感動的な挙式をしたいときにおすすめの装飾アイデア8選!
神聖な空気に包まれながら執り行われる挙式。
披露宴と同じく、アイテムによって挙式にもさまざまな表情を持たせることが可能です。作り上げたい挙式の雰囲気に合わせて「これだ!」と思うアイテムを取り入れてみてください。
※記事中で記載している「手作り難易度」は★の数が多いほど難しくなります(最大★5)
ゲストの目を惹く装飾アイテム
パッと目を惹く装飾アイテムについて概要と特徴を順にご案内します。写真として撮影することも容易なので、ゲストたちの思い出にもしっかり残りますよ。
アイルランナー
アイルランナーとは“バージンロードに敷くカーペット”のような布製のアイテム。
バージンロードの幅に合わせたサイズの大きな布に、メッセージを書いたり模様を描いたりして作るアイルランナーは、写真映えもすることからじわじわ人気上昇中!
ふたりの名前や結婚式の日付、固い絆を表わすメッセージを書いてみるのも素敵♪
挙式終了後には、アイルランナーを披露宴会場の高砂の背景になるようにかけておけば、最後まで活用することができますよ。
DIYのポイント
手作り難易度:★★★
パンチカーペットを用意しメッセージを書き込みます。
直接書くよりも、文字型に切り抜いた紙を使って作ると失敗なく作れます。
ウエディングアーチ
インパクトはピカイチ!
写真映えも間違いなしのアイテムといえば、新郎新婦がくぐれるほどの大きさがある「ウエディングアーチ」です。
- ガーデンウエディングなら“花や木などの植物”をあしらったもの
- エレガントさが欲しいなら“カーテン”や“レース”
- ポップでかわいい雰囲気にしたいなら“バルーン”
など飾り付けるアイテム次第でいろいろな表情をみせることができます。
DIYのポイント
手作り難易度:★★★★★
手作りはかなり大変かも。
ウェディングアーチは大きさもあるため家で組み立てた状態で会場まで持ち込むのは困難ですし、だからといって当日に会場で組み立てるのも至難の業…ウエディングアーチをDIYで設置するなら会場で手配可能かしっかり確認する必要があります。
チャペルムービー
チャペルムービーとは挙式が始まる前に流す映像のこと。
ゲストたちの視線を一点に集め、会場全体を感動でいっぱいにできます。
- 新郎新婦の生い立ちや思い出の写真を流すもの
- 育ててくれた両親、ゲストたちへの感謝の気持ちをテキスト形式で表わしたもの
- バージンロードの意味を紹介するもの
など内容によっては披露宴で流すプロフィールムービーと重複する部分もあるため、その場合はチャペルムービーでひとまとめにする新郎新婦も多いです。
おごそかな雰囲気で執り行われる挙式の雰囲気に合わせて、しっとり系のBGMとともにムービーを流すのが特におすすめ。これから新郎新婦が夫婦として、ふたりで羽ばたき出すという盛大なセレモニーの直前に流れるチャペルムービーは、ゲストたちの感動を誘い、人によっては涙してしまうことも。
DIYのポイント
手作り難易度:★★★★
動画編集の知識があれば素材さえあれば手作りは簡単です。
初めてという方は、パソコン・動画編集ソフトなどの環境づくりから始まるため時間がかかります。
ゲスト協力型の装飾アイテム
続いてはゲストに協力してもらうことで会場の雰囲気がぐっと華やかになる装飾アイテムをご紹介します。
結婚式の主役はもちろん新郎新婦ですが、ゲストたちももちろん大切。せっかくなら全員で楽しみたいですよね!
ダーズンローズ
「ロマンチックな演出がしたい!」と強く願う人におすすめの演出です。
- バージンロードに近いゲストに1本ずつ計12本のバラの花を持っていただく
- 新郎がバージンロードを歩きながらバラを受け取り1つのブーケにいれる
- 新婦に向けてそのブーケを差し出しプロポーズを行う
快諾の返事とともに新婦はそのブーケから1本のバラを抜き、新婦の胸ポケットへ。まさに公開プロポーズが成立するというわけですね!
DIYのポイント
手作り難易度:★
12本のバラの花さえ用意しておけば簡単にできる演出です。
リボンワンズ
スティックにリボンと一緒に鈴やベルをつけ、ゲストたちに振ってもらうという演出です。
ひらひらと揺れるリボンが華やかで、奏でられる音色もかわいい演出になります。人前式の場合は、結婚の誓いのあとにゲストたちへ承認の拍手をお願いする場面がありますが、その際にリボンワンズを振ってもらうのもおすすめです。
揺れるたくさんのリボンが一面に広がり、鈴の音に包まれる中での承認は、どこか神秘的で一生の思い出に。
DIYのポイント
手作り難易度:★★
スティックとリボン、鈴をゲストの人数分用意し、あとは接着剤や針金でつけていきます。
ゲストが多いとその分大量のリボンワンズが必要になるので、結婚式の準備が佳境に差し掛かるころに作り始めると大変な目に遭ってしまうかも!
バルーン
バルーンは実に汎用性の高いアイテムです。
挙式会場の至るところに飾るもよし、前述したウエディングアーチを飾るもよし、実に幅広く使えます。
挙式後、会場から再登場した新郎新婦がゲストたちの作った花道を歩く場面では、定番のフラワーシャワーの代わりにたくさんの風船を空に放つ『バルーンリリース』を行うのも楽しいですよ!
ただし、飛んで行った風船は、どこに落ちるか分からないため以下の点を必ず守りましょう。
- 膨らませる際にはヘリウムガスを使用する
- ラテックスが原料のエコバルーンを選ぶ
- ゴムの留め具をはじめ、プラスチック素材を使用しない
- 糸をつけるなら短く、かつ生分解性を持つ木綿糸などを使用する
自分たちが幸せになるのはもちろんですが、環境に配慮も大切です。
DIYのポイント
手作り難易度:★★★★
風船はあまり前もって膨らませておくと、スぺ―スを取ったり、しぼんでしまったりすることも。結婚式の直前に膨らませる場合には、数にもよりますが少しバタバタします。
ゲストに子どもがいるときに活用したい装飾アイテム
最後にご紹介するのが子どものゲストに協力してもらう装飾アイテムです。
ウエディングフラッグ
その名のとおり“旗”の形をした装飾アイテムです。
挙式会場の壁や天井から飾ってみたり、ゲストの子ども(フラッグボーイやフラッグガール)に持って登場してもらったり、使い方はさまざま。
子どもに持ってもらう場合は、旗に「もうすぐ新郎新婦の登場です!」「カメラの準備を!」などのメッセージを書き、挙式前にバージンロードを歩いてもらうという演出ができます。
DIYのポイント
手作り難易度:★★
簡単な裁縫ができれば、布を切って縫ってという単純作業で簡単に作ることができます。材料も安く手に入るため手作りがおすすめのアイテムですよ。
リングピロー
挙式での見せ場“指輪の交換”までの間、新郎新婦の大切な結婚指輪を乗せておく”台”のこと。
ピローという名のとおりクッションのようなのもの、ぬいぐるみのようなものなど、その形は実にさまざま。演出として、リングボーイやリングガールにリングピローを預け、新郎新婦のもとまで届けてもらう場合には、うっかり指輪を落としてしまわないような形状のものを選びたいですね。
DIYのポイント
手作り難易度:★★★
手作りキットも売っていますので、手作りは可能です。
基本的な裁縫テクニックは必要になりますので、キットのパッケージでその難易度をしっかり確認するようにしましょう。
まとめ
挙式を盛り上げる装飾アイテムには、実にさまざまな種類があります。どんなアイテムを取り入れようか悩んだら、
「とにかく写真に残るものが欲しい!」 「ゲストたちが感動してくれるようなものがいい!」など、テーマを決めるのもGOOD!
インパクトを狙ったもの、ゲストに協力してもらうものなど、新郎新婦の人柄や好み、どんな挙式にしたいかという気持ちを総合し、ぴったりな装飾アイテムを選んでみてください。