引き出物の準備スケジュール

引き出物で悩む新郎新婦さまは少なくありません。
インスタグラムでも「#引き出物問題」や「#引き出物選び」などのハッシュタグで数多く投稿されており、ギリギリだと焦って決めることに…

今回は”後悔しないため”の引き出物の検討から申込みまでのスケジュールを紹介していきます。
また「購入店の返品や変更ポリシー」を確認しておかないとムダな出費になりかねないので注意点も併せて説明します。

いつから準備する?引き出物の開始から購入までのスケジュール

引き出物の検討タイミングは、遅くても結婚式の2ヶ月前
理想は結婚式の約4ヶ月から始めるとスムーズ。つまり、プランナーさんとの打ち合わせが始まるタイミングです。

これが理想!引き出物カレンダー

引き出物のスケジュール一覧

POINT

上記は余裕のあるスケジュールです。
時間がなければ最短2ヶ月でも間に合うので安心してください。

贈り分けのパターンによって時間がかかる

披露宴でムービーをみる新郎新婦さまとゲスト

最近の引き出物は贈り分けが一般的です。
約88.2%が贈り分けをしており、親族や上司、友人や同僚と新郎新婦さまとの関係性別に引き出物を選んでいます

贈り分けパターン
パターン数 割合
2パターン 10.2%
3パターン 38.8%
4パターン 25.3%
5パターン以上 25.7%

贈り分けのパターンが多いと引き出物選びに時間がかかります
もっとも多いのは主賓・親族&上司・友人&同僚の3パターンで、多くても4パターンぐらいがオススメです。

POINT

ゲストがすべてのアイテムを選ぶ”引き出物カード”ならコースを選ぶだけのため、結婚式の1.5ヶ月前からでも十分に間に合います。

初期見積と最終見積の金額に差がある理由

引き出物の最終見積に驚いた新郎新婦さまもいるかもしれません。
結婚式場によっては、初期見積の引き出物が友人価格で算出されています。

引き出物の初期見積と最終見積の違い

ゲスト数が同じでも金額は雲泥の差。
予算が厳しいなら外部ショップを検討してみてください。手前味噌ですが、アンシェウェディングは早割なら最大72%OFF。10万円以上オトクに購入した人もいます。

POINT

結婚式場と同じ引き出物も数多くあります。
もしかしたら検討中の商品と全く同じアイテムがあるかも。ブランドからオリジナルまで幅広く取り扱っており、カードの他に引き出物宅配も可能です。

検討から購入までのタスク一覧

チェックリスト

以下に検討開始から購入までのタスクを一覧でまとめました。
チェックシートのような形で使うとヌケモレがなく、引き出物の準備ができるはず。以下の順番で実施していくとスムーズです。

  1. 金額と品数の相場の確認
  2. 両家両親と地域に風習がないかの確認
  3. 予算の確定
  4. 購入場所の検討と決定
  5. 外部ショップを使うなら納品場所と納品日の確認
  6. ゲスト別の引き出物の検討と決定
  7. 引き出物の注文

各ゲストの引き出物は、以下のような表で管理すると◎
似たような表を作成してもいいですし、InstagramのDMか引き出物サイトのお問い合わせフォームからご連絡いただければ無料でファイルをお送りします。

引き出物管理表

実は重要!購入店の返品と変更ポリシー

通販でのショッピングイメージ

購入前に確認しておくべきが返品や変更ポリシーです。
引き出物専門店の中には、注文確定後は一切の変更やキャンセルができないお店があります。

  • 結婚式前にインフルエンザやコロナウイルスになった
  • 台風などの自然災害で交通機関が止まった

上記のようなことはゼロではありません。
実際にアンシェウェディングではブライダル保険も取り扱っていますが年に数回起きています

POINT

アンシェウェディングの引き出物カードは結婚式後に返品ができます。
結婚式当日に欠席が発生し、返品される新郎新婦さまは少なくありません。最低でも2週間前までは変更やキャンセルができるショップがオススメです。

結婚式当日から逆算した引き出物のスケジュール

以下では時系列ごとに注意点とポイントを説明します。

結婚式・披露宴の4~5ヶ月前

プランナーさんとの打ち合わせ

プランナーさんとの打ち合わせが始まる時期です。
打ち合わの初回にパンフレットをもらったり、フェアをされる結婚式場もあります。まずは結婚式を挙げる地域の相場の確認をしましょう。

POINT
  • お互いの両親に希望がないか確認する
  • 地域のしきたりを確認する
  • 相場の金額と品数は必ず確認

相場の金額と品数は必ず確認

まず最初に確認すべきが相場です。
全国平均は2.9品で6,400円ですが、北陸地方は5品や7品など豪華。一方で九州地方は2品の地域が主流となっています。

お互いの両親に希望がないか確認する

ご両親が「○○を入れなさい」ということも。
実際に「直前で両親に変更させられた」という先輩カップルもおり、費用を支援があるなら尚更です。

地域のしきたりの確認

地域によっては風習やしきたりがあります。
たとえば富山県の鯛かまぼこ、香川県のおいりなど。前述と同じく両親に事前確認したり、プランナーさんに聞いておくと安心です。

Check!

親族関係は両親に決めてもらう新郎新婦さまもいらっしゃいます。

結婚式・披露宴の3ヶ月前

結婚式の招待状

挙式3ヶ月前は招待状の発送時期です。
ある程度のゲストが決まっている段階。引き出物は予算を確定させて「どんな引き出物がいいか?」をチェックします。

引き出物パンフレットや引き出物通販サイトをチェックしてみてください。

POINT
  • 遅くならないように招待状を発送する
  • オーダーメイドは早めの手配
  • 引き出物の贈り方の検討

遅くならないように招待状を発送する

招待状は結婚式の2~3ヶ月前に発送します。
返信ハガキは3週間~1ヶ月後に期日設定し人数を確定させます。招待状の発送が遅れると返信も遅れ、引き出物や席次表など全て遅延するので要注意です。

注意点

引き出物だけでなく、披露宴の席を決める上でも挙式1.5ヶ月までには返信をもらえるスケジュールが望ましいです。

引き出物の贈り方の検討

引き出物には3つの選択肢があります。
これまでのスタンダードだった「式場持ち込み」、ゲストの自宅に直送する「引き出物宅配」、もっとも便利な「引き出物カード」です。

予算が厳しかったり、ランクアップがしたかったら外部ショップを検討してみてください。

オーダーメイドは早めの手配

一般的にオーダーメイドは時間がかかります
たとえば、アンシェウェディングで取り扱っている商品でも受注生産品は納品まで約1ヶ月。注文の際には大まかな個数を伝えて「いつまでに注文すれば間に合うか?」を確認しておくと確実です。

注意点

オーダーメイドは基本的に数量変更が不可。
また新郎新婦さまの写真やネーム入りアイテムは”いらない引き出物の象徴”ですので注意を!

結婚式・披露宴の2ヶ月前

結婚式の返信ハガキ(出席バージョン)

挙式2ヶ月前は返信ハガキが届き始める時期。
この段階で引き出物を具体的に決めて「あとは注文するだけ」にしておくとスムーズです。

POINT
  • 未返信の招待状の催促をする
  • 引き出物専門店以外はショップに確認必須
  • 引き菓子は賞味期限も確認しよう

未返信の招待状の催促をする

招待状の返信期日までに連絡がなければ催促を!
期日までに返信のない人が必ずといっていいほどいるもの。期限前でも「そろそろ返信時期だけど、どうかな?」と聞くのもオススメです。

引き出物専門店以外はショップに確認必須

引き出物専門店以外なら以下を確認します。

  • いつまでに注文をすればいいか?
  • 数量の変更を受け付けてくれるか?
  • 納品場所は式場にしてくれるか?

引き出物は絶対に遅れることができません。
専門ショップ以外での購入では大まかなゲストの人数を伝えて用意できるか相談をしてください。

POINT

プランナーさんに式場への納品方法の確認を!
納品日を管理している結婚式場が多く、日付を指定されることが多いです。

引き菓子は賞味期限も確認しよう

引き菓子は食品のため賞味期限を確認します。
式場や引き出物専門店であれば問題ありませんが、百貨店や地元のお菓子屋さんであれば、どれぐらい日持ちするかは確認必須!

POINT

製造から納品、そしてゲストが受け取るまで時間が空くため、最低2週間、できれば3週間あると安心です。

結婚式・披露宴の1ヶ月前

スマートフォンを操作する女性

挙式の1ヶ月前を目安に注文をします。
引き出物は個数が多く発送まで時間がかかるので、基本的に注文期限日があります。

ちなみに、アンシェウェディングでは挙式の21日前までの購入が圧倒的にオトク。早く買っても数量変更やキャンセルは無料で承っています。

POINT
  • 数量変更は早めの連絡をする
  • プチギフトのラッピング材料を用意

数量変更の期限も確認しておく

挙式前にゲストから欠席の連絡がはいることもあります。
しかし、引き出物は数量が多いため発送日直前は対応できないことも…数量に変更がでたら早めに連絡をし相談してみてください。

プチギフトのラッピング材料を用意

プチギフトのセルフラッピング予定なら材料は早めに準備を!
極力、賞味期限の長い焼き菓子やチョコレートを選べば、早い段階で準備できます。最低限、ラッピングの材料だけは揃えましょう。

ひとつだけ作ってみてゲスト分の作成にどれぐらいの時間がかかると想定しておくと良いですよ。

1分で振り返り
この記事のまとめ

アンシェくん
  • 引き出物の準備は遅くても結婚式の2ヶ月前に始める
  • 結婚式の4ヶ月前から引き出物を準備するとストレスなくスムーズにできる
  • まず最初に地域における引き出物の金額と品数の相場を調べる
  • 贈り分けのパターン数が多いと引き出物選びに時間がかかるが、引き出物カードなら1ヶ月程度でも間に合う
  • 初期見積りは低く設定されがちのため早い段階で予算を確定させるといい
  • 購入時は返品や変更ポリシーを必ず確認し、届け日予定の14日前までは変更ができる店舗がいい

引き出物の準備は早めが肝心です。
4ヶ月前からの計画なら心に余裕ができますが、忙しいカップルなら2ヶ月でもOK。購入時の返品ポリシーの確認も忘れずに、効率的な準備でゲストに感謝を伝えられる引き出物選びを心がけましょう。