披露宴のテーブル装飾

披露宴会場での節約術!お花以外のアイテムで華やかに飾る方法

「会場を華やかにしたいけれど、節約もしたい!」

今回は、このような新郎新婦さん必見の装飾術をご紹介します。価格の高い生花以外のアイテムでも、工夫次第でふたりらしさ溢れる素敵な会場を作り上げることができますよ。

お花以外の装飾

日頃何気なくみかけるようなものでも、飾り方に一工夫すればとっても素敵な装飾アイテムに大変身することもあります。

結婚式のテーマやカラー、挙式をあげる季節にあわせて選んでみてください。なお、装飾についてはプランナーさんにも事前に相談しておくとスムーズに話を進めることができます。

テーブルランナー

テーブルランナー

レストランで、テーブルにかかったテーブルクロスの上に、もう一枚の細長い布がかけてあるのをみたことはありませんか?

それが『テーブルランナー』です。
テーブルクロスだけではちょっと寂しいかな、と感じるときは、テーブルランナーをかけると印象がガラッと変わります。レースやリボン、麻布を使って手作りもできるので、オリジナルのテーブルランナーで個性を出すというアイデアもありますよ!

キャンドル

キャンドル

小さなキャンドルを会場のあちこちに並べるとロマンチックな雰囲気になります。
カラフルなもの、水にぷかぷか浮かせることができるものなど、豊富な種類から選べるのもうれしいですね。

特にナイトウエディングでは、その美しさが引き立ちます。キャンドルの灯火に照らされて、最高にハッピーな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

バルーン

バルーン

ポップでかわいい印象の会場作りをしたいなら、バルーンを使った装飾がおすすめです。
まるで雲の上の世界にやってきたような、メルヘンチックな世界を作り出すことができるでしょう。

バルーンでアーチを作ったり、バルーンアートをたくさん飾ったりアレンジ方法は無限大。退屈しがちなお子さまゲストたちが喜んでくれそうなのも、うれしいポイントです!

木の枝

木の枝

ナチュラルな雰囲気の披露宴を挙げたいなら、木の枝を使って、会場内にたくさんの木を生やしてみてはいかがでしょう?

“森の中の披露宴”といった、絵本の世界にいるような素敵な空間に。雰囲気にあわせて新婦が着るウェディングドレスをシフォントレーンにしたり、植物を編み込んだヘアにすると統一感がでます。自然や緑が大好きな新郎新婦におすすめしたい装飾アイテムです!

木箱

木箱

受付会場に、新郎新婦の思い出の写真を飾るという場面は多く見られるのではないでしょうか?

テーブルの上にランダムに並べた木箱を使って、写真の枠にしたり、小物の土台にしたりすると、こなれた感じで、DIY好きの方には目を惹くデザインになります。

いろいろと装飾アイテムを決めていく中で、少し寂しいなと感じたら、木箱を取り入れてみると雰囲気がガラッと変わります

趣味のグッズ

一眼レフカメラ

自分たちのことをもっとよく知ってほしい!と望む新郎新婦にぴったり。
たとえば好きなキャラクターのグッズ、手芸が好きなら手作り小物など、自分たちらしさが出るアイテムを散りばめてみてはいかがでしょうか。

結婚式が終わったあとには「ふたりであんな趣味があって素敵だね!」なんて声をかけてもらえることもあるかもしれません。祝福を受けつつ、趣味を知ってもらえるというまさに一石二鳥のアイデアとなっています。

貝殻やサンゴ

貝殻

海好きなら貝殻やサンゴを装飾アイテムに使うのもおすすめです!

100円均一で貝殻やサンゴのセットが販売されており、リーズナブルに素材を準備可能。海をイメージするような会場作りを目指しているのなら、ぜひ取り入れてみたいですね。

洋書

洋書

洋書を使うだけで、どこか乱雑で、けれど温かみのある雰囲気も出て、まるで海外のとある洋館に一歩足を踏み入れたような会場を演出することができます。

積み上げるもよし、立てかけておくもよし、数冊まとめてふわりとリボンも巻いてみてもかわいいです。ところどころに開いた洋書を置いておくと、それもまたアクセントとなり、より一層おしゃれになりますよ。

ガラスボトル

ガラスボトル

空っぽになったらついつい捨ててしまいがちなガラスボトルも、実はアレンジしやすい装飾アイテムのひとつ。

ガラスボトルは形や色が豊富で、特にお酒の瓶にはおしゃれなものも多いです。ステッカーやマスキングテープを貼ったり、中になにか入れてみたり、さまざまな方法でガラスボトルの表情を変えて飾ってみてはいかがでしょうか?

普段よく使う調味料のボトルだって、工夫次第で生まれ変わることもありますよ!

季節のアイテム

結婚式を挙げる季節に応じて、旬のアイテムを使う考え方も。

桜

春といえば『桜』の季節。
桜の花びらを会場中に散りばめて、お花見気分を味わってみては?

本物の花びらではなく、ピンク色の紙で、花びらの形をたくさん作って飾るだけ。桜の花びら型に型抜きできるパンチなども売っているので、お手軽に大量生産できます

ビーチ

夏婚なら会場全体をビーチのようにコーディネート。
海を思わせる青や、砂浜を彷彿とさせる白で統一し、サンゴや貝殻を散りばめれば気分は常夏のビーチです!

ハロウィーンの装飾

紅葉にハロウィーンなどイベントが多い秋。紅葉をイメージした色紙を壁や床に飾ったり、松ぼっくりを使った装飾アイテムを作ったりジャックオーランタンや、ポップな包装のかわいいお菓子を会場に飾るというアイデアもSNS映えする会場ができあがります!

雪だるまのライト

雪をイメージした真っ白な会場での結婚式は幻想的でロマンチック。クリスマスが近い時期であればツリーを飾るのもGood!
LEDライトをいろんなところにあしらって、イルミネーションウエディングを演出するのも素敵かも。純白のドレスに身を包んで登場すれば、まさに雪の女王のようです。

やっぱりお花が良い…そんなときのヒント

「やっぱりお花で装飾したい…」

このような方に続いては、お花を使った節約術をご紹介します。もちろん生花が入る分、前述した装飾アイテムよりはお値段が張りますが、ちょっとした節約テクニックをご紹介します。

季節のお花を使う

コスモス

スーパーに並ぶ野菜や果物に旬があるように、お花にも旬があります。そして、旬のお花は、オフシーズンのときよりも値段を抑えられる場合が多いです。

もし、どうしても生花を使いたいという場合は、自分が結婚式を挙げる時期に旬を迎えるお花が何かを調べてみましょう。

「どうしてもこのお花を使いたい!」というこだわりがなければ、旬のお花を使って理想のコーディネートができるかもしれません。

造花を混ぜる

造花

ゲストたちから遠く、あまり目立たない場所への装飾には、造花を使うというのも節約術のひとつとなります。インターネットで調べてみたり、店頭で実際に手に取ってみたりして、装飾アイテムとしてふさわしいか確認してみましょう。

本物と見間違うほどクオリティの高い造花もたくさんあります。ご満足いただけるものがきっと見つかるはずです!

カラーオアシスをコーディネート

あまり聞き慣れないアイテムではないでしょうか?

水を含ませて切り花を挿しておく深緑色をスポンジといえば、「ああ、あれのことか!」とピンとくる方もいらっしゃると思います。あれは『オアシス』という名称で、基本は深緑色ですが、カラフルなカラーオアシスもあるんです。

たとえば、装飾に使う花の色とカラーオアシスを同系色にすれば、生花は少なめでも、寂しい感じなく飾ることができます!

カラーオアシスはアレンジ次第で形も自由に変えることができるので、有効に活用してみましょう。

オーナメントで寂しさをカバー

パール

カラーオアシスの他にオーナメントをあしらうことでもカバーすることが可能。たとえば、パールを散りばめたり、水を吸うと大きくなるカラフルな水ジェルを使ったりする方法など。

結婚式といえば、新郎新婦に次いでお花が主役だと思いがちですが、様々なものを活用することで、むしろお花だけより賑やかな仕上がりにすることもできるんです。

ゲストへのプレゼントに活用

お花のプレゼント

装花は原則使い回しをすることはできません。
高い費用を払って、あとは捨てるだけでは勿体無いので、ゲストにプレゼントするという方法もあります。

よくあるのが「自由に持ち帰ってください」ですが、プレゼント形式にしてプチギフトと共に渡したり、持ち帰りやすいように別途袋を用意するなど。費用はかかりますが、特にお花が好きな女性には喜ばれるでしょう。

まとめ

実際問題、お花は高いです。それを披露宴会場に飾るとなると、そのお値段は恐ろしいものに…。
今回ご紹介したさまざまな装飾アイテムと、アレンジ方法を活用して、素敵なのにリーズナブルな会場を作り上げてみてはいかがでしょうか?

新郎新婦が工夫をこらして完成させた会場は、きっと誰の目から見ても素晴らしいに違いないことでしょう。結婚式=お花という概念に捕らわれず、あなたらしい結婚式を演出してみてくださいね!