スケジュール

結婚式場が決まったら、ゲストのリストアップや衣装選びなど、いよいよ忙しくなってくる時期です。

引き出物も検討していかなければなりませんが、挙式直前に決めると挙式後に「相場は○○円だった」や「○○ちゃんと引き出物がかぶった。もっと考えればよかった」と後悔した先輩カップルも…

今回は”後悔しないため”の引き出物の検討から申込みまでのスケジュールをご紹介していきます。

引き出物カレンダー

ざっくりいうと、

  • 挙式の3~5ヶ月前から考え始めて
  • 2ヶ月前には商品を探し
  • 1ヶ月前までに購入手続き

となります。

目安時期 記念品 引き菓子
縁起物
プチギフト
挙式4~5ヶ月前 ・引き出物の情報収集
(しきたり・相場・両親への確認など)
挙式3ヶ月前 ☆招待状の発送(挙式の2~3ヶ月前までに)
この時期は気軽な気持ちで、招待状を発送した人を想像しながら、どんな商品があるのかをチェック♪
挙式2ヶ月前 引き出物専門店以外での購入はショップに相談する。
招待状は期日までに返信がなければ催促の連絡をする。
☆招待状返信期限→ゲスト人数確定(引き出物の数も確定)
挙式1ヶ月前 ☆引き出物の注文・購入 手作りならラッピングの材料手配

上記は余裕のあるスケジュールになります。
時間がないという方は挙式4~5ヶ月前の情報収集を3ヶ月前から始めて同時並行で進めれば間に合うので焦らずに一つずつ決めていきましょう。

引き出物選びのスケジュール

新郎新婦のケーキ入刀

以下では時系列で注意点やポイントをご紹介していきます。

挙式4~5ヶ月前

挙式まで残り4~5ヶ月

この時期はまだまだ余裕があるので簡単な情報収集から始めます。
時間的な余裕はまだありますが、直前になると冷静に考えられなくなるので早めに着手しておくと安心ですよ。

注意点
  • お互いの両親に希望がないか確認する
  • 地域のしきたりを確認する
  • 相場の金額と品数は必ず確認

お互いの両親に希望がないか確認する

ご両親が「○○をいれなさい」ということもあります。
実際に自分たちで決めたけど直前で両親から変更させられたという先輩カップルもいるため事前に確認をしておくと安心。

特に挙式費用を支援してもらっているなら事前に確認をすると良いですよ。例えば、「引き出物は三品でカタログギフトとバームクーヘンにしようと思うけど、どう思う?」と聞いておけば両親から希望がある場合は意見を聞くことができます。

地域のしきたりを確認する

引き出物は地域のしきたりがあります。また、親族間での慣習もあるため、こちらも必ずご両親に確認を!

例えば、富山県の一部の地域では『鯛かまぼこ』を必ず入れます。

相場の金額と品数は必ず確認

しきたりと同じく相場は要チェック!
都道府県によって引き出物の平均額や品数の相場は大きく異なります。

平均額は6,400円で品数は約2.9品ですが、北陸地方は豪華であったり、九州は2品の地域が多いです。こちらも忘れずにチェックをしておきましょう。

挙式3ヶ月前

挙式まで残り3ヶ月

挙式3ヶ月前もそれほど焦る必要はありません。
じっくりと考える時間があるので、気軽な気持ちでどんな商品があるかをチェックしてきます。招待状を発送した方のことを想像しながら式場の引き出物パンフレットや引き出物通販サイトをチェックしてみてください。

この時期のポイント
  • 最重要は招待状の返信
  • オーダーメイドは早めの手配
  • 購入場所の検討

最重要は招待状の返信

最も重要なことが招待状の返信です。
理由は招待状の返信がないと引き出物の個数が確定できないから。招待状は遅れることなく挙式の2~3ヶ月前に発送し、3週間~1ヶ月後に期日を設定して早めに人数を確定させましょう。引き出物の他に席を決める上でも挙式の1~1.5ヶ月までには返信が欲しいですね。

購入場所の検討

引き出物は持ち込みや引き出物宅配で安く購入することも可能
式場と同じ商品であっても外部の通販サイトの方が安いため、金額は変わらずに引き出物をランクアップできたり予算を抑えることができます。

持ち込みや宅配は早い段階でプランナーさんへ報告しておきましょう。

オーダーメイドは早めの手配

一般的にオーダーメイドは作成までに時間がかかります。
もしもオーダーメイドをするなら早い時期から大まかな個数を伝え、いつまでに注文すれば挙式までに納品できるか確認をしておきましょう。

尚、オーダーメイドは数量変更は不可が多いです。また、新郎新婦の写真やネーム入りのアイテムは今では”いらない引き出物の象徴”ですので、ご注意を!

挙式2ヶ月前

挙式まで残り2ヶ月

挙式2ヶ月前になるといよいよ商品探しが始めます。時間に余裕があるなら3ヶ月前から探し始めてもOKです。

この時期のポイント
  • 未返信の招待状の催促をする
  • 引き出物専門店以外はショップに確認必須
  • 引き菓子は賞味期限も確認しよう

未返信の招待状の催促をする

もしも招待状の返信期日までに連絡がない場合は催促をしましょう。
結婚式は招待するゲストが多いため期日までに返信のない人が必ずといっていいほどいるものです。

引き出物専門店以外はショップに確認必須

引き出物専門店以外で商品を用意したいならショップに見込み数を伝えて用意できるか相談をします。

  • いつまでに注文をすればいいか?
  • 数量の変更を受け付けてくれるか?
  • 納品場所は式場にしてくれるか?

これと合わせてプランナーさんに式場への納品方法も確認しておきます。

引き菓子は賞味期限も確認しよう

引き菓子については食品のため賞味期限を確認します。
式場や引き出物専門店であれば問題ありませんが、百貨店や地元のお菓子屋さんであれば、どれぐらい日持ちするかは確認必須!

製造から納品、そしてゲストが受け取るまで時間が空くため最低でも2週間、できれば3週間あると安心できます。

挙式1ヶ月前

挙式まで残り1ヶ月

挙式の1ヶ月前を目安に注文をします。
引き出物は個数が多いため発送手続きに時間を要します。そのため外部ショップでは注文期限があります。

ちなみに、アンシェウェディングでは挙式の21日前までの購入がお得(15%OFF)です。

この時期のポイント
  • 数量変更は早めの連絡をする
  • プチギフトのラッピング材料を用意

数量変更の期限も確認しておく

挙式前にゲストから欠席の連絡がはいることもあります。
しかし、引き出物は数量が多いため発送日直前は対応できないことも…数量に変更がでたら早めに連絡をし相談してみてください。

プチギフトのラッピング材料を用意

プチギフトはご自身でラッピングをする人もいると思います。
食品であれば賞味期限の関係で1ヶ月前から準備はできませんが、材料だけは用意し試験的に作りましょう。

ひとつだけ作ってみてゲスト分の作成にどれぐらいの時間がかかると想定しておくと良いですよ。

まとめ

ゲストの印象を決める引き出物は非常に重要です。ゲストが「この結婚式ケチったな」と思うポイントが、

  • お料理
  • 引き出物
  • 装花

です。(セキララ★ゼクシィ 結婚式で「ケチったな」と気付く瞬間とは?
相場に対して予算不足なら選ぶ商品を工夫したり、持ち込みや宅配を使うなど検討してみてください。ゲストに満足してもらうためにも引き出物は余裕をもったスケジュールで動くことが大切です。