フォトウェディングの相場は20～25万円。金額によるサービスの違いはなに？

フォトウェディングの費用はピンキリです。
安いプランだと5万円以下ですが、こだわれば100万円を超えることもあります。

今回は『176名の先輩カップルに聞いたアンケート』を元に費用について解説します。
後半で紹介する8つの節約方法を駆使すれば、コスパのいいフォトウェディング選びができるはずです。

フォトウェディングの相場は20～25万円

フォトウェディングの相場は20～25万円です。
以下ではアンシェウェディングが実施したアンケート結果を元に相場を説明します。

全国平均は23.2万円

フォトウェディングの費用は平均23.2万円。
10～20万円未満がもっとも多く全体の約33.5%ですが、5万円だったり100万円を超えるカップルもいました。

見積りより支払い額が高くなった人の割合

約86%のカップルが「見積りと支払い額に差はなかった」と回答。
結婚式は見積り段階で、人数（ゲスト数）すら確定できないため、見積りはあがりやすいですが、フォトウェディングは心配しなくても問題ないといえます。

プランによる費用の目安

プランは大きく6つにわかれます。
違いは『衣装』と『撮影スタイル』で、金額は洋装よりも和装が高く、スタジオよりロケーションが高くなるのが一般的です。

スタジオ撮影の目安金額

スタジオ撮影とは屋内での撮影のこと。
撮影設備が常設されており素早く撮影できるため、ロケーションよりも安いプランがほとんどです。

衣装	目安金額
洋装	5万円～10万円
和装	8万円～12万円
洋装＋和装	10万円～15万円

※金額は目安です。時期やフォトウェディング会社により異なります。

プランに含まれるサービス例

• 撮影料
• レンタル衣装（おふたり各1着）
• 着付け
• 靴やアクセサリーなどの小物一式
• ヘアメイク（新婦のみ）
• 写真データ

ロケーション撮影の目安金額

ロケーション撮影とは、屋外での撮影のこと。
ビーチや神社、東京駅などの有名スポットなど、撮影スタッフの人数や機材の運搬が発生するため、スタジオより費用は高くなります。

衣装	目安金額
洋装	10万円～15万円
和装	15万円～20万円
洋装＋和装	20万円～25万円

※金額は目安です。時期やフォトウェディング会社により異なります。

プランに含まれるサービス例

• 撮影料
• レンタル衣装（おふたり各1着）
• 着付け
• 靴やアクセサリーなどの小物一式
• ヘアメイク（新婦のみ）
• 写真データ
• 交通費

追加料金が発生しやすい項目

基本プランは必要最小限。
フォトウェディングの目的によってはオプションを追加しないと満足できない可能性があります。

料金の目安

項目名	金額の目安
衣装ランクアップ	1万円～
アクセサリー追加・ランクアップ	5千円～
全データの納品	3万円～
アルバム	1万円～
ブーケ（生花）	3万円～
新郎ヘアメイク	5千円前後
ボディメイク	5千円前後
フォトグラファー指名	2万円～
特急便(短納期)	1万円～
土日料金	1万円～
撮影場所追加	1万円～
ヘアメイクアテンド	1万円～

※金額はあくまで目安、会社やプランにより異なります。また、プラン内に含まれていることもあります。

何が違う？費用差のあるフォトウェディングのサービス内容

似たようなプランであっても、フォトウェディング会社によって金額は異なります。

以下では、価格に影響するフォトウェディングのサービス内容を紹介。後悔しないためのチェックポイントとしても活用してみてください。

フォトグラファーのスキル

フォトグラファーのスキルは人それぞれ。
経験年数が2～3年のフォトグラファーもいれば10年を超える人もいますが、一般的にフォトグラファーによって価格は変わりません。

契約前に「どんな人が撮影するか？」を確認しておくと◎
稀にフォトグラファーを指名できる会社もあるので、指名料金や出張料金の有無をチェックしましょう。

撮影設備

撮影設備の良し悪しはわかりにくいですよね。
そのため上記の中で確認しておくべきは、スタジオのセットとモニター設備、ロケーションの撮影許可だけで問題ありません。

撮影クルー（スタッフ数）

ロケーション撮影ではヘアメイクさんありがオススメ！

スタッフ数が多ければ、満足いく仕上がりになる可能性がアップ！
フォトグラファーとアシスタント、照明、ヘアメイク、スタイリストなどがいます。

一方で、スタッフ数が多ければ費用は高くなりがち。
○人いるから、○円が相場とはいえないため、フォトグラファーの次に大事なヘアメイクさんがいるかを確認しましょう。

衣装

保有する衣装は、フォトウェディング会社により異なります。
また基本プランで選べる衣装は限定的で「結局アップグレードした」というカップルも……

衣装の価格を決めるのは素材やブランド。
好みは試着してみないとわからないことが多いため、高くなる前提で予算を確保しておくと想定外の出費を防げます。

撮影日時

撮影日時は価格に大きく影響します。
祝日よりも平日が安く、また繁忙期を避けるとより安くなります。また、当日の撮影時間は価格だけでなく出来映えに影響するため、撮影時間の目安も確認しましょう。

カット数と納品数

撮影当日は、数十～数百の撮影をおこないます。
しかし、撮影した全カットを納品してもらえるわけではありません。安いプランだと1カットと極端に少ないケースも……

安すぎるプランではカット数や納品数が極端に少なくないか？を調べましょう。

画像修整（フォトレタッチ）

画像修整はフォトウェディングでは必須！
明度や彩度の調整があるだけで、出来映えは格段にアップします。

好みもあるため、どこまでの修整があるかかの確認を忘れずに。
レタッチ技術の高さをウリにしているフォトウェディング会社もあります。

フォトレタッチのレベル

レベル	加工・修整の内容
レベル1	明るさやコントラストの調整
レベル2	急な肌トラブルにも対応できるレタッチ（例：目の下のクマやニキビを消すなど）
レベル3	背景を変える（例：曇を晴天にする、周囲にうつっている人を消すなど）
レベル4	憧れの人になるレベルのレタッチ（例：二の上での部分痩せなど）
レベル5	別人になるレベルのレタッチ（例：体型を変える、目を大きくするなど）

※レベルは修整の難易度を示すものではありません

納品方法

デジタルデータとアルバムの納品方法があります。
アルバムは意外と高額ですが、印刷会社を使えば安価に作成できます。こだわりがなければ無理に依頼する必要はありません。