本籍の調べ方

「本籍は実家だと思っている」

「筆頭者は父じゃないかな…」

本籍地は、住所や出生地とは限りません。
また筆頭者=世帯主でもなく、なんとなくしか分からない人も安心を!

あなたの本籍地や筆頭者を知る方法や、間違えずに本籍欄を書く方法を説明します。

[調べ方] 婚姻届の本籍欄

婚姻届

婚姻届の本籍欄には本籍地と筆頭者を記入しなければなりません。
以下では、本籍地と筆頭者の調べ方を説明します。

本籍地は戸籍を置いている場所

戸籍住民票請求

本籍地とは戸籍を置いている場所のこと。
筆頭者や本籍地は、戸籍謄本や住民票に記載されているため、本籍がわからない人や自信がない人は請求すればわかります。

本籍地のよくある勘違い

結婚をするまで本籍を調べる機会は、ほとんどありません。
そのため、よくあるのが以下の勘違いです。

  • 実家や出生地の住所
  • 現在住んでいる住所(住民票記載の住所)

住宅

本籍は住民票の住所とは違いますし、出生地でもありません。
あくまで戸籍を置いている場所であり「思っていた場所と違った」という人もいます。

本籍がわからなけば住民票

住民票

本籍地は、住民票で確認ができます。
ただし通常の請求方法では、本籍地の記載は省略されるため注意しましょう。

住民票の取得方法(住民票の写しの交付申請)

手数料 1通300円
請求方法 窓口、代理人、コンビニ、郵送

住民票に本籍地と筆頭者を記載する方法
申請書の必要内容欄にある『本籍・筆頭者』にチェックをいれます。
本籍・筆頭者の他に世帯主や続柄にもチェックをいれておくのがオススメです。

住民票に本籍地と筆頭者を記載するときの申請書

注意点

住民票は住所地以外の市町村役場でも請求(広域交付住民票)ができます。しかし広域交付住民票は、本籍や筆頭者が記載されません。

婚姻届を本籍地以外に提出するなら戸籍謄本が必須!

婚姻届を本籍地以外に提出する場合、戸籍謄本が必要です。
しかし住民票と違って戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)は、本籍地のある役所でしか取得できません。

市役所

請求方法により必要なモノが異なります。
以下を参考にして請求手続きをしてみてください。

戸籍謄本の取得方法(戸籍証明書等請求書の請求)

手数料 1通450円
請求方法 窓口、代理人、コンビニ、郵送

請求方法別の必要なもの

窓口請求 印鑑・身分証明書
代理人請求 委任状・代理人の印鑑と身分証明書
コンビニ請求 マイナンバーカード・住民基本台帳カード
郵送請求 請求書(役所からダウンロード)・本人確認書の写し・定額小為替(手数料)・返信用封筒

番と番地、どっちを選ぶ?

ご覧になるとわかりますが……
婚姻届の本籍欄には、以下のように『番地』と『番』が記載されています。

婚姻届の本籍欄(空欄)婚姻届の本籍欄

番は住居表示、番地は土地の番号のこと。
法律が関係しているため、少しわかりにくいですが、住民票もしくは戸籍謄本の通りに記入すれば問題ありません。

筆頭者は父親?母親?

家計図

筆頭者は戸籍の最初に記載されている人。
初婚であれば、父親もしくは母親が筆頭者になっていることがほとんどです。

ただし、養子縁組届や分籍届をしていると、別の人が筆頭者の可能性もあります。

世帯主と違って、筆頭者が亡くなっても手続きをしていないければ、筆頭者は変更されないよ

新しい本籍はひとつだけ

一戸建ての家

結婚をすると親の戸籍から抜けて、夫婦の新しい戸籍が作られます。
結婚前は別々の本籍だったのが、夫婦になり”ひとつの戸籍”となるため、新しい本籍の記入はひとつだけです。

困り顔の男性

入籍後はしばらく別居するから別々にしておきたい

疑問顔の女性

なんとなく寂しいから実家のままにしておきたい

こういったことはできません
結婚すると、夫婦は必ずひとつの同じ戸籍に入るのが法律上、決まっています。

戸籍法 第十六条(戸籍の編製)
婚姻の届出があつたときは、夫婦について新戸籍を編製する。

なお、本籍にアパートやマンション名、部屋番号は不要です。

[書き方] 婚姻届の本籍欄の見本

以下では見本として本籍および新しい本籍の書き方を紹介します。

通常の書き方

通常の書き方です。
一般的に、本籍には住所と違って『号』は含まれません

婚姻届の書き方「本籍欄」

外国籍の書き方

外国人の場合は、本籍がないため国名だけを記入します。
本籍の欄にも「外国人のときは国籍だけを書いてください」と記載があるとおりです。

婚姻届の書き方「本籍欄」外国籍バージョン

1分で振り返り
この記事のまとめ

アンシェくん
  • 婚姻届の本籍欄は住民票を確認して記入する
  • 婚姻届を本籍地以外に提出するなら戸籍謄本の提出が必須
  • 世帯主=筆頭者ではないこともあるので要確認
  • 新しい本籍はひとつだけ

婚姻届を書く上で、住民票や戸籍謄本があれば、正しく記入がしやすくなります。
費用はかかりますが、入籍日にこだわるなら、取得して記入がオススメです。