
幹事にとって悩みどころの司会者。
結婚式二次会の盛り上がりは司会進行によって大きく左右されます。
- 知り合いに司会者経験のある人がいない
- 気兼ねなく司会者にリクエストをしたい
- 過去に参加した二次会で司会者の人選ミスを目の当たりにした
- 自分たちに幹事経験がないため司会者だけはプロにお願いしたい
このような新郎新婦さまにオススメなのがプロ司会者です。
今回は司会者を を紹介します。
結婚式二次会のプロ司会者の派遣
幹事と同じぐらい重要な役割を担う司会者。
以下では司会者の役割を説明し、友人同僚とプロ司会者の違いを紹介します。
責任重大な司会者の役割
二次会は時間内にプログラムを進行しなければなりません。
時間オーバーは会場費の追加料金がかかりますし、時間があまってもゲストが手持ち無沙汰に。タイムスケジュール管理をしながら進行していくのが司会者の役割です。
司会者の役割
- 新郎新婦さまの入場案内
- 乾杯音頭や挨拶をする人の紹介
- ゲームや演出の盛り上げ役
- 各プログラム間での時間調整
- 当日のトラブルへの臨機応援な対応
幹事とは違った大変さが司会者にはあります。
二次会の雰囲気をつくるのは、司会者の腕にかかっているといっても過言ではありません。
幹事にはさまざまな役回りがあります。
司会者と幹事の兼務は負担が大きすぎるため、司会と幹事は別の人にお願いするのがオススメです。
友人や同僚から司会者を探すことの大変さ
責任重大な司会者は指名される側も大変です。
事前打ち合わせや原稿作成、当日は時間管理をしながら、さらにゲストに目配り気配りしながら過ごさなくてはなりません。
食事の時間はないですし、ゆっくり楽しむのも難しいのが現実。
そのため「仲のよい友人にこそ楽しんで欲しい」という理由から、プロ司会者を利用させる新郎新婦さまもいます。
司会者派遣ならインフルエンザやコロナなど病欠でも代役を立てやすいメリットもあります。
プロ司会者の派遣とは?
プロ司会者の派遣とは、文字通り司会を生業としている人を結婚式の二次会に派遣していただくサービスです。
結婚式の二次会では幹事代行が有名。
幹事代行の中に司会が含まれておりますが、 。幹事代行に比べると、司会者だけのためコストを抑えられます。
司会派遣の専門会社とフリーランス、幹事代行業者の3つの依頼先があります。
プロ司会者を派遣するメリットとデメリット
司会者派遣にはデメリットもあります。
友人や同僚のよさもありますし、プロ司会者のよさもあるので、比較して検討してみてください。
司会者派遣のメリット・デメリット
- 特定の人に負担がない
- 司会経験のあるプロを派遣してもらえる
- さまざまなタイプの司会者から選べる(※)
- 予期せぬトラブルも臨機応変に対応してもらえる
- 費用がかかる
- 身内ネタの盛り上げに欠ける
- いい意味でも悪い意味でも無難な二次会になる可能性がある
※司会者を選べないサービスや会社もあります
またサプライズのしやすさもあります。一方のプロ司会者は、要望にあわせて笑い中心にしたり、和やかにしたりと、さまざまなタイプの司会者がおります。
身内ネタは全員が楽しめるわけではありません。
高校や大学、会社、社会人サークルなど、さまざまな関係性の人を招待されるなら、司会者派遣は向いている可能性が高いです。
司会者派遣の費用
司会者派遣の費用相場は4万円~5万円です。
依頼先や司会者によって金額が変わるため、あくまで目安。交通費や延長費用、その他オプションサービスも異なります。
当日は開始時間の30分前に会場入りし、おおよそ2時間の司会を担当するのが一般的です。
料金内に事前打ち合わせが含まれていないケースもあります。また、打ち合わせは二次会当日というサービスがあるので事前確認をしましょう。
プロ司会者派遣の依頼先別の特徴
依頼先は主に以下の3つです。
- 司会者の派遣会社
- フリーランス司会者
- 二次会幹事代行サービス

依頼先別の特徴や注意点、探し方を説明するよ
司会者の派遣会社
最大の特徴は、
テレビ局のアナウンサー出身者、ブライダルの司会経験者、芸人など「こんな二次会にしたい!」という要望に合った司会者選びができます。
特徴
- さまざまなタイプの司会者が所属している
- 司会者専門のため安心して任せられる
- 会社のため万が一の体調不良の代役や直前でも依頼できる可能性が高い
注意点
- 費用はそれなりにかかる
- 地域によっては派遣できる司会者が少ない
探し方
ネット検索や司会者を紹介してくれる結婚式場があります。
式場紹介なら大きなハズレはないので、プランナーさんに相談してみてください。
フリーランス司会者
最大の特徴は
もちろん人による部分はありますが、会社所属ではないため、相場よりも安かったり、対面での打ち合わせができる人もおります。
特徴
- 個人のため会社よりも安いケースがある
- 柔軟で複数回の打ち合わせが可能な人がいる
- SNSで発信している人もおり評判や人柄を事前リサーチできる
注意点
- 司会者探しに時間がかかる(みつかっても日程が埋まっていることもある)
- インフルやコロナなど万が一の病欠の代わりはいない
- 個人との契約のため条件は事前確認が必須
探し方
SNSで発信している司会者がいます。
また「くらしのマーケット」や「クラウドワークス」などのクラウドサービスでも探せます。
二次会幹事代行サービス
最大の特徴は
会場探しからゲストへの招待状や出欠確認、プログラム、司会や受付のスタッフ派遣など、忙しい新郎新婦さまにオススメです。
特徴
- 司会だけでなく受付など当日のスタッフを派遣してもらえる
- 準備から当日の片付けまで対応してくれる
- 新郎新婦さまの手間は最小におさえられる
注意点
- 司会者との事前打ち合わせができない(※)
- 司会者を指名できない(※)
※あくまで一般的な幹事代行です、会社によっては実施できるケースもあります
司会者派遣の契約前後のチェックポイント
プロ司会者だからすべて任せきりはNG。
新郎新婦さまがやるべきことや契約前の確認事項など、チェックポイントを説明します。
項目 | 確認内容 |
---|---|
打ち合わせ | 事前打ち合わせの可否、司会者本人(窓口担当のみのケースあり)と打ち合わせができるか確認をする。二次会当日しか打ち合わせができないこともあります。 |
イメージの共有 | 司会者にも得意なスタイルがあります。盛り上げが得意なお笑い芸人、和やかな雰囲気作りが上手い婚礼経験豊富な司会者など「どんな二次会にしたいか?」を伝えましょう。 |
司会者の経歴 | 司会者の経歴やキャリアはさまざま。司会者の | できます。
入り時間 | 念のため二次会当日の入り時間は確認しましょう。通常、開始30分前ですが、入り時間がわからないと遅刻なのか、予定通りなのか判断できません。 |
延長料金 | 終了予定時間より遅れると延長費用を請求されます。延長料金が高かったり、延長ができない司会者もいるため、 | しましょう。
病欠補償 | 万が一の代役の派遣や補償内容を確認しましょう。契約書に記載があるかも要確認です。 |
進行表の作成 | 進行表は新郎新婦さま(または幹事)が作成します。司会者は進行表を元に台本を作成するため、早めの共有を。乾杯や発声者、余興などは詳細を伝えましょう。 |
司会者へのお礼 | 司会者へのお礼は不要ですが渡してもOK。二次会終了後はバタバタするので、「本日は宜しくお願いします」と | です。
司会者派遣を利用する際の流れ
司会者探しはできるだけ早めが鉄則!
ざっくりでいいので依頼から当日までの流れを確認し、二次会予定日から逆算して探し始めましょう。
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STEP1幹事への事前連絡幹事の顔を立てるためにも事前連絡をしましょう。司会者探しと幹事の依頼が同じタイミングなら、幹事へは依頼時に司会者は派遣を使う旨を伝えるのがオススメです。
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STEP2事前相談と検討複数の会社もしくは司会者に事前相談をします。実施したい二次会のイメージを伝え、サービス内容や規約を確認した上で、です。
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STEP3申し込み二次会の日程が決まっていれば申し込みができます。遅くても1ヶ月前までの申し込みが必要ですが、春や秋のブライダルシーズンは埋まりやすいので早めの手配がオススメです。
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STEP4司会者との打ち合わせ一般的に打ち合わせは二次会の10日前から1週間前です。打ち合わせ前に進行表を共有すれば、打ち合わせではより細かい点の確認が可能。基本的に打ち合わせは1回で、その後はメールや電話でやりとりをおこないます。
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STEP5二次会当日事前打ち合わせがありなら司会者は開始30分前ぐらいに入ります。開始直前は確認程度で細かい打合せはできないですし、司会者にも準備が必要なため、当日の要望はできません。必ず事前共有を!
1分で振り返り
この記事のまとめ
結婚式の二次会は新郎新婦さまにとっては一生に一度のパーティーです。また全ての参加者が当日ゆっくりと二次会を楽しむためにも司会者派遣を是非検討してみてください!