幹事が何もしない問題

「結婚式二次会の幹事が何もしない」

二次会でよくあるトラブルのひとつです。
焦っている状態だと思いますが、二次会まで1ヶ月あれば十分に対応可能。もし二次会まで残り2週間しかなければ、最悪のケースを参考にしてみてください。

今回は実際にあった幹事がなにもしない例を紹介した上で、それぞれの対策を紹介します。

ピンチ!幹事が何もしない3つのケース

実際にあった事例別に「幹事が何もしない」ときの解決策を紹介します。

幹事の中で協力的ではない人がいる

幹事の中で協力的ではない人がいるケース

新郎側と新婦側でそれぞれ複数の人に幹事を依頼した。
しかし、新郎側もしくは新婦側の全員が協力的ではなく何もしない

※例として新郎側が友人へ幹事を依頼し協力的ではないケースで説明します

状況

話が何も進まないどころか、新婦側の幹事から連絡しても返信がない。
二次会開催まで1ヶ月半と迫ってきている中、二次会の内容や役割など何も決まっていない状態で焦っている。

原因

幹事依頼のやり取りでうまくいってないことが多いです。
無理に依頼をしていたり、仕事が忙しく精神的に参っていたり、新郎が「新婦側の幹事に任せればいいから何もしなくていい」と言っていることも……

解決策

原因の内容や二次会までの日数により複数の解決策があります。

  • 新郎さまから幹事へ声をかける

    連絡できない原因は体調面かもしれないので、頭ごなしではなく理由を聞き対応してもらいましょう。

  • 別の人に幹事を依頼する

    友人と仲違い状態なら別の人へ幹事を依頼します。二次会まで日数が短ければ最低限だけ対応してもらい、新婦側の幹事へ負担していただきます。

  • 新郎様本人が対応する

    最終手段は新郎様本人が対応するしかありません。最悪なのは招待ゲストに迷惑をかけること。ただし新婦側の幹事負担が大きくなります。

POINT

いずれの方法でも新婦側の幹事負担は大きいです。
新郎様負担で少し豪華なお礼がマスト。もちろん迷惑をかけたことも謝罪しましょう。

幹事が一切何もしてくれない

幹事が何も準備していない

何かお願いをしても「それは幹事の仕事じゃない」と言われてにっちもさっちもいかない。
また幹事に状況確認をしたら、ほぼ何もしていなかった。

※例として友人に幹事を依頼したケースで説明します

状況

会場だけが決まっている状況。
友人との関係性も悪化しており、すぐの関係修復ができない。

原因

新郎新婦さまと幹事で役割の話し合いをしていないことで起きやすいです。
とくに最近は幹事経験者が少なくなっており「何をしたらいいかわからない(わからないとはいえない)」という人が増えています。

解決策

二次会までの残り日数にあわせた対応を!
時間に余裕があれば話し合って、残りわずかならプロへの依頼が確実です。

  • 役割分担を話し合う

    二次会まで3ヶ月以上あるならまずは話し合いを。誰が何をいつまで?を話し合って幹事の役割を明確に。幹事の役割はほぼ新郎新婦さまが担う可能性が高いです。

  • 幹事代行サービスを使う

    二次会まで1ヶ月程度なら幹事代行がオススメです。幹事代行サービスであれば、新郎新婦さまも友人もストレスはありません。ギリギリのタイミングです。

新郎新婦さまの段取りが最い

新郎新婦さまの段取りが悪く幹事が被害をうけている

新郎新婦さまから「幹事をやってほしい」と依頼をされた。
しかし二次会まで残り1ヶ月半前だった。詳しく話を聞くと新郎新婦さまが丸投げをしたため別の幹事が嫌になり投げ出したっぽい。

このケースは友人目線で説明です。新郎新婦さまの段取りが悪く、幹事が被害をかぶってしまうケースです。

状況

会場すら決まっておらず、日にちと開始時間だけ決まっている。
ほぼ丸投げされたが、幹事経験はなく何をどうすればいいかわからない

原因

新郎新婦さまの性格や結婚式準備で忙しいなど複数の原因があります。
トラブル事例の中で、もっともタチが悪く、また無事に二次会ができても後味が悪いケースがほとんど……

解決策

  • 断りをいれて今後関わらない

    正直にいえば関わらない方がいいタイプの可能性も。断りをいれるのも自分を守る方法のひとつです。

  • 共通の友人へ協力を要請する

    新郎新婦さまと共通の友人がいれば協力を要請しましょう。3~4人程度で役割分担をするのがオススメです。

  • 幹事代行を利用する

    会費だけ新郎新婦さまに了承をとり幹事代行へ依頼します。

注意点

新郎新婦さまへは電話ではなくLINEやメールで連絡を!
エビデンスを残し万が一もめても金銭的な被害を防げるように準備してください。

二次会まで時間がなければ幹事代行

以下の状態だと招待ゲストにまで迷惑をかける可能性大!
二次会と結婚式が同じ日なら、結婚式準備も佳境に入るタイミング。プロの幹事代行なら残り1ヶ月でも無事に二次会が開催できます

  • 二次会まで残り日数が1ヶ月程度しかない
  • 幹事と仲違いをしている状態

以下では幹事代行の説明をします。
いますぐ探したい新郎新婦さまは「結婚式二次会の幹事代行業者の比較」も参考にしてみてください。

幹事代行とは?

幹事代行

幹事代行とは二次会の幹事業務を、すべて引き受けてくれるサービスです。

主な対応内容

  • 会場選定と予約
  • プログラム企画
  • 進行作成
  • 当日の会場設営
  • 受付や司会
  • 音響
  • 景品準備
Check!

幹事代行サービスではなく幹事業務をサポートしてくれる二次会会場もあります。
ただし、数は限られるので基本的に幹事代行サービス業者から探す方が早いです。

依頼できるギリギリの日程

ギリギリの日程

幹事代行は二次会の1ヶ月前までの依頼が一般的です。
2週間~10日前までのタイミングで引き受けてくれる業者もあるので、まずは複数の幹事代行業者に相談してください。

POINT

二次会開催のためには会場の確保が必要。
直近になればなるほど会場の空きがないため、会場へのこだわりは割り切りが必要です。

幹事代行の費用は会費で支払う

幹事代行の支払い

幹事代行は高いと思うかもしれませんが……
幹事代行費用の多くはゲストの会費で支払えるケースが多く、まずは金額の心配はせずに相談がベストです。

注意点

予定人数よりも当日のゲスト数が少ないと新郎新婦さまの負担が発生します。

幹事の負担は最小限!短時間で準備ができる二次会プログラム

二次会まで残り日数が短ければ負担の少ないプログラムで乗り切れます
以下では幹事の負担が少ない短時間で準備できる二次会プログラムを紹介するので、参考にしてみてください。

ゲームや演出なし!歓談メインの二次会

二次会の歓談

二次会はゲームや余興のイメージがありますよね。
しかし準備に時間がかかる上、司会の準備も必要。そこでゲームや余興なしの歓談メインの二次会という選択肢があります。

仮に結婚式に参列しても新郎新婦さまと話せる時間が限られます
そこで二次会を歓談と写真撮影の時間をゆっくりとれば、久しぶりに会える友人も楽しめます。

歓談メインのプログラム例

  1. 新郎新婦さま入場
  2. 新郎新婦さまからの挨拶
  3. 乾杯
  4. 歓談
  5. ムービー上映(披露宴のもので可)
  6. 写真撮影
  7. 全員で集合写真
  8. 新郎新婦さまから謝辞

歓談の他に写真撮影やムービーを流せば間延びもなし!
歓談と写真撮影を同時におこなっていただいてもOK。司会者に相談すればスムーズな流れにできます。

注意点

歓談がメインなら会費は通常より安く設定を!
また食事やドリンクが足りないとならないように注意してください。

短時間で準備ができる演出

二次会ムービー

続いては、準備時間が少ない演出を紹介します。
歓談メインだと間延びしそうなら、かんたんなゲームがオススメです。

菓子撒き

東海地方で有名な菓子撒き。
幸せのお裾分けという意味があり、ゲストはキャッチしたお菓子を持ち帰ってもらいます。

POINT

菓子撒き用の商品が購入できます。
持ち帰り用の袋をあわせて準備するのがオススメです。

じゃんけん大会

ゲームの準備は景品のみです。
かんたんにできるのに実はゲスト全員が盛り上がります。優勝者への景品を準備しましょう。

ムービー上映

披露宴で準備したムービーは手軽でオススメです。
プロフィールの他に結婚式や披露宴の動画も候補のひとつ。ウェディングプランナーさんに相談してみてください。

景品準備は予算さえ決まれば楽ちん

二次会の景品

ゲームの景品準備は予算さえ決まれば専用サイトで買えます。
サイトによっては、予算と必要な景品個数を伝えれば、景品の提案もしてくれるので手間は最小です。

二次会の虎

景品専門店の最大手。家電製品やテーマパークチケットなど品揃えはもちろんお任せコースもあります。急いで準備しないといけないときに超便利!

https://www.nijitora.com/

景品キング

楽天の中でも大手の景品専門店です。品揃えもよく、13時までの注文で翌日お届けのお急ぎにも対応。さらにパネルのPDFデータをメールで送ってくれるので大急ぎの人にも◎

https://www.rakuten.co.jp/rk-king/

1分で振り返り
この記事のまとめ

アンシェくん
  • 幹事が何もしないケースは大きくわけて3つある
  • 二次会までの日数によって、それぞれの対処方法は異なる
  • 二次会まで時間がなければプロの幹事代行が安心できる
  • 準備時間が短ければ負担の少ないプログラムで乗り切れる

幹事が何もしないことは珍しい話ではありません。
何をすればいいかわからない人もおり、新郎新婦さまのフォローが必要なケースもあります。もし二次会までの準備期間が短ければ、幹事代行やプログラムを見直してみてください。