妊婦

あなたの挙式には妊娠をしているゲストの参加はないでしょうか?

友達や親戚などに妊婦のゲストがいたら引き出物に限らず様々な配慮が必要になります。今回は妊婦が安心して挙式に列席できるよう引き出物に対する最上級の配慮をご紹介いたします。

妊婦向けゲストに配慮した引き出物

母子手帳

妊娠をしていると外出を控える方も少なくありません。 そのため挙式に招待されると久々の外出を嬉しく思う人も少なくないんだとか。しかし、やはり不安はつきもの。

特に初めての出産になると分からないことも多く不安を抱えているはず。そんな妊婦に対して配慮することで安心して挙式に参加いただけます。

引き出物に関しては『重さ』と『商品への配慮』に注意しましょう。
以下ではそれぞれについて詳細をご説明していきます。

重さへの配慮

妊娠している女性と夫 「妊娠しているんだから重い物は持っちゃダメ」

なんとなく耳にしたことがあると思いますが、これは印象やイメージだけで言っているのではなく、しっかりとした理由があります。

重い物を持つと人間は自然とお腹に力がはいります。すると、お腹に腹圧がかかり、早産や流産の危険性が高くなるのです。また、腹痛や腰痛の原因にもなるので重い物を持つことは控えた方がよいとされています。

式場持ち帰りにするなら食器のような重い品物は避けて、カタログギフトやタオルなど比較的軽い商品が妊婦への配慮といえます。カタログギフトも最近は分厚く重い商品も多いので、ご注意ください。

お品物への配慮

ベビーアイテム

妊娠しているゲストに贈り分けをするときに考えがちなベビーグッズ。
すごく良い案に思えますが、実は生まれるまでベビーグッズを贈るのは控えることがマナーです。

出産前に出産祝いをおくることも避けるのがマナーといわれています。なぜでしょうか?

その理由は子どもを産むことは命がけだから。
安定期に入りお医者さんからは「母子ともに健康ですよ」と言われても何があるか分かりません。何らかの理由で流産や死産になってしまう割合は約15%(※)もあるそうです。100人に15人ですから少なくない数字といえます。

※出典:不育症䛾診断と治療(慶應義塾大学医学部産婦人科 丸山 哲夫)

これは知り合いの実体験になりますが、友人に出産前にスタイをプレゼント。
しかし、予定日の1ヶ月前に流産したそうです。この知り合いは贈ったことをすごく後悔していました。贈られた本人もベビーグッズをみるたびに思い出すかもしれません。そのため直接的なアイテムは避ける必要があります。

妊婦におすすめの引き出物アイテム

引き出物宅配なら重さを気にせず商品を選べます。どうしても持ち帰りにしたいなら、軽めの商品を選ぶようにしましょう。

タオル
タオル

最近、人気の高いタオル。
引き出物の商品の中では断トツで軽いアイテムといえます。

妊婦向けにタオルを選ぶときは”木箱なし”の商品を選びましょう。
木箱があると高級感はアップしますが、木箱があると重さはそれなりになるため控えるのがオススメです。

カタログギフト
カタログギフト

総合版ならベビーグッズが掲載されています。
贈った相手もベビーグッズとは思わないので、さりげない配慮といえます。その他にグルメカタログなら出産後の楽しみとしても取っておいたり、お米などの実用的なアイテムも掲載されています。

総合版は商品点数が多く、それゆえにページ数が多くなり重い商品もあるので、カタログギフトでも重さにも注意して選んでみてください。

妊婦向けに最上級の配慮をした引き出物宅配

妊婦

ここまで説明をした妊婦向けの配慮ですが、引き出物宅配なら全て綺麗に解決してくれます。

引き出物宅配とは、引き出物をゲストの自宅へ郵送するサービス。
妊婦に限らず引き出物に対するゲストの不満を解消してくれるため、ここ数年で利用者も多くなってきています。

重くてもOK

「本当は食器を送りたかったけど、タオルにした。」

こんな人も少なくないかもしれません。
妊婦ゲストに対して、食器は喜ばれるアイテムでもあります。新しく家族ができるわけですから、新たに食器を揃えることが不要になるため実用的なアイテムなんです。

また、カタログギフトだとシステム料(手数料のようなもの)をいれると非常に割高です。
友人向けに3,000円代のコースを用意しても実質的な商品価格は2,000円代。品物ならプラスワンアイテムでもう一品追加できる金額分が手数料として取られます。

宅配なら玄関まで運んでくれるので重さを気にせず商品を選べます。

事前に伝えておくとベスト

連絡

「重くて持ち帰るのが大変だと思ったから引き出物は郵送するね。」

こんな風に事前に伝えれば、お相手は感動するはず。
妊婦にもなると事前にお迎えや郵送の手配を考える人も少なくありません。そのため事前に伝えておくだけで余計な手間や準備が不要になります。そして何よりも安心して挙式に参加できることは妊婦にとって非常に嬉しいことです。

1分で振り返り
この記事のまとめ

アンシェくん
  • 最上級の配慮は引き出物宅配にすること
  • 持ち帰りにするならタオルやカタログギフトのような軽い商品を選ぶ
  • 生まれるまではベビーグッズは贈らないようにする
  • 引き出物宅配にするなら事前に郵送することを伝えておく

引き出物以外にもお料理や飲み物、待機中や移動など配慮すべきことはあります。
引き出物も同じように妊婦に配慮することで、相手に気持ちが伝わり、信頼関係はさらに深まるはずです。