結婚式の招待状の出し方

結婚式の招待状は、ほとんどの新郎新婦さまが郵送と手渡しの両方を使い分けます。

注意したいのが手渡しと郵送ではマナーが異なる点です。そこで今回は直接お会いして手渡しをするときのマナーをご紹介していきます。

招待状は郵送と手渡し、どっち?

招待状は基本的に『手渡し』がおすすめです。
しかし全ゲストに対して、手渡しすることは不可能であり、ほとんどの新郎新婦さまは手渡しするゲストと郵送するゲストの2パターンを使い分けています

手渡しすべき人

上司

手渡しすべき人
  • 主賓(必須)

    主賓の方には結婚式でも大変な役をお願いするため、お会いして一言「お願いします」と伝えるのがマナーです。主賓の方には突然訪問するのではなく、会う約束を取り付けてから伺うようにしましょう。

  • 上司や同僚(必須)

    会う頻度の多い上司や同僚にも手渡しが基本です。会社関係については注意点が多いため後述します。

  • 仲人(必須)

    最近では仲人のいる方は極端に少ないですが、もしも仲人の方がいるなら必須です。

  • 役割をお願いする人(必須)

    主賓挨拶や乾杯挨拶以外でも友人スピーチや受付など役割をお願いする人へも基本は手渡しで改めてのお願いをするようにします。

  • 恩師

    主賓として招待する方も多いでしょうが、主賓でなくても恩師の方であれば、可能な限りお会いしたいところ。ただ、遠方だったり時間の都合があわなければ郵送でも問題ありません。

  • 会う頻度の多い友人

    友人ですので”可能なら”手渡しが望ましいです。時間があわなければ、もちろん郵送でも問題ありません。

考え方としては、主賓+日常的に会う頻度が多い人は手渡しで、それ以外の方は郵送と考えていただければマナー違反ではありません。

大切なのはおもてなしの気持ちですので、無理に手渡しにこだわらなくてもOK。手渡しと郵送では宛名の書き方なども変わるため、確実に手渡しをする人だけリストアップしておきましょう。

もしも疎遠になっている人が多い場合は欠席率が高くなる可能性も。そういった方には手渡しすると欠席率を下げる効果も見込めるよ。

手渡しよりも大事な事前報告

報告

招待状を手渡しにするか郵送にするかよりも大事なことは事前に結婚報告をしているかどうかです。

基本的な流れ
  1. 最初に口頭や電話で結婚報告をする
  2. 招待状を送っていいか確認をする(住所を知らない人にはここで住所を聞く)
  3. 招待状を送るor手渡しする

事前連絡なく招待状を送るのが最もマナー違反!
いきなり招待状を送ると欠席する人の確率も高くなるというデメリットもあります。ただし、どうしても時間がない場合は、直接お会いして結婚報告+招待状を渡すことを同時にすることもあります。

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招待状の手渡し基本ルール

続いては招待状を手渡しするときに基本的なルールをご紹介します。

手渡しをする時期、日時は?

女性のスケジュール帳

招待状を渡す時期は遅くても結婚式の2ヶ月前まで。
できるだけ早めに渡すことで、招待ゲストもスケジュールを合わせやすく、欠席の数も減らすことができるため挙式3か月前がおすすめです。

郵送と違って手渡しの場合は、『大安』や『友引』などのお日柄を気にする必要はりません。
お日柄を気にしていると渡すタイミングが遅れてしまい逆に迷惑をかけることになるため、できれば大安がいい程度で考えておくといいですよ。

誰が?どうやって渡す?

招待状の手渡し

お二人で訪問して渡したり、新郎新婦さまがそれぞれお一人で渡すなど招待する方やお二人との関係によって変わります。

以下ではゲスト別に解説していきます。

親戚関係

親族関係の付き合いは家によって非常に違います。
毎年のように親戚が集まる家もあれば、数年に一回の家、ご両親の兄弟は仲が悪い・・・など関係性はバラバラ。そのため”一般的”というのがありません。

渡し方のパターン例
  • 新郎新婦お二人が渡す
  • ご両親が渡す
  • ご両親と新郎新婦が渡す

新郎新婦さまによって渡し方は違うため、ご両親に相談をし意見を取り入れて決めましょう

もし悩むようならお付き合いの度合いで考えるのがオススメです。付き合いが深いなら訪問して手渡し、付き合いがほとんどないなら事前に電話報告だけして郵送します。

会社関係

会社関係は渡す順番に注意が必要です。
基本は【上司→先輩→同僚】という順番で渡すのが無難です。

上司より先に同僚に渡すと「部下より後に渡された」と印象を悪くする人もいるため、仕事への影響を気にするなら順番だけは注意をしてください

上司との都合があわない

困る女性

お忙しい上司の方だと時間の都合があわないということもあります。
その場合は順番がずれてしまっても構いません。なぜなら何よりも問題なのは、お伝えすることが遅れることだからです。

もしも上司よりも同僚や部下にわたすことになる場合は、先に電話で伝えるようにします。たとえば「招待状をお渡ししたいのですが、ご都合の良い日はありますか?」と伝えるだけです。

就業時間外が基本

談話する女性

お渡しする時間帯は就業時間外にしましょう。
企業文化にもよりますが、プライベートなことをよく思わず、ネチネチいわれない(笑)ように就業時間外が無難。お昼休みや就業時間後にお渡ししましょう。

仲の良い先輩や同僚、部下であれば飲みに誘って個別にお伝えすると喜ばれるはずですし丁寧ですね。先輩であればご馳走してくれるはずです(笑)

ついで渡すはNG

相談する女性

普段から会う会社関係の方は、ついつい「会ったついでに…」と考えがちです。しかし、会ったついでに渡そうと考えていると、人によってお渡しする時期が大きくズレることがあります。そうなると相手はどう思うでしょうか?

  • 人数合わせで呼ばれた
  • 私のことを忘れていた

と思われる可能性だってあります。「お話したいことがあるので、少しお時間を頂けますか?」とお伝えした上で、時間を作ってもらってお渡しするのがおすすめです。

社内結婚

社内結婚

社内結婚の場合は特別な配慮が必要になります。
部署が違えばお互いの上司にお二人でご挨拶をするのが望ましいです。また、結婚前後の手続きでお世話になる人事部長にもご報告すると手続き関係もスムーズに進められます。

手渡しするときの招待状の作り方

結婚式の招待状

手渡しと郵送ではマナーが異なります。
そのため招待客リストを作成するときにも、誰を手渡しにし、郵送にするかを決めておくと間違えがなく準備ができます。

糊付けをしない(封をしない)

糊付け禁止

招待状を手渡しするときは、封筒を糊付けはNG!
理由は、結婚式などお祝いごとでは『切れる』や『別れる』は縁起が悪いとされており、封を切る=縁起が悪いためです。封をしないと中身がでそうなときは、はがしやすいシールを貼るようにしましょう。

宛名に住所を書かない

宛名には住所は書かず、お名前(フルネーム)だけを書きます。
これは郵送と手渡しの区別をはっきりとつけるためであると同時に住所を書くと「本当は郵送するつもりだったんだな」と思われることがあるからです。

手渡しする人に住所を書かないように郵送する人と手渡しする人は分けてリストアップしておくのがおすすめです。社長や取締役などの方や社外の人を呼ぶ場合は、社名と役職(肩書)をいれます。

尚、差出人については手渡しであろうが記載するのがマナーです。

返信ハガキに切手を貼る

慶事用切手

手渡しの招待状に切手は不要ですが、返信ハガキには必ず切手を貼ります。
こちらが手渡しでも、お相手の方が手渡しで返信ハガキをくれるとは限りませんし、切手がないと手渡しを催促されていると受け止める人もおります。

オリジナリティのある手渡し便スタンプ

切手のない封筒は少し寂しい・・・
そんな新郎新婦さまの間で流行っているのが『手渡し便スタンプ』です。

手渡し便スタンプ

前撮りの写真をつかったり、テーマにあわせたデザインにしたり、”オリジナル”という点も人気の理由。

エクセルやワードでつくれますが、難しいのは印刷。家庭用プリンタでは、色が鮮明でなく、かすんだり、シール台紙だとカットの手間や見栄えが悪いなど、作成はできても印刷後に「イメージと違う…」なんてこともあります。

封筒への入れ方は郵送と異なる

郵送と手渡しでは、封筒への入れ方も異なります。
郵送する場合は、宛名側に招待状の表を合わせますが、手渡しは相手がすぐに開ける向きを正面にするため郵送と手渡しでは中身の裏表が逆です。

裏表は逆になりますが、上下は郵送も手渡しも変わらず封筒の向きと同じなので、そちらも注意です。

封筒:横書き/招待状:横書き
封筒:横書き/招待状:縦書き
封筒:縦書き/招待状:縦書き
封筒:縦書き/招待状:横書き

1分で振り返り
この記事のまとめ

アンシェくん
  • 主賓、会社関係、仲人へは手渡しが基本となる
  • 招待状を渡す前に結婚報告をする
  • 手渡しの招待状には糊付けをせず、宛名に住所を書かない
  • 返信ハガキには必ず切手を貼る
  • 封入は郵送と逆になる
  • 遅くても挙式の2ヶ月前までに渡す(できれば3ヶ月前が理想)
  • 親戚へ渡すときは付き合いの度合いや両親の意向を反映させる
  • 会社関係は必ず上司から渡す

今回は招待状を手渡しするときのマナーでした。招待状の作成は時間がかかるため、なるべく式場や外部へ依頼をし、お二人は結婚報告やドレス、引き出物など時間がかかる作業をするようにしておきましょう。