結婚記念に写真を残すフォトウェディング。
以前は「写真を撮る」のみでしたが、近年は写真を撮るだけではない形式のフォトウェディングも増えてきました。
その中で、今回は
とくに両家両親や祖父母など、家族も撮影に参加するフォトウェディングを検討中のカップルにオススメです!
ダンドリや注意点、食事会ありならではの気遣いポイントなど参考にしてみてください。
フォトウェディング+食事会とは?
フォトウェディング+食事会の魅力と共に先輩カップルの事例も紹介します。
食事会+フォトウェディングの魅力
新郎新婦さまだけではなく、大切な家族とも記念に残る時間を過ごせるのが食事会ありフォトウェディングの魅力です。
- 両家の交流の場を作れる
- 両親に感謝を伝えられる
- 花婿、花嫁姿を大切な人に見てもらえる
- 堅苦しくない、みんなで楽しむ時間が作れる
食事会付きフォトウェディングの予算
フォトウェディングの相場が約23.2万円のため、食事会ありは通常より2.6万円ほど高くなっています。
先輩カップルの実施率はどれぐらい?
5組に1組が食事会をしており高い実施率といえそうです。
フォトウェディングに家族を招待するカップルは、食事会の実施率が高い傾向にありました。
撮影にも家族を呼ぶカップルが多い
その中でも両親がもっとも多く、兄弟や姉妹、されに祖父母を招待されるカップルもおりました。
ここ数年は、コロナの影響でフォトウェディングを選択するカップルが増えた結果、撮影に家族を招待するカップルが増えていると思われます。
こんなカップルにおすすめです!
先輩カップルの傾向をまとめると……
- するなら食事会ありが多い
- 両家両親が遠方に住んでおり、 カップルは食事会ありが多い
上記に該当するカップルならぜひ検討してみてください。
続いては、事前準備として「食事会ありフォトウェディングの決めるべき5つのこと」を紹介するよ
ダンドリが大事!食事会ありのフォトウェディングで決めるべき5つのこと
何をするにもダンドリは大切!
フォトウェディングでは、とくに です。
そこで以下では、フォトウェディングの申し込み前に最低限決めておくべき5つのことを紹介。申込み前におふたりで話し合って決めましょう。
誰を呼ぶか?
誰を招待しても構いません。
先輩カップルは両親が圧倒的に多く、兄弟姉妹、祖父母と続きます。
- 両家両親
- 兄弟姉妹、その家族
- 祖父母
- ペット
- 親しい友人(ごく少数)
招待する人にルールはありません。
人数の制限もありませんが、多すぎると食事会場選びに影響あり。また、数十人なら挙式+フォトウェディングがオススメです。
両親を招待するなら両家が必須!
家族関係も同様で、両家に不平不満がでない形で進めることが大切です。
どのタイミングで来てもらうか?
ゲストに来てもらうタイミングは、以下の3パターンがあります。
- フォトウェディングに最初から参加してもらう
- フォトウェディングの途中から参加してもらう
- 食事会のみ招待する
それぞれのおすすめのケースや特徴を説明するよ
フォトウェディングに最初から参加
両親との写真を残したい人にぜひ!
新郎新婦さまの撮影シーンをじっくりと見てもらえるので「本当は結婚式をしたかったけど」というカップルにオススメです。
フォトウェディングの途中から参加
家族との写真を残したい人に!
特別な配慮が必要となる兄弟・姉妹の子どもや祖父母が参加するカップルにオススメです。
なお、撮影スケジュールによっては、途中参加が難しい場合もあります。
食事会のみ招待する
ふたりだけでじっくり楽しみたい人に!
たとえば、スタジオとロケーションのどちらでも撮影したい人や、複数のロケーションで撮影したい人など。また食事会は親戚や友人を招いて、ちょっとしたパーティーを検討しているカップルにもオススメです。
食事会場をどこにするか?
顔合わせ食事会のように、少し格式の高いお店が◎
個室+サービスの高さで安心できます。
食事会場選びはのポイントは、招待する人との関係性と招待人数。食事会場については、後述しているので参考にしてみてください。
フォトウェディングの場所によっては近隣に食事会場がないケースも。移動時間を考慮して、スケジュールを組むことが重要です。
食事会を当日にするか?別日にするか?
フォトウェディングと食事会は同じ日に開催しなくてもOK。
おふたりのみの撮影や、食事会参加者が近隣にお住まいの人なら、あえて別日にした方が都合のよいこともあります。
別日にするメリットは以下の3つです。
- スケジュール調整が楽になる
- 撮影した写真をお披露目できる
- 撮影データでスライドショーや記念品を贈れる
ただし、フォトウェディングの撮影に招待するなら同日開催が基本。
なぜなら、何度も時間をつくってもらうのは大変だからです。
セットプランにするか?個別に予約するか?
食事会ありのフォトウェディングは、2つの予約方法があります。
- セットプラン
フォトウェディング会社の食事会付きプランを予約する - 個別予約
フォトウェディングと食事会をわけて予約する
それぞれの予約方法のメリットとデメリットを確認して決めよう
セットプラン
撮影から食事会へのスケジュールが無理なく設定されています。
また、それぞれを予約する必要がなく、新郎新婦さまの手間は最小限。一方で、食事会場や食事内容は限定されます。
個別予約
手間はかかりますが、食事会場を選べるのがメリット。
有名ホテルや料亭、さらにお食事内容も希望のコースを選べます。一方で、撮影時間や移動時間などを考慮してタイムスケジュールを自分で組む必要があります。
続いては、参加者に喜ばれるような”ちょっとした気遣いポイント”を解説するよ
参加者の印象アップ!食事会ありフォトウェディングのポイント
参加者への配慮があると印象もアップ!
せっかく時間をつくって参加していただくので「楽しかった」と思っていただけるよう気遣いのポイントを紹介します。
フォトウェディングに参加してもらうなら衣装や待機時間にも配慮を
「食事会だけでなく、フォトウェディングにも参加してもらう」
上記の方は待機時間と衣装に注意!
それぞれのポイントを説明します。
待機時間
撮影中はふたりだけの時間が多い
撮影プランによっては、待機時間が長くなります。
以下に該当するカップルは です。
- 祖父母が参加
座る場所や椅子の用意が必須。また、途中参加を検討する。 - 子どもが参加
子どもありで撮影できるか確認。赤ちゃんなら授乳やおむつ替えの部屋があればベスト。 - 撮影時間が長い
途中参加できるかフォトウェディング会社に確認。ロケーションは撮影時間にも注意する。
衣装
参加者も衣装に悩むひとがほとんど。
以下のことを事前に調べて案内をしておけば、参加者は何の心配もなく安心して参加できます。
- レンタル衣装の種類(和装や洋装、タキシードなど)
- レンタル衣装の料金
- ヘアメイクの有無と料金(とくに母親や姉妹)
家族の参加なら衣装を持っているか確認を。
なければ基本的に、おふたりがフォトウェディング会社からレンタルの手配(金額の負担も新郎新婦さま)しましょう。
私服や沖縄のかりゆしフェア、プロ野球のユニフォームなど、服装もさまざま。
どんな服で撮影したいかを新郎新婦さまで話し合いましょう。
フォトウェディングから会食場所への移動時間
撮影当日の食事会なら移動時間に注意!
また移動時間+着替えの時間があるため、余裕のあるスケジュールが基本。普段は行かない場所での撮影なら、移動手段も調べておけば段取り上手です。
とくに複数のロケーションで撮影する場合、予定より時間がかかることも少なくありません。
食事会の最後は挨拶を!両家両親に感謝を伝えよう
披露宴のように手紙を贈るのもおすすめ!
披露宴では、花嫁の手紙や新郎謝辞で感謝を伝えます。
一方、食事会ありのフォトウェディングには、演出や進行がなく、準備をしない限り食事後は解散に。せっかく家族や大切な人に時間を作ってもらうなら……
ぜひ、感謝の気持ちを伝えましょう。
花嫁さまから手紙を読むのもいいですし、恥ずかしければ食事会の”シメの挨拶”で「ありがとうございました」と簡単に伝えるだけでも想いは伝わります。
関係性によっては用意したい手土産
披露宴ではゲストに引き出物を用意します。
感謝を伝えるひとつの要素ですが、食事会では手土産を準備する決まりはありません。
会った回数が少なければ
地元の違う参加者なら地元名産の手土産を用意すれば会話のキッカケにもなりうるアイテムです。
手土産の相場は3,000円~5,000円ほど。
出身地の有名銘菓やお酒、縁起のいいバウムクーヘンなど。値段が高すぎても相手の負担になるため、ちょっとしたもので構いません。
食事会場は関係性にあわせて。会場別の特徴
食事会の会場選びのポイントは、関係性と招待人数です。
会場別の特徴と、おすすめのケースを紹介するので参考にしてみてください。
王道は高級ホテルや老舗ホテル
施設やサービスが充実しているため、安心して任せられます。
予約時には「食事会で利用したい」と伝えておくと、よりスムーズです。
- 地域のランドマーク的な存在のホテルも多く安心感がある
- 格式が高くサービスも充実している
- 周囲が騒がしくなく、ゆったりと過ごせる
- 駅から近くアクセスが良い
- 宿泊ができるため遠方のゲストがいる場合は便利
こんなケースにおすすめ!
- 両家両親や親族が参加する
- 食事会場に迷ったら、もっとも無難
- 遠方から集まるケース(移動なしで宿泊できる)
注意点
格式高くカッチリした雰囲気になりがち。
そのためカジュアルな食事会なら不向き。また、全室個室ではないことが多いため、 です。
格式が高く食事も美味しい料亭
顔合わせにも利用されるため、格式が高く非日常的な時間を楽しめます。
- 個室がありゆったりと過ごせる
- 食事が美味しい
- 料亭によっては庭園があり、景色を楽しみながら食事ができる
こんなケースにおすすめ!
- 両家両親や家族だけの少人数の食事会
- 会った回数が少なく会話にこまるケース(食事や庭園が話のキッカケに)
注意点
ホテルと同じくカッチリした雰囲気。
郊外にある料亭はアクセスが悪く、また老舗料亭になると段差や階段などバリアフリーではないことも多いため、ご年配や足の悪いゲストがいる場合は事前に確認をしましょう。
カジュアルな食事会ならレストラン
カジュアルな食事会ならレストランを。
ホテルや料亭と比べると肩肘を張らずに食事ができるため、アットホームな食事会をイメージしているカップルにはぴったりです。
- カジュアルな雰囲気で緊張感なく楽しめる
- ホテルや料亭に比べてリーズナブル
- 食事が美味しい
こんなケースにおすすめ!
- 気心の知れた相手との食事会
- 食事メインで楽しみたい
注意点
レストランによっては個室がなく、騒がしい可能性も。
また高級感のあるレストランもあるため、カジュアル重視ならお店選びに注意しましょう。
できれば避けたい居酒屋
居酒屋はケースバイケースです。
特別感ではなく、日常感で食事会を行いたいなら居酒屋がベストなケースもあります。
こんなケースならあり
- 撮影日とは別日に食事をする
- 幼なじみの結婚相手の両親との食事会(地元にホテルや料亭がないなど)
注意点
基本的にはフォトウェディングと切り離して考えるのが無難。
日常的な食事会として開催することを相手にも伝えておくのがオススメです。
1分で振り返り
この記事のまとめ
家族をフォトウェディングに招待するなら食事会はぜひ!
新郎新婦さまのふたりだけで撮影なら、後日食事会を実施して、フォトウェディングの写真をお披露目するのがオススメです。