招待状を郵送で送る場合は郵便番号と住所・ゲストの氏名を記載しますが、 手渡しで招待状を渡す場合は住所等を記載するのはNGです。
郵送で送るか手渡しで渡すかをあらかじめ確定させた上で宛名書きに入りましょう。
宛名書きにおいては『慶び事は太く濃く』として、毛筆による手書きで書くことが基本です。
宛名印刷を行う場合でも、書体は毛筆書体に近い書体で印刷するようにしましょう。
ご両親の世代の方に聞くと「宛名書きは手書きじゃないと失礼」という意見を聞いたことがあるかもしれません。
しかし、実際招待ゲスト全員の宛名書きを手書きで書くとなると相当な労力と時間が必要で、 挙式まで時間がない場合や招待ゲスト人数が多い場合は手書きで書くことは難しい場合が少なくありません。
ANCIE WEDDINGでは2018年11月に結婚式に招待されたゲストを対象にアンケートを実施したところ、 多くの方が印刷でも失礼とは思わないと答えており、半数以上は手書きであることにも気付いていないのが実情です。
昨今では宛名を印刷で行う新郎新婦もどんどん増えてきており、時代と共に考え方が変わってきていると言えるでしょう。
「手書きで書きたいけど自分達では書けない」という方は、プロの方に代筆を依頼する筆耕サービスなどを利用しましょう。