
ご夫婦やご家族で招待するゲストは、ご祝儀の金額も高いため引き出物の内容は、お一人で列席するゲストとは変える必要があります。
今回は友人・同僚と親族・上司に分けて、夫婦・家族ゲストにぴったりの引き出物をご紹介します。ご夫婦ゲストやご家族ゲストの引き出物に迷ったら必見です。
ご夫婦・ご家族ゲストの引き出物の考え方
まずは簡単に夫婦や家族ゲストの引き出物の考え方をご紹介します。
基本的に引き菓子は全ゲスト共通がおすすめです。
引き菓子まで贈り分けをすると非常に大変になるため多くの新郎新婦は引き菓子は共通にしています。
では、夫婦・家族ゲストへの贈り分けはどのようにするのでしょうか?
メインの引き出物を変える
最もスタンダードな方法はメインの引き出物を変更する方法です。
お一人で列席するゲストの方に比べて、数千円高いアイテムを用意します。
プラスワンアイテムをつける
メインの引き出物と引き菓子は共通にし縁起物やプラスワンアイテムで調整します。
品数も多くなるため豪華に魅せることができますが、あまりに大きさが異なると一人で列席しているゲストに「自分の引き出物より大きい」と思われるリスクがあります。

引き出物宅配を利用すれば贈り分けがゲストに知られることはないよ。
メインの個数は1点でも2点でもOK
ご夫婦への引き出物の個数は1点でも2点でも構いません。
新郎新婦から「夫婦で招待する方には引き出物は二つ必要ですか?」と質問をされることが多いのですが、金額さえ守れば引き出物は一つでも問題ないのです。
友人や同僚の夫婦・家族向け引き出物
友人や同僚のご夫婦・ご家族には特徴があります。この特徴を知れば素敵な引き出物が用意できます。
- 年齢が20代~30代である
- 新婚である可能性がある
- お子様が幼少であることが多い
メインの引き出物1点の場合
カタログギフト以外ではペアグラスなどのお二人でお使いいただける商品が人気です。具体的な人気商品をご紹介していきます。まずはメインの引き出物をご夫婦で一点の場合から。
カタログギフト
1点の場合にはカタログギフトが圧倒的に人気です。
友人・同僚のご夫婦(特に新婚夫婦)は生活雑貨など色々と必要になる時期です。とくに雑貨の掲載が充実したカタログギフトをお贈りすると、選べる幅も広くお喜びいただけるケースが多いです。
お品物(カタログギフト以外)
カタログギフト以外では2枚組タオルや、ペアグラスなどのお二人でお使いいただける商品が人気です。
メインの引き出物2点の場合
続いてはメインの引き出物を2点にするときのおすすめ商品です。
カタログギフト
カタログギフトは少し予算オーバーになってしまいます。
カタログギフトを二冊にすると、お二人それぞれお選び下さいという意味合いがこもっています。ただし、カタログギフトの種類によっては「選ぶものがない」となりかねないので、必ず中身をみて選ぶようにすることが大切です。
以下は価格は安いコースですが、掲載商品も決して見劣りしないカタログギフトです。
お品物(カタログギフト以外)
2品でご夫婦それぞれのお品物を準備する場合には、男性用・女性用とはっきり区別できるような商品がおすすめです。
女性向けアイテム
男性向けアイテム
プラスワンアイテム
続いてはプラスワンアイテムで調整するためのアイテムをご紹介します。
お品物(食品以外)
メインの引き出物は別にあるため価格は1,000~2,000円前後のアイテムになります。単純に品数が多くなるため豪華と思われる方法ともいえます。
食品(縁起物含む)
プラスワンアイテムでは食べ物を用意する方も少なくありません。
お子様向けアイテム
家族向けにはお子様にキャラクター系のアイテムを用意すると喜ばれます。
お子様向けのお品物をプラスワンアイテムで1,000円前後の商品を添えるのがおすすめです。
上司・親族のご夫婦(ご家族)への引き出物
上司や親族ゲストの引き出物は友人ゲストに比べて難しさがあります。
普段は接することが少ない方も多くゲストの趣味嗜好が分からないことも多いからです。しかし、上司や親族でも選び方のポイントがあります。
- 年齢の幅が広いため年齢に合わせて選ぶ
- ブランド物など名前がアイテムを選ぶ
- 定番アイテムは避けた方が良い
メインの引き出物1点の場合
まずはメインの引き出物を1点選ぶ場合の商品をご紹介します。
カタログギフト
上司や親族のゲストは結婚式に参加した回数も多いゲスト。
そのためカタログギフトは、よく貰っているケースが多いため、定番カタログギフトは避けて特徴のあるカタログギフトがおすすめです。
お品物(カタログギフト以外)
メイン引き出物が1点の時に選ぶお品物は”ブランド”がおすすめです。
メインの引き出物2点の場合
ご夫婦それぞれで、男性用・女性用と分けて贈るパターンと、ご家族でご利用できる商品を2つ贈るパターンが考えられます。
男性向けアイテム
女性向けアイテム
ご家族向けアイテム
プラスワンアイテム
続いてはプラスワンアイテムで調整するためのアイテムをご紹介します。
上司・親族の子供は既に中学生以上のことも多いはずです。その場合は、お子様向けは不向きですので、お品物や食品で調整するのが良いですよ。
お品物(食品以外)
友人や同僚と同じく価格は1,000~2,000円前後になります。
食品(縁起物含む)
年代によっては商品を和菓子や洋菓子とわけるのがおすすめです。
夫婦・家族ゲストの引き出物のまとめ
最後に友人・同僚と親族・上司の夫婦・家族ゲストでポイントをまとめます。
友人や同僚の夫婦・家族ゲスト
メインの引き出物を1点にする場合- カタログギフトなら選べる幅が広い
- お品物ならペアのアイテムが喜ばれる
- カタログギフトは予算オーバーになる可能性あり
- 安いカタログギフトは中身を必ずチェックする
- 品物は男性用と女性用で区別できるアイテムがおすすめ
- 品数が多くなり豪華と思われやすい
- 食器やタオル、食品など選べる範囲が広い
- 家族向けなら子供向けアイテムも選択肢のひとつとなる
親族や上司の夫婦・家族ゲスト
メインの引き出物を1点にする場合- カタログギフトなら定番ではなく特徴のある専門カタログが良い
- 品物なら高級ブランドの商品を選ぶと良い
- 男性用と女性用ではっきりと区別がある商品を選ぶ
- 家族で使えるアイテムを選ぶ
- 品数が多くなり豪華と思われやすい
- 食器やタオル、食品など選べる範囲が広い
- 子供が中学生以上のことが多いので子供向けアイテムは控える