はじめてのブライダルフェアは、どれに行けばいいか分からずに「とりあえず行ってみよう」となりがちですが、ムダ足になる可能性大!
ブライダルフェア迷子の花嫁さまも安心を!
自分の希望にあったブライダルフェアは、 。
ブライダルフェア疲れ
1回のブライダルフェアに何時間ぐらいかかるかご存知でしょうか?
アンケートに答えて、施設や設備を見学し、試食後に見積作成と驚くほど長丁場です。
とりあえず参加はNGなワケ
結婚式のことは何も知らないから、とりあえず参加しよっかな~
これはありがちなNGパターン!
他にもブライダルフェアを探すのも迷子に陥るパターンです。
みんなに喜んでほしいから試食会に行きたいな。
ウェディングドレスは憧れ。試着会にも行ってみたい!
下調べなく参加するとデメリットしかありません。
- よく分からないまま契約して後悔した
- 何件もブライダルフェアに参加したけど決まらない
- ブライダルフェアだけで疲れてしまい6~1年以上の結婚式準備が不安
少し面倒かもしれませんが、準備しておけばトータルでみたら効率的です。
ブライダルフェアは結婚式準備のスタート地点
ブライダルフェアは、これから始まる
最初に間違えてしまうと、間違ったまま準備が進み、気づくことには大変なことに・・・
そもそもブライダルフェアとは何のためにやるのでしょうか?
これを理解しないで進めると失敗しがち。
正解はあなたにあった式場を探すために参加するのです。
結婚式場は全国に1,160事業所(※)もあります
何も準備せずに探すのは至難の技。
正しい手順でブライダルフェアを探すことで、長く続く結婚式準備を効率的に進められます。
理想の結婚式場を探す3つの手順
効率よく、あなたにあった結婚式場を探すためには準備が重要です。準備をしてからブライダルフェアを探すようにしましょう。
- 希望条件をまとめる
- 式場候補を絞る
- 参加するブライダルフェアを選ぶ
各手順について説明をします。
希望条件をまとめる
まずブライダルフェアを探すのではなく、結婚式場探しから始めます。では、式場探しは何から始めればいいでしょうか?
そんなことをいわれても・・・
難しいですよね。そこで、あなたに3つの質問をしますので、イメージしながら希望条件をまとめて式場を探してみてください。
ぜひ、メモ帳とペンのご用意を!
1.式場タイプはどれにする?
結婚式場は4つのタイプに分かれます。
- ホテル
- 専門式場
- ゲストハウス
- レストラン
それぞれメリットデメリットもありますので、まずはどの式場タイプが自分たちの条件に近いかを決めましょう。
2.希望エリアはどこ?
都道府県だけでなく、具体的なエリアを決めます。
たとえば、みなとみらいや青山、梅田など具体的にしましょう。
- 出身地(新郎新婦さまが同じ都道府県なら有力)
- 現住所の都道府県(アクセスが良いなら近隣の都道府県も候補)
- 沖縄(交通費や宿泊費も考慮の必要あり)
- 海外(交通費や宿泊費も考慮の必要あり)
この段階では、候補が複数あってOK。
希望エリアは最初から絞り込むよりも、複数の候補をだして、フェアに参加する中で絞り込むといいですよ。
3.ゲストは何名?
式場によっては『最低利用人数◯名』と設定されています。
とくにゲストハウスやレストランは、
- 40名以下は不可
- 80名以上は収容できない
などの式場もあります。
また、ブライダルフェア当日の見積作成のためにゲスト数は決めておきましょう。
この段階では、ざっくりの人数でOK!
自分たちが誰を呼びたいか、そして両親に誰を呼ぶべきかを確認しておきましょう。
以上が『希望条件のまとめ方』です。簡単に、おさらいをします。
-
STEP1式場タイプを決めるホテル・ゲストハウス・専門式場・レストランなど希望のタイプを決めます。候補は複数あってもOKです。
-
STEP2希望エリアを決めるみなとみらい、表参道、渋谷、梅田、名鉄名古屋など具体的な地名を決めます。
-
STEP3ゲストの人数を決めるざっくりで構わないため人数を決める。
-
STEP4上記に合致した式場を探すこれらの条件を検索にいれて調べましょう。
候補は複数あっても構いません。
ざっくり決めておくだけで、続いて説明する『結婚式場の候補を絞る』ことに役立ちます。
式場候補を絞る
条件がざっくり決まったら、次は条件に見合った式場を探します。
ゼクシィやハナユメ、マイナビウェディングなどのサイトから『都道府県+αの条件』を指定すると効率よく探せます。
以下では人気サイトの効率的な式場探しの方法をサイト別に説明します。
6ヶ月以内に結婚式を挙げるならハナユメ、6ヶ月以上先ならゼクシィやマイナビがオススメです。
ゼクシィの探し方
掲載式場数が圧倒的に多いため、まだ
です。- ゼクシィのトップページで「エリアから探す」をタップします。
- エリアにチェックをします。この段階では複数あっても問題ありません。
- メニューの条件から式場タイプ・人数・挙式スタイルを選びます。
- 希望の会場タイプにチェックをいれる。複数選択ができます。
- 招待客の人数をざっくり選び、検索ボタンをタップする。
- 41件がヒットしました。何も指定しないよりも半分ぐらい絞り込めています。
ハナユメの探し方
ハナユメは細かく条件指定できます。
持ち込み可で絞り込めますし、 ため予算が限られるカップルにオススメです。
- ハナユメのトップページで「エリアから探す」をタップします。
- 地域(関東・東海・関西・九州・リゾート)→都道府県と選びエリアにチェックをいれます。(複数選択可)
- 結婚式のイメージがあれば選びましょう。今回は決まっていないを選びました。
- 会場タイプ・こだわりをタップします。
- 会場タイプを選びます。右下にリアルタイムでヒット数が表示されます。
- 人数をタップして検索ボタンをタップします。
- ハナユメでは件数表示はありませんが、前画面でヒット数がわかります。
マイナビウェディングの探し方
マイナビウェディングでは
メリットがあります。ゼクシィにもマイナビにも掲載がある式場に申し込むなら、マイナビの方が断然お得です。- マイナビウェディングのトップページから「フェアを探す」をタップします。
- 地域をタップする。
- 都道府県をタップする。
- マイナビウェディングでは初期は全域が選択されるため、エリアの変更ボタンをタップします。
- 全域をタップするとチェックが外れます。
- 希望のエリアだけをチェックし、再検索ボタンをタップする。(複数選択可)
- 開催日時・内容の変更ボタンをタップする。
- 希望日にチェックをいれる。複数選べます。
- 会場タイプ&人数を選び再検索ボタンをタップする。
- マイナビウェディングではフェア件数のためヒット数が多くなっています。同じ手順で式場から探してもOKです。
即決NG!3~5件のブライダルフェア参加で納得度が変わる
結婚式の申込みで、やりがちな失敗は何だと思いますか?
それは即決です。
即決とは、はじめてのブライダルフェアで式場を申し込むこと。数百万円の契約を、たった1日で決めるのは危険だと思いませんか?
でも、ほとんどのカップルはフェア参加前に契約するつもりはないんです。
「この式場が運命の式場かも!」
「今日申し込んだら特典が付いてるし!」
このように見学当日は気分が高まり、申し込むカップルが非常に多くいます。しかし、申込後に後悔をする人も少なくありません。
ドレスの種類が思ったより少ない
あの式場のチャペルも見ておけばよかったかな…
初期見積から金額が跳ね上がってる
早い段階で気付けば良いですが・・・
多くのカップルは、打ち合わせが始まってから後悔します。そのときは既に高額なキャンセルが発生する段階に。
なぜなら一般的に式場との打ち合わせは結婚式の4ヶ月前に始まるからです。
さらに、申込金(内金)はキャンセルをしても返金はされません。
即決ではなく、比較すると納得度が違うため、他の式場も見た上で「やっぱりここが一番ね!」と心から思える式場に申し込むのがオススメだよ。
逆に式場見学のし過ぎも問題。
ブライダルフェア巡りをし過ぎると「何を重視したいか」がわからなり、式場を決められない式場探しの迷子状態になりかねません。
ブライダルフェアに参加する式場は、3~5件に絞って参加するのがオススメです。
ブライダルフェアに参加する順番のコツ
あなたは、ブライダルフェアの予約をするときに本命の式場を最初に予約していませんか?
「この式場、よさそう!」
こんな式場に出会うと「早くみたい!」と思うのが普通ですよね。
しかし、そこは我慢をして、本命の式場は最後にするのがオススメです。
というのも初回のフェア参加は特典がついているから。
- ドレス2点目無料
- 10万円割引
- 演出プランプレゼント
など多くのブライダルフェアには特典がついていますが、フェア当日だけという条件があります。
複数の式場を比較する上でも、本命の式場は最後にすることで、比較+フェア特典をもらえるブライダルフェア巡りができるよ。
現役・元ウェディングプランナーさんに話を聞くと、当日特典が本当に当日だけというのは少ない(後日でも特典はもらえる)そうです。ただ交渉は必要なため、本命を最後にすると面倒なことがありません。
ブライダルフェアに参加したい式場が決まったら、次はどんなブライダルフェアに参加するかを選びます。
参加するブライダルフェアを選ぶ
多くの式場で行われてるブライダルフェアは、以下の4種類です。
- 試食会
- 模擬挙式
- ドレス試着
- 演出体験
自分たちが結婚式を挙げる上で何を重視したいか?を考えながら選ぶと決断しやすくなります。
以下では、重視するポイント別にブライダルフェアをご紹介します。
ゲスト満足度
ゲスト満足度を重視するなら試食会は外せません。
ゲストが結婚式でもっとも期待している(※)のが『お料理』です。
試食会は、披露宴会場で実施されることが多く、味だけでなく、雰囲気もゲスト目線でチェックできる絶好の機会となります。
式場によっては、食事の他にプロジェクターを使い結婚式本番を模擬体験できることもあります。
※ゲストの結婚式満足度調査
アンシェウェディングが2019年5月1日~5月14日したゲストアンケートで「結婚式に期待すること」の第1位がお料理でした。
雰囲気やドレス重視
結婚式特有の非日常な空間やきらびやかなドレスを重視するなら模擬挙式がオススメです。
模擬挙式は、新郎新婦役のモデルが本番同様の流れで挙式を行います。
光の差し具合や音の響きなど、チャペルならではの厳粛さを体感できます。また花嫁モデルの着用ドレスは、式場イチオシのウェディングドレスです。
- チャペルの雰囲気とドレスとのバランス
- バージンロードの長さにベストなトレーン
- 差し込む光を反射させるドレス素材
雰囲気だけでなく、ドレス重視の花嫁さまにも参考になりますし、ドレスが最も美しく映えるのは挙式会場です。
楽しさ重視
ゲストの人に楽しんで欲しいなら演出体験がオススメです。
挙式や披露宴の非日常な演出が体験できます。
定番演出だけでなく、式場独自の演出や入場シーンなど、オリジナリティを重視したいカップルにオススメです。
テーマやコンセプト選びのヒントにもなるため、結婚式のイメージがわかない人にも◎
”結婚式に自由を”というフレーズがありますが、式場選びの段階で確認しておけば結婚式は自由にできます。
ウェディングドレス
いち早く花嫁気分を味わえるドレス試着。
ドレス試着会では、ドレススタイリストがマンツーマンで花嫁さまにぴったりのドレスを提案してくれます。
ドレスを選ぶときには、好みや体型に合っているものだけではなく、式場の雰囲気に合っているのかも大切です。また、早い段階で体の気になる部位がみつかることもメリットのひとつ。
結婚式に向けて、肌のお手入れやダイエットなど、計画を立てやすくなりますよ。 式場の取り扱っているドレスのラインナップや、提携先ドレスショップもあわせて確認をしておくのがオススメです。
ブライダルフェア巡りのコツが分かったところで、予約をしたいところですが・・・予約をするときのコツもあります。
続いては、フェア予約をする上でのポイントを3つ紹介します。
失敗しないブライダルフェアの予約方法
ブライダルフェアは選び方にプラスして予約するときのポイントが以下の3点です。
- 結婚準備はマラソン!1日2件を限度にする
- ムダ足の可能性大!事前予約が必須なワケ
- 開催日時で違うフェアの雰囲気
結婚準備はマラソン!1日2件が限度
1回のブライダルフェアは平均4時間程度。
オススメは1日1件ですが、最大でも1日2件が限界だと思ってください。
もちろん3件も無理ではありません。
しかし、3件目になると「疲労感」で冷静に見学ができません。とくに試食会は空腹度合いで”美味しさ”が変わります。
結婚式準備はマラソンと同じ。
よほど急いでいる理由がない限りは、1日1~2件にすることで冷静な判断ができます。
事前予約が必須なワケ
ブライダルフェアでは必ず1組に1人のプランナーさんがついてくれます。
事前予約なしでも対応してくれますが、以下の理由からオススメはしません。
- プランナーさんが空くまで待つことになる
- 施設の一部しか見学できない
結局、別日に再訪することになり、ムダ足になる可能性も。目安として1週間前までには予約をしておくといいですよ。
開催日時で違うフェアの雰囲気
式場によっては、連日ブライダルフェアが開催されています。
しかし、開催日時によって、フェアの内容や式場の雰囲気は違うんです。
- 平日開催
本番の結婚式準備のため披露宴会場が結婚式仕様になっていないことがある。夜開催は時間も限られており、本命ではないけど、みておきたい式場の見学にオススメです。
- 土日祝日開催
土日祝は見学をするカップルも多く活気がある。本命の結婚式場であれば、土日祝日に開催されているフェアが最適です。
既に挙式日の希望があるなら、同じ曜日の同じ時間帯のブライダルフェアに参加するのがオススメです。
1分で振り返り
この記事のまとめ
ブライダルフェア迷子にならないためにも、3つの手順で効率よくフェアを探すことが、これからはじまる結婚準備の第一歩です。