ライスシャワー

挙式後の退場時や、再登場で新郎新婦さまが花道を歩くシーンで行われるシャワー演出。

最近はさまざまなシャワー演出がありますが、昔から親しまれているものといえば『ライスシャワー』です。今回はライスシャワーの由来や意味、実施する際の注意点もあわせてご紹介します。

ライスシャワーとは?

ライスシャワーとは、その名のとおり『ライス=お米』を投げるシャワー演出です。

投げるものは、炊く前の生米。
祝福の意味を込めて行われるライスシャワーですが、その由来・意味とは、どのようなものなのでしょうか?

古代ローマ時代から続く伝統の演出

コロッセオ

ライスシャワーは、ヨーロッパの伝統的な演出。その始まりは古代ローマ時代から続いているというから驚きです。

「ヨーロッパといえば、お米より小麦では?」と思うところですが、実際にこの習慣が始まった当初は、新郎新婦に小麦を振りかけていたのだとか。

お米は、種もみ1粒から1本の稲になり、そこからどんどん茎を増やして、結果的に数百粒~数千粒のお米が収穫することができます。そのため小麦よりもお米のほうが豊富な収穫をイメージさせるということで、ライスシャワーが生まれたといわれています。

ライスシャワーにこめられた願い

赤ちゃんの手

豊富な収穫をイメージさせるお米には、『豊作』『子孫繁栄』の意味が込められています。

新郎新婦さまが、ご家族として共に新たなスタートを切る門出に、”ふたりに豊かな人生と子宝に恵まれる”ことを願って、ライスシャワーは行われるということですね。

  • 食べるものに困りませんように
  • 元気な赤ちゃんを授かりますように

こんな願いを心の中で呟きながら、ゲストが新郎新婦に向けて盛大にお米のシャワーをかけてくれる演出です。

ライスシャワーの注意点

ライスシャワー

とてもいい意味を持つライスシャワーですが、少し注意したいことも。以下では、結婚式視点・ゲスト視点からの注意点をご紹介します。

ライスシャワーがNGの結婚式場

ライスシャワーを禁止している式場もあります。禁止の理由は、お米をまくことにより野外であれば鳥が食べにきてしまうなど、後始末が結構大変になるためです。

ライスシャワーOKの式場でも、オプション料金が上乗せになるなど、式場によっては見積書がイタイことになってしまうかも・・・

ゲストの感じ方にも注意を!

続いてライスシャワーを実際に行う側のゲストたちからは、どんな印象を持たれるでしょうか?

冒頭でご紹介したとおり、元祖シャワー演出ともいえるライスシャワーに懐かしさを感じてくれるゲストもいるかもしれませんが、全員がポジティブな印象を持つとは限らないことも!

日本人にとって主食であるお米。
『お米1粒には7人の神さまがいる』なんて話を、子どもの頃に聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

「食べ物を投げるのに抵抗がある」「もったいない」といった感想を持つゲストがいるため最近では形を変えたライスシャワーがおこなわれています

ライスシャワーの実施方法

シンプルにいえば「お米をまく」という演出のライスシャワーですが、近頃はただお米をまくだけでなく、さまざまなスタイルが登場しています。

注意点でご紹介したとおり、ライスシャワーに抵抗を覚えるゲストもいるため、代用できるシャワー演出についてもあわせてご紹介します。

新しいライスシャワーのスタイル

最近では、お米をチュールに包んだり、小袋に入れたりと、アレンジしたライスシャワーがおこなわれています。これなら、前述した式場が汚れることや、後始末がたいへんという点をクリアできます。(式場によってはそもそも食べ物の持ち込みがNGの場合もあるので要確認)

お米のままだと写真にも写りにくいですが、上記のようなアレンジをすれば、しっかりと写真にも残ってくれますよ。

ライスシャワーに変わるシャワー演出

フラワーシャワー

シャワー演出は定番のライスシャワー以外にもあります。

フラワーシャワー

花びらをまくフラワーシャワーは、近頃の〇〇シャワーの定番ともいうべき演出。
花の香りによって周囲を清め、新郎新婦を悪魔から守るという意味が含まれ、見た目にも美しく、香りも楽しめる魅力的な演出です。

リボンシャワー

蝶々結びのリボンをまくリボンシャワーは、『人と人との縁を結ぶ』という意味を含むとされ、たくさんの人々が幸せに包まれる結婚式にぴったりな演出。
蝶々結びをたくさん作るのは少し大変かもしれませんが、100円均一などでリボンを購入すれば、材料費が安く済みます。

スターシャワー

折り紙や画用紙で作った、星型の紙をまくスタートシャワーは、ポップでかわいいスタイルの結婚式におすすめです。
星形に切り抜けるパンチを使えば大量生産も簡単なので、忙しい新郎新婦はぜひ取り入れてみてください。

フェザーシャワー

まるで天使の羽根が舞い上がったように見えるフェザーシャワーは、メルヘンチックな雰囲気を望む新郎新婦にぴったり。
羽根だけだと投げにくい、うまく飛ばないため、フェザーにパールをくっつけるのが流行っています。

バブルシャワー

シャボン玉を新郎新婦に向けて飛ばすバブルシャワーは、幻想的な空間演出が可能に。
野外で行うと、太陽に反射したシャボン玉がキラキラと輝きます。お子さまも楽しんで参加できますよ。

上記の他にもシャワー演出はさまざま。詳しくは「新郎新婦の門出を祝うシャワー演出の種類」もチェックしてみてください。

まとめ

いかがでしたか?昔ながらの「ライスシャワー」には、伝統として語り継がれるのにふさわしい、とても結婚式向きな意味がありましたね。

時代の流れとともに豊富なシャワー演出が増えている昨今。
各演出の見栄えや、メリット・デメリットを比較して、自分たちの結婚式にぴったりなものを選んでみてくださいね!