コロナ結婚式調査

他の業界と同じく、結婚式業界も新型コロナウイルスの影響を大きく受けた業種のひとつです。

今回の調査では、新型コロナウイルスが新郎新婦さまに与えた影響を調べました。
また2020年4月以降に結婚式場を探す予定だった新郎新婦さまにアンケートを実施し、今後の結婚式の見通しを調査しています。

調査概要
調査方法 インターネット独自調査
調査期間 2020年8月28日~10月12日
調査対象 343組
  • 2020年3月~8月に結婚式を予定していた新郎新婦さま
  • 2020年4月以降に結婚式場を探す予定だった新郎新婦さま

結婚式がコロナウイルスの影響を大きく受けた理由

結婚式は新型コロナウイルスに対し以下のリスクを抱えています。

上司と同僚

祖父母を招待する
年配者は感染時に重篤化しやすい傾向がある

祖父母

職場のゲストを招待する
個人的なイベントに起因して同僚から職場クラスター発生の可能性がある。

結婚式は一生に一度のビッグイベント。
長期間の準備に費やした時間、キャンセルにかかる莫大な費用、出産などの将来を考えると、このタイミングしかないという人も少なくありません。

花嫁さまと友人

一方で、結婚式には個人で行く旅行や飲み会とは比べものにならないリスクがあります。
主催者である新郎新婦さまが、結婚式の決行判断をすることは非常に悩ましい問題です。

結婚式を実施したかどうか?

本年、3月~8月に結婚式を実施する予定だった新郎新婦さまに結婚式を実施したかどうかを聞いてみました。

結婚式の実施 延期 キャンセル 予定通り開催
割合 53.9% 38.0% 8.1%

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半数以上の53.9%の新郎新婦さまが延期を決断していました。
さらに「結婚式をキャンセルした(取りやめ)」と回答した新郎新婦さまは38%にのぼりました。

案内をするウェディングプランナー

結婚式は長い人で1年以上も前から計画をする人もいます。
新郎新婦さまにとって、結婚式は人生でも重要なイベントのひとつであり、また多くのゲストを招待する結婚式は周囲への影響も大きいです。

上を見上げる花嫁さま

延期や取りやめにしろ、コロナ渦で実施するにしろ、どの選択においても新郎新婦さまの苦悩ははかり知れません。

結婚式を延期したと回答した新郎新婦さま

以下では「結婚式を延期した」と回答した新郎新婦さまへのアンケート結果です。

延期後の日程がコロナ終息前であった場合はどうしますか?

結婚式の実施 再延期を検討する 工夫して結婚式を実施する 実施をあきらめる
割合 84.3% 11.8% 3.9%

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コロナウイルスの終息後、ほとんどの新郎新婦さまが、万全の状況での結婚式を望んでいます。

新型コロナウイルスのニュース今秋ではまだ開催は厳しいと考える人も少なくない

延期費用はかかりましたか?

延期費用 かからなかった 1~10万 10.1~30万 30.1~50万 50.1~100万 100.1万以上
割合 70.1% 6.9% 6.9% 8.0% 5.7% 2.3%

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新郎新婦さまの約7割は延期費用が無料だったと回答。
一般的に結婚式の延期には手数料をとられますが、キャンセルではなく延期なら多くの結婚式場が特別対応を行ったようです。

ホテルのロビー結婚式場の経営も非常に厳しい状況に

結婚式を延期した人の心境

ケーキさん(女性)

結婚は去年夏にしていて、今年6月に挙げる予定でした。泣く泣く延期しました。来年6月には式をしたいですが出来るか分からず準備すら気持ち的に、無駄かもと思い滞っています。とにかく考えるだけで涙が出てきてしまい、周りから式はどうするの?と聞かれるのが苦痛以外の何者でもありません。傷が癒えるまでそっとしておいて欲しい気持ちでいっぱいです。

かおりさん(女性)

コロナウイルスの感染防止のため、結婚式を楽しみにしていた祖父母が不参加を希望したため延期しました。仕事の合間をぬって打ち合わせをしてきた努力が無駄になってしまった気持ちと、式を挙げたかった気持ちと、延期にするか決行するか両家と親族で連日の話し合いですり減った神経で、やるせないやら悲しいやらで脱力感でいっぱいでした。 コロナウイルスが蔓延する前に90人規模の結婚式を予定していたので、楽しいはずだった新婚生活が何故こんなに残念な気持ちでいっぱいなんだろうと何度も落ち込みました。仕方のない事だとは分かっていますが、誰かを責める事も出来ず、補償もなく、延期した来年の結婚式も中止にする場合200万円費用がかかってしまいます。やむを得ない理由で、やってもいない式の高額なキャンセル料を払うくらいなら、反対されながらでも感染対策をしっかりして決行した方が良いのではないかと、延期を決めた今でもぐるぐる考えてしまいます。もっと前向きにならなければと思っていますが、結婚式場のCMやハネムーンの広告等が映るだけでも泣いてしまったり、落ち込んでしまったりします。妊娠・出産も適齢期があるにも関わらずただ終息するのを待つしかなかったりと、不安ばかりですが気長に待つしかないと言い聞かせています。

pianoさん(女性)

コロナが想像以上に蔓延していて、密を避けるためには仕方ないけれど、残念でした。 コロナの終息はいつになるかわからないが、長く付き合ってきたのでコロナごときで結婚を遅らせたくなかった。「何故、今なんだろう…」とショックだった。

くまさん(女性)

式を挙げる日への思い入れもあったので、コロナの影響で理想の挙式日に挙げれなくなった事がショックです。遠方から集まる友達も多い為コロナ感染対策だったり式場で徹底した所で交通手段で感染してしまう恐れもあります。親族には重い持病を持った人もいる中で自分だけの気持ちで無理に式を挙げたくない。早くコロナが終息してほしい気持ちでいっぱいです。

kuromiさん(女性)

正直すごくショックでした。招待状とかも全て出して、みんな来てくれると言う返事をくれていた直後だったので。しかし、命に関わることなのでもう少し落ち着いてから結婚式をし、大勢の方に来てもらえたらいいなと思っています。

結婚式を取りやめ(キャンセル)したと回答した新郎新婦さま

続いては「キャンセルした」と回答した新郎新婦さまの回答を紹介します。

キャンセル費用はかかりましたか?

キャンセル費用 かからなかった 1~10万 10.1~30万 30.1~50万 50.1~100万 100.1~200万 200万円以上
割合 34.7% 16.3% 8.2% 10.2% 20.4% 8.2% 2.0%

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結婚式を中止した新郎新婦さまの65%以上がキャンセル費用を支払っていました。

お金

キャンセル費用は平均677,813円
200万円以上のキャンセル費用を請求されたケースもあったようです。

キャンセルという苦渋の決断をし、高額なキャンセル費用まで支払わなければならないというのが現状です。

結婚式を取りやめ(キャンセル)にした新郎新婦さまの心境

lalalalaさん(女性)

昨年からの計画でしたので、コロナウイルスがこんなにも世間に影響を与えるとは予測もしていませんでした。入籍をして結婚のイベントを楽しみにしていただけに、今回のキャンセルの決断は非常にショックが大きく、立ち直るのにも時間がかかりました。今では仕方のないことだと半ば諦めのような気持ちで納得しています。

oduさん(男性)

6月に宮古島での挙式を予定していたのですが、4月上旬にキャンセルを決めました。コロナ拡大のなかで、来ていただく親族や宮古島の医療関係等を考慮し不安があったので決断しました。結婚式を行いたい気持ちと、大切な人を危険にさらすかもしれないという気持ちの葛藤がありましたが、どこか気持ちの整理がつかないまま、また不安な気持ちを抱えての結婚式は行いたくなかったので今回はキャンセルを決断しました。 まさかコロナの影響がここまで拡大すると思っていなかったので想定外なことではありましたが、結婚する・しないの判断には影響しませんでした。

ttkkさん(女性)

無理矢理にでも、式を開いても想像してた喜びや周囲からの、おめでとうを受け入れきれないなあと思い決断しました。 偶然、好きな人との間で今が結婚の時期だねって話して、たまたまコロナが重なってしまっただけと、二人の中では、これも運命かもねと人生の厳しさを痛感しました。

うりうさん(女性)

父親の病気の関係で、遅くとも今年の秋までには結婚式を挙げる必要がありました。 年内にコロナウイルスが終息するとも考えられない為中止としました。 キャンセル費用で200万円支払いました。結婚式を中止にした事よりも、わけもわからず200万円支払いをしたことのほうがショックで納得も行きません。 結婚式場は、キャンセル費用で大儲けではないでしょうか?

健太2244さん(男性)

新型コロナウイルスの対応に関して、結婚式場への不信感が拭えなかったことが中止にした直接的な原因です。 それまで良好に対応してくれていた結婚式場の対応が激変しました。
新型コロナウイルスそのものは、誰も予期せず防ぐこともできない事ですから仕方ないと思いますが、結婚式を任せることができない式場だと判断しました。 キャンセル費用は100万円でしたが、100万円支払ってでもその式場では結婚式を挙げたくなかったです。 コロナウイルスが落ち着いたら小規模な結婚式を検討したいと思っています。

コロナ渦でも結婚式を実施した人

コロナ渦(2020年3月~8月)に結婚式を実施した人の詳細アンケートは以下のようになりました。

ゲスト人数に変更はありましたか?

ゲスト人数の変更 ゲスト人数減 予定通り
割合 63.9% 36.1%

結婚式を実施したカップルも6割以上はゲスト数を大幅に減らして実施していました。
規模を縮小した家族婚や、一部の親戚や友人だけの小規模婚にせざる負えない状況です。

披露宴のテーブルセッティング緊急事態宣言時は多人数での会食の自粛要請も

式の内容は予定通りでしたか?変更しましたか?

結婚式の内容 予定通り実施した 内容を変更した
割合 19.4% 80.6%

結婚式を実施した8割以上の新郎新婦さまが当初の結婚式の内容を変更しています。
変更を余儀なくされた内容の例は以下のようなものです。

  • お酌禁止
  • 席の間隔を開ける
  • 食事中以外はマスク着用
  • テーブルラウンドの中止
  • 余興の中止
  • リモート披露宴の実施

アルコール消毒

従来なら問題なく実施している演出ができないことも新郎新婦さまにとっては辛いことです。

コロナ渦でも結婚式を実施した人の心境

yuriさん(女性)

どうして自分が結婚するタイミングでコロナが流行ってしまったのか、悲しみや苛立ちをぶつけたくてもぶつける場所もなく、夫に当たってしまうこともありましたが怒ることなく優しくいつも返してくれたので、この人と結婚を決めて良かったと改めて感じることができたのでそれはそれで良かったかと思いました。

shienさん(女性)

コロナウイルスの感染時期流行以前からこの時期に結婚式を行おうと考えていたので、結婚式を行えるか少し心配でしたが、規模は小さくなりましたが行えたので特別な心境はありませんでした。

mai-mさん(女性)

コロナが流行り始めた頃だったので開催延期も考えたが、結婚式後に転勤の予定もあった為決行した。当時は式場側もまだ対策が十分練られていなく不安な面もあったが、予定通り十分楽しむことができた。

まゆみさん(女性)

本当に心配ではありましたが、妊娠している事もありここで結婚式が出来なければ諦めなければならなかったので決行しました。 ゲストの皆様も、心からのお祝いの言葉をいただけて結果的には何もなかったので実施して本当によかったです。

tomatoma19さん(女性)

今までは挙式と披露宴をすることが「結婚式」だと考えていたが、人生の節目である「結婚式」をやる意味を深く考えるきっかけとなった。従来通りのゲストを呼ぶ形で挙式はできなかったが 自分たちが下した決断は間違っていなかったと思う。コロナウイルスの流行で、結婚式は誰のために行うのか、どんな意味があるのかを考え直すきっかけとなったと感じている。

結婚式場を探す予定だった新郎新婦さま

続いて結婚を決めて4月以降に結婚式場を探す予定だった新郎新婦さまのアンケート結果をご紹介します。

結婚式は実施しますか?

結婚式の実施 コロナが落ち着いたら式場を探す 結婚式はあきらめる コロナ渦でも工夫して式を挙げる
割合 70.1% 23.9% 6.0%

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結婚式場を探す予定だった新郎新婦さまの心境

5522の父さん(男性)

幸せであるはずの新婚生活がコロナの影響で外出自粛等をせざるを得ないから充分には楽しめていないことがとても残念に思う。 せめて結婚式くらいは、終息後に安心して挙げたいとおもっていますが出来るのか?出来ないのか?いつになるのか?気長に待つことにしています。

メグりんさん(女性)

人生で幸せ絶頂の時期のはずが、世界中が苦境に立たされる時期と重なってしまった事が悲しいです。 年齢的に結婚の時期を遅らせたくなかったので入籍のみはしましたが、結婚した事はほんとに親しい人たちにしか報告していません。 ましてや結婚式場を探すのは気が引けます。これからの結婚生活の事だけを考えるようにしています。

yykkssさん(女性)

式場探しを楽しみにしていたので、こういう状況になってしまいとても残念です。ただ、感染の不安があるなか実施するのも気が引けるので、落ち着くまで結婚式場探しも延期です。 どれだけ先になってしまうかはわかりませんが、出産や子育てもあるので結婚式は出来ないかも知れません。

林こもさん(女性)

もともと籍は授かり婚で、1年前に入れていたため、諸々落ち着いたら挙式する予定でした。こどもが1歳の時とタイミングを合わせて?などと、色々構想を膨らましていたのですが、予想外にコロナが落ち着く様子はなく、どうしようか悩んでいます。挙式を急がないといけない状況ではないですが、ダラダラと延期するのは嫌なので、このコロナがいつ落ち着くのか、不安な気持ちでいっぱいです。

ひさっしーさん(男性)

コロナウイルスの影響をもろにうけて会社の業績が低迷しています。今年の4月くらいには式場を探しているはずでしたが今では職探しをしています。結婚式挙げる挙げないではなく今後の結婚生活をどうしていくかが問題です。結婚式はまず考えられません。