
ただし、ゲストの人数で時間は変わります。以下では、先輩カップルのアンケート(250名)結果を元に所要時間の他に開始時刻も紹介するので参考にしてみてください。
さらに注意点も解説します。
とくに時間オーバーには注意が必要で、追加料金を支払うことになりかねません。
結婚式二次会の平均的な所要時間
カジュアルにゲストと楽しめる二次会。
カジュアルさゆえに間延びするとメリハリがなくゲストの印象もよくありません。まずは適切な二次会の時間を紹介します。
先輩カップルの平均所要時間
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所要時間 | 1時間以内 | 1時間~2時間程度 | 2時間~3時間程度 | 3時間以上 |
---|---|---|---|---|
割合 | 1.2% | 46.8% | 50.4% | 1.6% |
詳しい所要時間をみると1時間30分~2時間がほとんどを占めています。
理想の所要時間は2時間前後
二次会の所要時間は
二次会では長すぎず短すぎない時間設定がゲストに好まれており、また貸切時間を2時間に設定している会場が多いのも理由です。
ちなみに、結婚披露宴では3時間30分~4時間ほどが一般的です。
例外として二次会参加ゲストの数が60名以上なら30分程度長く設定しても問題ありません。
二次会のタイムスケジュール例
以下は一般的な所要時間のタイムスケジュール例です。
歓談やお食事の時間が多いのは、時間の過不足を調整する意味があります。
時刻 | 内容 |
---|---|
17:30 | 二次会会場オープン、受付 |
18:00 | 開宴の挨拶(幹事より) |
18:30 | 新郎新婦入場、二人の挨拶、乾杯 |
18:35 | 歓談、お食事 |
18:55 | 余興① |
19:05 | 歓談、お食事 |
19:25 | 余興② |
19:40 | 歓談 |
19:50 | 締めの挨拶(新郎新婦より)、ゲストお見送り、撤収 |
20:00 | 精算、解散 |
ビンゴのようなゲームなら人数にもよりますが20分程度が目安です。
結婚式から二次会までの時間
結婚式から二次会開始までの時間を考慮しないと、結婚式と二次会の両方に出席するゲストに迷惑がかかります。
ただし短すぎるとトラブルの原因に…
たとえば1時間だと慌ただしく、披露宴終了後はゲストお見送りや各種アイテムの移動があるため、移動距離にあわせて調整してみてください。
移動時間 | 開始(空き時間) |
---|---|
15分未満 | 1時間 |
15~30分 | 1時間30分 |
30分以上 | 2時間 |
二次会の開始時間別の特徴と注意点
ゲストにとって開始時間は非常に重要です。
たとえば、子どものいるゲストばかりだと夜のスタートはNG。招待予定のゲストを考慮して、開始時間を検討してみてください。
披露宴の時間が決まっている新郎新婦さまが多いと思うので、空き時間が2時間を超えるなら「結婚式から二次会まで時間が空くケース」をご覧ください。
二次会の平均的な開始時間
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開始時刻 | 午前中 | 12時00分~15時59分 | 16時00分~16時59分 | 17時00分~17時59分 | 18時00分~18時59分 | 19時00分~19時59分 | 20時00分以降 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
割合 | 1.2% | 7.2% | 14.0% | 27.6% | 30.8% | 15.2% | 4.0% |
開始時刻は披露宴の終了時間にあわせるため、17時以降が大半を占めています。

以下では開始時刻別に特徴と注意点を紹介するよ
16時スタート
時刻 | 受付~終了まで |
---|---|
15:30 | 受付 |
16:00 | 開始 |
18:00 | 解散 |
特徴
- 早めのスタートなので翌日が平日でもゲストが参加しやすい
- 遠方ゲストや子どもがいるゲストは日帰り参加しやすい
- 3次会を設定しやすい
注意点
- 挙式時間を早めに設定しなければならない(10:00~11:00目安)
- 仕事終わりに出席するゲストは参加が難しい
18時スタート
時刻 | 受付~終了まで |
---|---|
17:30 | 受付 |
18:00 | 開始 |
20:00 | 解散 |
特徴
- 二次会で使用するお店の選択肢が広がる
- 挙式スタート時刻が早過ぎず遠方ゲストにも優しい
注意点
- 途中退席するゲストが出てくる
- 3次会に参加するゲストが限られてくる
21時スタート
時刻 | 受付~終了まで |
---|---|
20:30 | 受付 |
21:00 | 開始 |
23:00 | 解散 |
特徴
- 仕事終わりのゲストが気軽に参加できる
- 宿泊ゲストは二次会前にチェックインできる
注意点
- ゲストの終電や宿泊に気を遣う必要がある
- 参加できないゲストがいる(日帰りの遠方ゲスト、翌日仕事、子どもがいるゲストなど)
別日開催
特徴
- 式当日よりもカジュアルにできる(招待状に要記載)
- 式当日に来れなかったゲストと会える可能性が高い
- 新郎新婦さまの遅れ入場がないので長くゲストと楽しめる
注意点
- ゲストが新郎新婦さまのために2日程抑えなければならない
- 遠方ゲストに交通費の負担がかかる
二次会は時間厳守が必須!予定通り進めるための注意点
結婚式はプランナーが時間管理をします。
一方、二次会は幹事が担当しますが、プロではない友人や同僚に丸投げは危険。時間オーバーは延長料の支払いになるため、注意点を解説します。
二次会会場の貸切時間ルール
貸切ルールは会場により異なります。
一般的には、ドリンク・食事スタートからゲストの退場までの2時間が基本。しかし、まれに受付開始からゲスト退場まで2時間の会場があります。
いずれの場合もゲストの退場まで時間内に済ませなければなりません。
認識違いで延長料金を取られないよう注意しましょう。
貸切時間のルールを把握した上で、二次会のプログラムを決めると時間オーバーを防ぎやすいです。
ゲスト数の多い二次会
ゲスト数の多い二次会は受付だけで時間がかかります。
具体的には90名以上かつ冬の時期には注意を。受付に加えてクロークの利用など、予想以上に時間がかかることがあります。
人数が多ければ受付人数を多くしたり、事前支払いを活用するなど効率よく受付できるよう工夫が必要です。
ヘアチェンジの時間配分
衣装チェンジは和装であれ洋装であれ、パーティードレスへの着替えならそれほど時間はかかりません。
一方でヘアチェンジにはそれなりの時間がかかります。
ヘアメイクは30分ほどを目安にし、披露宴終了から二次会開始までの時間を考慮しておくと安心です。
予定通りに開始時間を守るためのコツ
二次会中の遅れならプログラム間で調整できますが、開始時間が遅れるとプログラムを削るしかありません。
二次会の開始時間を守るために以下のポイントを抑えておきましょう。
- 結婚式のお見送りでゆっくりし過ぎない
- 二次会のヘアイメージを決めておくorリハーサル
- 結婚式の荷物と精算を事前にプランナーと決める
- 結婚式場から近い場所の二次会会場を選ぶ
- ゲスト数が多ければ受付人数を増やす

そもそもの開始時間に余裕をもつ(1時間30分~2時間程度の空き時間)ことも大事だよ
ゲストに対する時間への配慮
二次会の時間は自由に設定できないこともあります。
すでに結婚式のスケジュールが決まっている方が多いでしょうし、時間を考慮するあまり二次会会場がないことも。
以下では、よくあるケースを事例に対策を紹介します。
配慮があれば、ゲストも参加しやすく、新郎新婦さまへの印象は今以上になるはずです。
結婚式から二次会まで時間が空くケース
結婚式から二次会までの空き時間が2時間以上なら、
になります。対策
- 近隣のカフェ案内
- ホテルラウンジの紹介(宿泊の場合はチェックインを済ませられる)
- 二次会会場を早めにオープンし待機させてもらう
二次会会場周辺のカフェや時間を潰せる場所(各店舗の紹介コメント付きで)を地図で作成される新郎新婦さまもいます。
遠方ゲストや子どものいるゲストへの配慮
子どもがいるゲストや遠方ゲストは
です。対策
- 途中退席できることを伝える
- 宿泊ホテルを手配する
途中退席されるなら会費の減額や手土産、子どものいるゲストにはお子さまへのプレゼントを渡すのもおすすめです。
二次会の翌日が平日のケース
二次会の翌日が平日なら仕事のゲストが多いため、
が必要です。対策
- 二次会の所要時間を1時間30分程度と短めにする
- 別日開催を検討する
1分で振り返り
この記事のまとめ
所要時間は長すぎず短すぎずを基本に設定してみてください。
迷ったら2時間に設定しておけば無難。開始時刻は、披露宴の終了時間に加えて招待予定のゲストを考慮して設定してみてください。