招待状本状に記載する文章の構成は一般的な形式が決まっており、下記のような構成となります。
頭語・結語とは本文の前後に入れる言葉です。
結婚式の招待状で使われる頭語・結語は、一般的に丁寧な意味合いを持つ『謹啓・謹白』を使うことが多いですが、
『拝啓・敬具』のようなかしこまらない形でも間違いではありません。
なお、頭語・結語は必ずセットで使います。
例えば、頭語に『謹啓』を使ったら、『謹白』を使います。
逆にいえば『謹啓』を使ったら結語に『敬具』を使うことはマナー違反となります。
時候のあいさつは頭語の後に続く文章です。
春夏秋冬と四季が豊かな日本ならではの慣習で、招待状の差出月に応じた文章を選びましょう。
頭語・時候の挨拶に続いて書く文章が、結婚報告と招待内容の文章です。
結婚式の招待状の文面は、パターン別の文例を自分たちに合うようにカスタマズして使用するのがスムーズです。
基本のパターンは差出人別に以下の3パターンがあります。
上記のパターン+それぞれに媒酌人ありなしのパターンがあります。 また
など結婚式のスタイルによっても文面の内容は変わります。
それぞれの新郎新婦の結婚式の形に合った形の文例を確認した上で文章を作成しましょう。
横書き:西暦(2018年)
縦書き:和暦(平成三十年)
結婚式の招待状は縁起の良い日に送ることが一般的であるため『○年○月吉日』という記載にします。
差出人の決め方は上記で説明をしましたが、文面の中にも差出人を記載します。
日時(日付、開始時間、受付開始時間)
場所(式場名、住所、電話番号、最寄駅など)
を記載します。
差出日と同様に、日時は横書きなら西暦、縦書きなら和暦で表記します。
時間は、午前・午後を付けるのが一般的で、昼12時は『午後12時』または『正午』と記載します。
また、本状とは別に会場案内図を用意すれば、最寄り駅や交通手段などの詳細を記載できます。
一般的には挙式日より2ヶ月前または招待状を発送した1ヶ月後の大安や友引の日に設定するのが望ましいとされています。
ただし招待状を発送するのが遅れてしまい、
日程に余裕がない場合は「折り返しご返信くださいますようお願い申し上げます」と記載しましょう。
ANCIE WEDDINGではこれらの文章の例文を多数用意しておりますので購入時も安心です。