プチギフトは、結婚式の参加者に出席のお礼として手渡す小さなプレゼントです。
引き出物とは違って、ゲストの1人1人に渡すこと手渡しができるプチギフト。
披露宴で唯一ゲスト全員と会話のできるチャンスでもあります。だからこそ、しっかりと感謝の気持ちを伝えたいですよね。
結婚式と二次会のプチギフトの相場、プチギフトの必要性について説明します。
プチギフトの相場
プチギフトの相場は結婚式と二次会で金額が異なります。
以下では、結婚式と二次会の2つにシーンを分けて、プチギフトの相場をご紹介いたします。
なお、引き出物の相場については「結婚式の引き出物の相場はいくら?ゲストと都道府県別に徹底解説」をご覧ください。
結婚式のプチギフトの相場
プチギフトの平均費用は264円です。
最も多い価格帯は200円未満、400円以内のカップルが約85.3%となっています。
プチギフトの相場
地域によって若干の差はありますが、300円前後のアイテムを選ぶのが無難です。
ただし、いかにも300円という商品ではなく、 です。
二次会のプチギフトの相場
続いては二次会のプチギフト相場です。
二次会は披露宴のプチギフトの相場より少し高く400~500円が目安となります。
会費の約1割のアイテムを選ぶと失敗がありません。
結婚式のプチギフトの相場と比べると少し高くなりますが、二次会は結婚式とは異なり引き出物を用意する必要はありません。
その代わり感謝の気持ちとして、披露宴よりも少しだけ上質のプチギフトを用意するカップルが多くいます。ただし二次会についてはプチギフトが不要なケースもあります。
- 会費が安い(5,000円以下が目安)
- 余興の中で参加者全員にギフトを配る
上記の場合は、予算との兼ね合いでプチギフトの有無を検討しましょう。
二次会は結婚式よりも比較的ゲストの年齢層も限定されており、様々な年代の方が列席してくださる結婚式よりも、商品は選びやすいです。
さらに持ち込み料が不要な式場も多く、外部ショップで買えば相場より30~40%ほど安くなります。アンシェウェディングでもプチギフトは最大45%OFFで用意しています。
プチギフトで節約した費用を引き出物のランクアップに使ったり、会費を安くするカップルもいるよ。約88.5%のカップルは持ち込んでるよ。
プチギフトは絶対に必要なの?
いままでプチギフトで嬉しいことはなかったけど・・・絶対に用意した方がいいの?
絶対にプチギフトが必要というルールはありません。
プチギフトのない結婚式もありますし、二次会で「プチギフトはなかったよ」という人も多いのではないでしょうか?
- 今まで嬉しいと思ったことがない
- 退場するときに時間がかかってしまう
などの理由でプチギフトを用意する・しないで悩むカップルも少なくないのです。プチギフトは絶対に用意した方がいいのでしょうか?
プチギフトを用意した方がいい理由
結論からいうと、以下の2つの点からも用意することをオススメします。
- プチギフトを用意するカップルが多い
- お見送りで役立つ
プチギフトを贈るカップルは92.3%
約92.3%のカップルがプチギフトを用意しています。
昔はプチギフトという文化がありませんでした。
しかし披露宴後に、ゲストをお見送りする際に「手ぶらでは寂しいし失礼」ということで一般化しました。
これだけの数のカップルが用意をするプチギフト。
何もないとゲストによっては「あれ?」と思われるかもしれません。
お見送りで役立つプチギフト
プチギフトが必要な最大の理由がお見送りです。
プチギフトはお見送り時に役立ちします。
理由は、ゲスト一人ひとりとの『会話の機会』が生まれるから。忙しい結婚式では、仲の良い友人でさえも、まともに会話できません。
無理に用意をする必要はないけど、あれば便利なアイテムだよ。
プチギフトはお見送りに手渡しするアイテムですが・・・実はお渡しするタイミングはいくつかパターンがあります。
プチギフトの贈り方
プチギフトを贈るタイミングは、お見送りで手渡しが一般的ですが、それ以外の贈り方もあります。
続いては、渡すタイミングや引き出物との関係、人気アイテムを紹介します。
プチギフトを渡すタイミング
プチギフトを渡すタイミングは以下の3つです。
- ゲストをお見送りするとき
- テーブルに挨拶をして回るとき
- 引き出物と一緒に引き出物袋の中にいれる
プチギフトを渡すタイミングの定番は、挙式の最後にゲストをお見送りをするときですが、最近ではキャンドルサービスやフォトラウンドなど、ゲストテーブルをまわるときに手渡しする新郎新婦さまもいます。
またオススメしませんが、引き出物袋にいれる新郎新婦さまも。
オススメはお見送りのタイミングですが、ゲスト数が数百人もいるなど特殊な事情があれば、その他のタイミングでも構いません。
もしもお見送り以外でプチギフトを渡すなら、お見送り時にはプチギフトの代わりにお礼カードを渡すのがオススメだよ。
プチギフトは引き出物の数に含まれない
引き出物にプチギフトは含まれません。
引き出物の構成は、メインの引き出物(記念品)+引き菓子+縁起物orプラスワンアイテムの3種類が一般的です。
プチギフトを引き出物にするとか、どんだけセコイの?
このように捉えるゲストもいるめプチギフトは引き出物袋にはいれない方が無難です。
引き出物の品数が多ければプチギフトは不要?
プチギフトと引き出物数には関係がありません。
引き出物が多いからといってプチギフトが不要ではないのです。
必ず用意する引き出物に対して、プチギフトは必要というルールはありません。プチギフトを用意するしないは、カップルの考え方次第になります。
プチギフトの人気アイテム
定番はドラジェですが、メインの引き出物のように割合が偏っておりません。
クッキーやフィナンシェなどの焼き菓子の他に雑貨などもあります。
プチギフトの人気アイテム
ギフトショップのお菓子 | 39.8% |
ブランドや地元で有名なお菓子 | 19.5% |
お菓子以外の食品・ドリンク | 12.9% |
写真や文字入のオリジナルのお菓子 | 11.5% |
キッチン・バス用品・日用品 | 11.3% |
手作りのお菓子や雑貨 | 3.2% |
その他 | 10.5% |
引き出物はゲストのことを考えて用意する必要がありますが、プチギフトは人気や定番にとらわれず新郎新婦さまが自由に商品を選べるアイテムといえます。
プチギフトも贈り分けをした方がいい?
プチギフトは全てのゲストに同じものを用意するのが一般的。
引き出物と違って細かく贈り分けをすると、手渡しするときに手間取って渋滞になることに・・・
喜ばせるつもりがかえって迷惑をかけるため、贈り分けをしたいなら新郎さまと新婦さまで分けるぐらいの無理のない範囲で用意することをおすすめします。
例外ケースとして、子どもゲスト向けに”子供用のお菓子”を用意するカップルはいるよ。親からは「気が利く新郎新婦ね」と思うし、子供も喜ぶよ。
プチギフトは積極的な持ち込みを
引き出物やウェディングドレスなどは”持ち込み料”が発生することが少なくありません。
しかしプチギフトは、持ち込み料無料の式場が多いため積極的な持ち込みをオススメします。
割引額は1点100~200円ほど。
割引額は低いですが、招待人数が仮に60名なら6,000~12,000円もお得になります。
アンシェウェディングの引き出物宅配「アンシェ便」は安いだけじゃない!他社との5つの違いを紹介します。
1分で振り返り
この記事のまとめ
引き出物は家族にひとつだけです。
しかしプチギフトはゲスト全員に感謝を伝えることができるアイテムです。「良い披露宴だったね」や「良い二次会だったね」と言ってもらえるよう、お二人のセンスが光るものを用意できるといいですね。
なお、手作りをする場合は、ラッピング費用も計算しておくことを忘れずに!