投稿日:2019年9月30日/質問者:小太郎さん 引き出物宅配のお届け日はいつに設定すればよいでしょうか? ルールのようなものがあったりするのでしょうか?
今回のご質問にはウェディングドクターの安部がお答えします。
ウェディングドクター
引き出物宅配のお届け日は、挙式が終わってからなるべく早めにゲストが受け取れるようにするというのが基本的な考え方です。 さらにゲストが受け取りやすいようにお届け日を指定すると良いでしょう! ゲストが受け取りやすい日程は、挙式日程、時間、2次会の参加などの状況によって異なります。具体的例を使ってみてみましょう。 例1)挙式が土曜日(午前スタート) この場合は、2次会に参加しないゲストであれば挙式当日の夜の時間帯であれば受け取れる可能性が高いです。 2次会参加ゲストの場合は、当日は受け取れないので翌日の日曜日のお届けにするのが良いでしょう。 例2) 挙式が土曜日(午後スタート) この場合は、2次会の参加に関係なく挙式当日の受け取りは難しいので翌日の日曜日お届けとなります。 例3)挙式が日曜日(午前スタート) この場合は、2次会の参加が無ければ当日の夜の時間帯がおすすめです。 また、2次会参加の場合には翌日の月曜日がお届け日となります。 例4) 挙式が日曜日(午後スタート) この場合は、2次会の参加に関係なく翌日のお届け日の設定が一般的です。 上記が、一般的な引き出物宅配のお届け日の例です。 あくまで、一般的な例としてご紹介いたしましたが宅「こうしなければいけない」というような厳密なルールはありません。 挙式時間以降で、ゲストの受け取りやすい日時指定するのが良いでしょう。

さらに詳しくウェディングドクターが解説

引き出物宅配の場合、一度に沢山のゲストに発送します。 ゲストの中には、長期間にわたって受け取りができない場合もあります。 長い間配達が完了しない場合は、せっかく送った引き出物が新郎・新婦の自宅に戻ってきてしまう場合もあります。 戻ってきてしまいますと自分たちで再配送の手配をしなければならないのでお金も時間もかかってしまいます。 実は、このゲストの配達完了は配送日時の指定を工夫すると大幅に完了率がアップします。

時間指定は必須

多くの宅配会社(ヤマト運輸・佐川急便など)は配送は1日一回しか行かないというのが一般的です。 例えば、午前中は在宅していて午後は外出の場合に、宅配会社が午後に配送に来た場合はその日は受け取れません。さらに、その日が日曜日で翌日から仕事が始まる場合は、平日の受け取りが難しく受け取りが長期化する傾向が強いです。 その為、配送時間帯をどのように設定するかが重要です。 ヤマト運輸さんの場合配送時間帯は ①午前中 ②14時~16時 ③16時~18時 ④18時~20時 ⑤19時~21時 の5区分となっています。 この区分をどう設定するかが配送完了率アップのカギとなります。 次のポイントを抑えるだけで配達完了率が大幅にアップする可能性があります。

平日月曜日の配達日は必ず夜間の時間帯を設定

挙式が日曜日の場合で、翌日の月曜日に配送日を指定する場合があります。 翌日が月曜日で平日の場合は必ず夜間(19時~21時)の時間帯を指定するのがおすすめです。 これは、平日の日中はお仕事をしている人が多いためです。

日曜日の配達日は午前中か夜がおすすめ

挙式が土曜日の場合で、翌日の日曜日に配送日を指定する場合は午前中もしくは夜の時間帯に配達するのがおすすめです。 前日の土曜日に結婚式に参加しているので翌日の日曜日の午前中は在宅している可能性が高いと推測ができるわけです。 また、日曜日に外出する場合も翌日が平日月曜日でお仕事の場合は、夜間は在宅している可能性が高いと推測もできます。 ただし、これは人によって異なりますので一概には言えません。日曜日の配送日は午後の時間帯に配送しないように設定するのがおすすめです。

ご家族の受け取りでもOK

挙式に参加している最中は、参加ゲストは勿論引き出物の受け取りは出来ません。ただし、挙式に参加していないご家族が受け取り可能な場合があります。 挙式最中に引き出物が届いてご家族が受け取り、帰ってくると既に家族が引き出物を受け取っているという方法でもOKです。 実は、一般的に郵送の荷物は平日よりも休日の方が圧倒的に配達完了する可能性が高いです。特に挙式が日曜日で翌日が平日月曜日の場合には、ご家族がお受け取りできる事を前提に挙式時間中にお届けをしても良いわけです。ただし、一人暮らしのゲストの場合は確実に受け取れませんので配送日を2日に分けて設定するのがおすすめです。

ゲスト毎に配送日や時間を分ける

お受け取りに都合の良い日時はゲスト毎に異なります。 例) ・同居のご家族がいるか? ・残業が多く帰りが遅い日が多い ・夜勤などの特殊な勤務がある もちろん、ゲスト全ての都合を事前に聞けるわけではありませんので事前に把握できる範囲内でゲストが受け取りやすい日時をゲスト毎に設定するのが配達完了率をアップさせるためのポイントとなります。