リングボーイ

あなたは過去に列席した結婚式で、子どもの演出で”ほっこり”したことはありませんか?

姪っ子や甥っ子、友人の子どもなど、子どもに演出を手伝ってもらうと会場が和やかな空気になります。

今回は、”子どもたちの協力で盛り上がる結婚式の演出”をご紹介していきます。

子どもに手伝ってもらう結婚式の演出

なじみのあるものから、あまり聞いたことのないものまで様々。あなたの結婚式の雰囲気やコンセプト、その子どもの年齢に合ったものを選んでみてください。

フラワーガール

定番の演出のひとつです。
挙式の際にカゴに入れた花びらを、ひらりひらりとバージンロードに巻きながら歩く『フラワーガール』

花嫁の前を歩くその姿は、まるで主役を導く天使のようで、癒されること間違いなし!
花には、その香りで周囲を清め、幸せなふたりを清めるという意味があります。かわいいフラワーガールによって清められたバージンロードを歩けば、とびっきり幸せになれそうな気分になりますね!

リングボーイ/リングガール

結婚指輪の乗ったリングピローを持った子どもが、新郎のあとについて歩くもの。

これからふたりが永遠の愛を誓って、お互いの指に通す結婚指輪を運ぶという、なんとも責任重大な役割です。さっそうと歩くその姿に、いつもよりひと回りもふた回りも凛々しさを感じてしまうかも!?

子どもたちがうっかり結婚指輪を落としてしまったりしないよう、しっかり指輪を固定できるタイプのリングピローを選ぶとよいでしょう。

ベールガール/ベールボーイ

バージンロードを歩く花嫁の後ろにぴったりつき、その長いベールを持ってスムーズな歩行をサポートする『ベールガール/ベールボーイ』

花嫁の歩くリズムに合わせる必要があるため、少し大きな子どもにお願いするのが安心ですね。また、複数の子どもにお願いするのもGood!

お揃いのドレス、タキシードなど、衣装を揃えて参加させるとかわいさがぐっと増すことでしょう。

サインベアラー(フラッグボーイ/フラッグガール)

こちらはあまり聞き慣れない演出ではないでしょうか?

海外ではよくある演出で「もうすぐ新郎新婦が登場します!」といったお知らせのパネルや旗を持ち、挙式前の会場に現れる子どもたちのことを差します。挙式前は、いつ新郎新婦が入場するのか分からずヤキモキしたり、待っている間になんだか退屈してしまったりして、ちょっと間延び感が出てしまうという方も。

そういったときに子どもたちがかわいく新郎新婦の登場をお知らせしてくれれば、思わずほっこりしてしまいそう。カメラの準備などもスムーズにできそうですね!

子どもの花束贈呈

『チャイルドブーケ』とも呼ばれる演出で、登場する場面は花嫁のお色直しのあと、再入場のシーンが一般的。新郎新婦のもとに歩み寄り、ゲストたちを代表して、子どもたちから新郎新婦への感謝を込めた小さなブーケを渡します。

「今日は素敵な場所に招待してくれてありがとう!」という子どもからの気持ちに、ぐっときてしまうかも。子どもからのブーケを受け取るシーンは、親たちにとっても絶好のシャッターチャンスになりますよ!

キッズカメラマン

子どもにとって結婚式は、ちょっと退屈してしまう場面も多いもの。
たとえば乾杯の挨拶や、歓談の時間など、おとなしく座っているのがちょっと大変かもしれませんね。

そんなときにおすすめの演出が『キッズカメラマン』です!
子どもたちにインスタントカメラを渡し、会場内を自由に歩き回りながら写真を撮ってもらいます。

子どもの目線だからこそ撮れる斬新な写真が手に入るかもしませんよ。
後日、現像してみて思わず「ぷっ」と笑ってしまうお宝写真が見つかることもあるのもこの演出の魅力です。

子どもに協力してもらうメリット

あどけない子どもたちががんばる姿に、会場にいるゲストたちがほっこり。
新郎新婦はもちろん列席しているゲストたちも思わず微笑みながら見守ってしまうような一体感が生まれます。また、子どもたちの思い出に残るのはもちろんですが、案外その親たちのほうがもっとハシャいでしまうということも(笑)

我が子のがんばる姿に、結婚式だということを一瞬忘れて、良い意味で親バカ全開に応援の声を届けてしまうかもしれません!

子どもに協力してもらうときの三箇条

  • 失敗をすることもある
  • 時間は余裕をもったスケジュールで!
  • ありがとうの気持ちを込めてプレゼントを渡す

失敗をすることもある

  • 緊張のあまり泣き出してしまった
  • リングボーイの子がリングを落としてしまった
  • ママのところに走っていった

など思わぬアクシデントもご愛嬌。子どもたちならではのかわいいハプニングとして、それもひとつの思い出になるはずです。

もしも失敗されると困るというなら控えるか中学生ぐらいのお子様に依頼をするのが良いです。

時間は余裕をもったスケジュールで!

思わぬアクシデントが発生すると時間が押してしまうことも。
そのため子どもに演出をお願いするときにはスケジュールに余裕をもたせましょう

普段は何気ないことでも時間に余裕がなくなるとイライラしたりするものです。

ありがとうの気持ちを込めてプレゼントを渡す

結婚式を盛り上げるお手伝いをしてくれた子どもたちには、しっかりお返しを渡すこともお忘れなく!

お菓子やおもちゃなど、その子の好みが分かれば好きなものを、分からなければ年齢に合ったものを選びましょう。たくさんの大人に見守られながら演出を行った子どもたちは、きっととても緊張し、その大役を務めたことでしょう。

メインテーブルのほうに子どもたちを招き、ゲストたちの拍手を浴びながらプレゼントを手渡せば、シャッターチャンスにもなりますよ。もちろん親御さんにも感謝の気持ちを忘れずに。