを何度かもらうと「がっかり感」が倍増します。

ただし、カタログギフトでも注意が必要です。
カタログギフトは、引き出物として圧倒的に人気がある商品で、特に利用の多いブライダル専用カタログギフトは、4種類しかありません。
そのため他の結婚式との「かぶり」が起こる可能性があり、人によっては同じカタログギフトをもらう可能性がでてきます。

そこでおすすめはコンセプトのあるカタログギフトです。

例えば、グルメな人にはボーノタイムを、お酒好きなら銘酒カタログギフトなど専門カタログが喜ばれると思います。

30代半ば以上

30代半ば以上

30代半ば以上のゲストは、引き出物を何度ももらったことがある可能性が高いです。その中には、

  • 豪華な引き出物
  • ほんとに嬉しかった引き出物
  • しょぼい引き出物
  • 安い引き出物

など色々な経験があるといえます。そのため極端に相場より安い引き出物や使い道がない引き出物でなければマイナスな印象を持たれません。

逆にプラスの印象を受けることも少ないともいえます。つまり、引き出物に対して、何も思わない(興味が薄い)傾向が強いといえます。

引き出物の選びのポイント
30代半ばゲストの引き出物選びのポイント

引き出物選びが一番難しいゲストの年齢です。
ゲストに喜んでいただける引き出物をお贈りいただきたいと考えるアンシェウェディングとしては、是非カタログギフトではない引き出物でトライしていただきたいです。

なぜなら、この年齢のゲストの方にカタログギフトを贈ると、

  • 定番のカタログギフトね!
  • いらないものもらうよりはましだけど…

と思われる可能性が高いからです。できれば過去に出席した引き出物の中で最もセンスが良いと思ってもらえるような引き出物をお選びいただきたいです!

喜んで頂くためにも趣味や好みのブランドなど、ゲストに関する情報を少なからず把握する必要があります。ゲストの趣向にピタリとはまる引き出物がお贈りできれば、すごく喜んでもらえます。

引き出物にはゲストにご満足いただける商品がたくさんあります。是非、ゲストの好みにあわせて贈り分けをしてみてください。

親族や上司

親族

親族や上司のゲストは、引き出物に対して「しょぼい」「安い」というより「失礼」「非常識」といった、厳しい印象をもたれてしまう恐れがあります。万が一、失礼や非常識と思われたら、

  • 挙式後の親族のお付き合いに影響する
  • 職場でのコミュニケーションに響く(出世に響くことも!?)

などに発展する可能性も少なからずあります。
上司や親族は引き出物の内容より引き出物にかかる金額に注意が必要です。なぜなら上司や親族は、友人や同僚ゲストと比べると高いご祝儀を用意することが一般的だからです。

式中の料理や演出を上司や親族だけ高価な内容にするわけにはいきません。そのため引き出物の内容で差をつけてお贈りする必要があります。

引き出物の選びのポイント
上司や親族の引き出物選びのポイント

まずは可能な限り情報を集めることをおすすめします。親族であれば両親に、上司であれば職場の先輩や同僚などに聞くといいですね。

上司なら、あなたが招待する上司を結婚式に招待したことがある同僚がいればベスト!
引き出物の総額や内容まで可能な限り詳しく聞くと良いでしょう。そういったことを同僚や先輩に聞くのは失礼にはあたりません。

全く情報が集まらないなら引き出物の相場を参考に金額を決めるようにします。ただ、相場はあくまでも平均値のため、相場よりもやや高めの引き出物をご用意するのが望ましいといえます。

後に親族関係が良好になることや、上司とのコミュニケーションが円滑になることを考えると数千円程度の金額は安いといえるかもしれません。

しょぼいと思われやすい引き出物

引き出物で最も利用される商品はカタログギフトです。
約7割の新郎新婦が引き出物にカタログギフトを選んでいるといわれています。(※)

※出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査2017調べ

しかし、実は「しょぼい引き出物」や「安い引き出物」と思われてしまう観点でいえば、カタログギフトは要注意なアイテム!

なぜなら、カタログギフトには多数の商品が掲載されていて(商品によっては数千点の掲載)、その中には自分が買ったことがある商品があったり、カタログギフトを眺めていると何となく金額が想像できるからです。

つまり、カタログギフトはゲストに金額がばれやすい商品といえます。また、カタログギフトには『システム料』という商品以外の費用が必要になります。

システム料は、1冊あたり600~800円程度が一般的。特に3,000円のカタログギフトは注意が必要で、新郎新婦の負担は3,000円ですが、金額の内訳は、

となります。つまり、引き出物としてゲストが受け取る商品の目安は2,400円になります。

2,400円の引き出物の商品は「しょぼい」と思われがちな価格帯といえます。引き出物にカタログギフトを選ぶならシステム料別で3,000円以上のコースが無難です。

「持ち込み」や「宅配」で引き出物を豪華に

宅配

引き出物を「しょぼい」や「安っぽい」と思われる理由は金額による部分もあります。

結婚式の引き出物は結婚式場から購入することが一般的。
結婚式場は、基本的に引き出物を定価に近い価格で販売します。そこでおすすめが引き出物専門のネットショップです。

引き出物専門のネットショップは、式場よりも安い価格で販売をしています。ネットショップで引き出物を購入することで、同じ予算でも豪華な引き出物をお贈りすることが可能となります。

例えば、ご友人向け引き出物なら以下のように同じアイテムでも非常にお得に購入できます。

購入場所 購入内容 支払う金額
式場購入 定価5,000円の引き出物セット 5,000円
ネットショップ 定価7,000円の引き出物セット 4,900円(30%OFF)

ネット引き出物ショップでは、40%OFFや50%OFFといった商品もあります。割引と聞くと「粗悪品かもしれない!」と思う方もいるかもしれませんが、ネットショップの商品は式場で購入する商品とほとんど変わりません

同じ品質の商品であれば定価で2,000円高くなっている分、商品が豪華になります。また、ゲストに与える印象も、

  • 豪華な引き出物
  • 前回出席した結婚式よりいいものをもらった!

となるはずです。ただし、式場によっては引き出物を持ち込むと「持ち込み料」が必要になります。

持ち込み料は引き出物1人分につき300~500円程度。
そのため持ち込み料を含めた引き出物の金額と式場購入の金額を比較してお得な方で購入するのがおすすめです。

引き出物宅配は持ち込み料も不要

持ち込みと並行して検討したいのが「引き出物宅配」です。引き出物宅配は、挙式当日に式場で引き出物を渡さずに、ゲストのご自宅に直送するサービス。

  • 二次会で引き出物を失くす心配がない
  • 重い引き出物を持ち帰らなくていい

などゲストに喜ばれています。さらに、引き出物宅配には持ち込み料がかからないというメリットもあります。

引き出物をゲスト宅に直送するため結婚式場に持ち込む必要すらないのです。引き出物宅配を利用して、

  • ネット引き出物ショップでの割引購入
  • 持ち込み料不要

とダブルにお得!
最近は引き出物宅配の利用者が増えています。

尚、引き出物宅配は、式場の利益が減るため、持ち込みをしていないにも関わらず持ち込み料を請求する結婚式場が出てきているようです。トラブル回避のため事前に結婚式場に確認することをおすすめします。

この引き出物「しょぼっ!」って思われない為の心得のまとめ

  • 女性は、他の結婚式と比較し引き出物の良し悪しを判断する
  • 男性は、自分が欲しいかどうかで引き出物の良し悪しを判断する
  • 引き出物は、ゲストの年齢によってもらった印象が大きく異なる
  • 上司や親族のゲストには「失礼」「非常識」と思われてしまう可能性がある
  • 引き出物にカタログギフトを贈るならシステム料別で3,000円以上のコースが無難
  • 引き出物専門のネットショップを利用すると割引価格で商品が購入できる
  • 引き出物宅配サービスを利用すれば割引分で引き出物を豪華にできる

引き出物選びは大変ですが、ゲストに喜んでもらえる商品を選べばゲストも満足のいく結婚式になりますよ。