令和時代の幕開けとなった2019年5月1日。
令和元年が結婚記念の年になるだなんて、とてもプレミアムな一年です。
せっかく元年婚を挙げるなら、新元号の”令和”に絡めた演出やアイテムを取り入れたいところ。
そこで今回は、令和元年に結婚式を挙げるプレ花嫁さまに”元年婚だからできる演出やアイテム”を紹介します。
令和を取り入れた結婚式のアイデア
新元号の『令和』には、
“人々が美しく心寄せ合う中で、文化が生まれ育つ”
という意味が込められているそうです。(※)
元号に込められた『人々が美しく心寄せあう』や『文化が生まれ育つ』といった意味をサブテーマにして結婚式を作り上げてみませんか?
挙式は伝統を重んじて神前式を
伝統文化を大切にする『令和』を取り入れるなら神前式がおすすめ。
神前式は、伝統文化に触れることができたり、古来より受け継がれる花嫁衣装を着用できたりと魅力たっぷり!
神前式の魅力は、これだけではありません。
神前式中の儀式の一つひとつには、新郎新婦おふたりだけではなく”両家の絆を紡ぐ”という意味が込められています。
例えば、親族一同で御神酒をいただく『親族杯の儀(しんぞくさかずきのぎ)』は、参列している親族全員で御神酒をいただくことで、家族の絆を確かめ合うという意味があり『令和』に込められた意味と通ずるものがありますよね。
他の挙式スタイルにはない凛とした美しさのある神前式。
令和という新しい時代を迎える今だからこそ、改めて魅力を感じることができる挙式スタイルです。
ポイント
神前式が行われる神殿は、「家と家との繋がりを紡ぐ場所」という原則から、親族以外の友人や会社関係は参列できないことが一般的。
友達の参加を希望する場合は、プランナーさんに確認しましょう。神殿の外から挙式を見ることができるスペースを儲けている式場や親族のみという規定を設けていない式場もあります。
令和スタンプで花嫁DIY
オリジナルのスタンプを簡単にDIYできることをご存知ですか?
トレーシングペーパーに好きなフォントで印刷をし、消しゴムに転写させながら掘っていくとオリジナル『令和』スタンプができます!
スタンプの内容は、ペーパーアイテムの雰囲気に合わせて、
- 令和
- 令和元年
- the first year of Reiwa
など文言やフォントなどに変化をつけて、和や洋・ナチュラルといった思い通りのアレンジが可能。
ひとつ作っておくと、招待状をはじめ席札やメニュー表・プロフィールブックなど、いろんなペーパーアイテムに流用できるので便利ですよ!
演出ムービーにも『令和』の文字を!
ムービーは新元号を取り入れやすい演出。
挙式スタイルに合わせて、和風の演出ムービーなら『令和元年』を。漢字表記だけではなく『hello! 令和』とアルファベットを織り交ぜるるとキャッチーな雰囲気が演出できます。
また、生い立ちムービーも工夫次第!
例えば、お二人の誕生からの出来事と平成の出来事を組み合わせて、最後に令和元年から新郎新婦さまお二人が力をあわせて人生を歩むような仕立てにすれば、元年婚らしいムービーが作れます。
元号のスタートと、新郎新婦さまのスタートが同時になる元年婚だからこそできる演出です。
前撮りで『令和』グッズを取りいれる
前撮りに欠かせないグッズ。
その中で『扇子プロップス』は、令和アイテムとしてDIYしやすい前撮りグッズです。
一般的な扇子プロップスは、夫や妻ですが…
令や和にアレンジしてみてはいかがでしょうか?
そのままウェルカムボードにしたり、演習ムービーのオープニングを飾る一枚にしたり、挙式日当日にも使える万能グッズです。
ポイント
前撮りアイテムは、扇子プロップス以外にも、ガーランドや番傘にも『令和』の文字を入れて手作りすることができます。
「結婚式当日、どんな場面で使うのか」をイメージしながらアイテムを作ってみてくださいね。
ウェルカムスピーチで『令和』に込めた意味を伝える
披露宴の冒頭、新郎新婦さまから挨拶をするウェルカムスピーチ。
- 今日お集まりいただいたお礼
- 無事挙式を終えることができたご報告
- 披露宴の趣旨
をゲストへ伝えるシーンです。
ウェルカムスペースでも『令和』を取り入れてみませんか?
参考までに元年婚用のウェルカムスピーチ例を紹介します。
令和に込められた意味は『人々が美しく心寄せ合う中で、文化が生まれ育つ』だそうです。私たちの結婚式では、日本の伝統と文化、そして人が心寄せあうことの大切さを伝える結婚式がしたいと考えました。みなさまに見守られるなか、令和の時代を、最高の形で迎えられることができたことを心より感謝しています。今日は、どうぞごゆっくりお過ごしください。
ウェルカムスピーチは、緊張感を和らげ、結婚式に込めた思いを伝えるキッカケになるので、ぜひプログラムに取り入れてみてください。
以上が元年婚におすすめの演出やアイテムの紹介でした。続いては、これから元年婚を目指すカップル向けに「間に合うの?」を紹介します。
5月からでも元年婚に間に合う?
結婚式の準備期間といえば1年が一般的。
本当の予定は2020年だったけど、せっかくだから令和元年の今年中に結婚式を挙げたい方向けに準備期間や日取りを紹介します。
結婚式の準備は4ヶ月あればOK
結論からいえば、結婚式の準備期間は4ヶ月あれば間に合います。
打ち合わせが始まるのは挙式日の4ヶ月前から。
仮に1年前に申し込んでも、打ち合わせが始まる時期は挙式の4ヶ月前からしかスタートしません。打ち合わせが始まるまでは、
- 衣装の試着
- ブライダルエステ
- 結婚式アイテムの手作り期間
です。そのため、4~6月でも令和元年中の結婚式には間に合います。もちろん余裕とはいいませんが、焦るほどではありません。
準備期間が6ヶ月の場合の過ごし方
結婚式の準備期間が半年以内なら効率よく準備を進めることが大切。
特に、ゲストに関わるものは先回りして準備しておくと、焦らず打ち合わせも進めることができますよ。
- ゲストのリストアップを式場探しと平行して行う
- 結婚式の日程が決まったら、すぐにゲストに知らせる
- 式場決定後、すぐに招待状の作成準備に取り掛かる
- 引き出物は早めに両親に相談しておく
結婚式のプログラムや装花は打ち合わせが始まってからでOK。しかし、ゲストに関わるものは両親と相談するべきことが多いため、早い段階から準備しておくと何かとスムーズに進めることができます。
日取りは希望が叶わない場合も…
元年婚を考えるカップルは多いことが予想されます。
そのため令和元年の今年は、式場予約が遅れると挙式日を希望通りに取れない可能性が高いです。
特に『1日1組』や『1日2組』程度しか結婚式を受けていないゲストハウスやレストランなどは、ただでさえ組数が少ないのに、元年婚狙いで既に予約が取りにくい状態になっているかも…
一方で、ホテルや専門式場では枠が空いているかもしれません。少しでも良い条件や時間帯を希望するなら、早々に式場探しをスタートさせましょう。
元年婚は節約にもつながる!
実は令和元年婚は節約につながるチャンス!
一般的に、結婚式の準備期間が短いほど結婚式の費用は安くなります。なぜなら、式場側が空いている枠を埋めたいため、値引きやお得なプランを展開しているからです。
お得になる期間の目安は、結婚式予定の半年以内。
4ヶ月以内の準備期間になると、数十万円という大幅値引きも少なくありません。また、令和元年の今年は、新元号を記念した特別な『令和プラン』を発表している式場もあります。
さらに、2019年10月には増税が実施されます。
増税前に支払えば、増税後に比べて2%安くなります。結婚式の費用は数百万ですから、2%でも数万円の節約につながります。
準備期間が短いと、不安は残るかもしれません。
けれど『元年婚が叶う!』『節約にもつながる!』となれば、メリットは大きいですよね。
まとめ
- 挙式スタイルは伝統的な神前式がおすすめ
- 令和スタンプをDIYすればペーパーアイテムに使える
- ムービー演出で生い立ちと平成の出来事を絡めるとストーリー性が抜群
- 扇子プロップスに『令和』の文字をいれれば挙式にも使える
- ウェルカムスピーチには令和を取り入れやすい
- 結婚式は4ヶ月の準備期間で間に合うため4~7月からでも元年婚に間に合う
元年婚ができるカップルはごくわずか。
せっかくの元年婚ですから、元年婚でしかできない演出やグッズを取り入れて、一生の想い出をつくってくださいね。