両親への相談なくして結納金なしは超危険!
結納金なしのカップルは割合として非常に少なく、進め方を間違えると大変なことに……
昔からのしきたりが残る地域もあります。
以下では するので参考にしてみてください。
コレだけはチェック!結納金なしの注意点
大前提として……
結納金なしは新婦側からの申し出があったときのみ検討すべきことです。
その理由は単純。
結納金は新郎側から新婦側へ納めるものだから。くれぐれも男性から言わないように気をつけてください。
新郎側からの結納金なしの申し出は、マナー違反であり、新婦側へ不信感をつのらせる原因となります。
結納金のありなしは誰が決める?
一般的に結納金は新郎側が用意するもの。
男性が結納金のありなしを決めるものではなく、まずは新郎新婦さまで話し合い です。
本来であれば、ご両家で話し合うべきこと。
しかし最近では、新郎新婦さまの意見を尊重する両親も多くなっています。
ご夫婦で話し合って、相手の考えを聞き自分の考えを伝えて、最終的に両親に相談をして結論をだしましょう。
話し合いのコツは、お互いの気持ちになることだよ。
結納金なしを決めるまでの流れ
両親の世代は結納が一般的な時代。
そのため新婦側のご両親は結納金が無いことには少なからず抵抗があるはず。焦らずに、でも遅くならないように進めましょう。
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STEP1新婦側から結納金なしの申し出まずは新郎新婦さまでの話し合いをしましょう。なぜ結納金なしなのか、両家両親に説明できるようにしておきます。
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STEP2まずは自分の両親へ相談をしますなぜ結納金なしを希望するかを自分の両親へ相談してください。
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STEP3両家両親の希望を伝え合う両親の考えを聞いたら改めて新郎新婦さまで話し合いの場をもちましょう。
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STEP4結納の進め方を話し合う結納金は結納式で納めるため結納の進め方を話し合います。
とくに新婦側の両親への説明は慎重に。
ご納得して頂かなければ、ご両家に”わだかまり”が生まれる原因になります。
結納金なしの先輩カップルは、別の形で援助してもらった人も多いよ
結納金なしは失礼になる?トラブル回避のためにすること
結納金なしの場合、以下のことを明確にしておきましょう。
- なぜ結納金なしにしたいのか?
新郎新婦さまが、なぜ結納金なしにしたいのか両親に説明できるようにしておきましょう。
- 費用負担をどうするのか?
結納金なしの場合、別の形での費用負担があると説明しやすいです。
とくに費用負担は明確にしておくと◎
費用とは結婚式や新居の費用など。金額負担を明確にし、女性にも納得してもらえば、 できます。
新居の初期費用だけでも数十万円します
- マンションの頭金を新郎側が負担
- 新婚旅行の旅費は新郎側が負担
- 結婚式の費用を多めに支払う
基本は新郎側が多めに払うよう調整を!
結納金なしなら一般的にいっても新郎側の負担額が大きいのが慣例です。とはいえ経済状況は各家庭で異なるため、まずは話し合いましょう。
夫婦生活でも話し合いはすごく大事だよ。いまの段階で隠し事をしないように、新郎新婦さまで話し合うようにしよう。
どれくらいのカップルが”結納金なし”なの?
割合は非常に低く全国平均で6.6%。
この数値は結納を実施したカップルの中で、結納金がなかった割合です。
結納金・結納品ともあった | 56.6% |
結納金のみあった | 34.1% |
結納品のみあった | 3.4% |
結納金・結納品ともなかった | 3.2% |
データからも分かる通り結納金を用意しないのであれば、ほとんどのカップルが結納をしていません。
そもそも結納をしないのであれば、結納金はなく結婚準備金や結婚祝いとなります。
先輩カップルが結納金なしにした理由
本来の結納金は、結婚準備金としての役割があります。
結納金なしと決めた理由には、以下の5つがあるようです。
- 新生活への資金に充てた
- 結婚式の準備金に使いたいから
- 両親の負担を減らしたかった
- 結納返しが大変だから(とくに半返しの文化が根強い関東式)
- 地域性の違いがあり面倒なため慣習は一切なしにした
従来の結納という形式にとらわれない考え方も増えているよ
結納金なしのメリット
結納金なしの
平均100万円ともいわれる結納金は、経済的な負担が減るだけではありません。
- 会場や食事代、結納品の費用負担がなくなる
- 結納品や結納返しの準備の手間が省ける
- 両家両親の負担を減らせる
- 将来のための貯蓄、新居や結婚式に費用をまわせる
結納金があると女性側も結納返しを準備しないといけないため、お互いにとって経済的な負担が減らせます。
結納金なしの結納の進め方
結納式にメインの結納金は外せません。
そのため「結納金は違う形で支援します」という意向を伝え、形式上結納飾りを送り、その後に両家での食事会を開くパターンもあります。
結納金なしの略式結納
進行は通常の略式結納でOK。
略式の水引細工と共にメインの結婚指輪を飾って執りおこなえば構いません。また両家顔合わせの中で、セレモニー的に略式の結納を執り行なう場合も同様です。
結納飾りは指輪だけでも見栄えの良い結納飾りもありますよ。
結納返しは不要
結納金がないため結納返しは不要。
結納金なしの結納品は、婚約指輪がメインになります。
婚約指輪のお返しという考えもありますが、なくてもOK。
とくに新生活や結婚式の費用などが理由の結納金なしなら、お返しは別の形で検討してみてはいかがでしょうか?
- 家具や家電の費用
- 結婚式の準備費用
- 新居の初期費用や引っ越し代
結納金なしの食事会の負担は新郎が基本
一般的な結納では、酒肴料(しゅこうりょう)を新郎から新婦に納めます。
酒肴料とは、結納式にかかるお酒やお料理を「このお金で賄ってください」という意味で納める結納品です。
通常、結納式後の食事代は新婦側の負担。
しかし結納金なしの場合は、新婦側が必ず支払う義務はありません。
静かに話せる個室が必須
結納金なしなら食事代は新郎側の負担が◎
何でもかんでも”なし”では、新婦側に不信感が生まれることもあるため、食事代ぐらいは負担しましょう。
1分で振り返り
この記事のまとめ
結納金なしに新婦側が納得していない場合、結婚をする前から”わだかまり”が生まれます。
結婚後の生活にも影響があるもの。
わだかまりを生まないためにも、必ず話し合って納得した上で進めましょう。