結婚式の引き出物に鰹節（かつおぶし）を贈る理由と売れ筋アイテム

戦国時代から縁起がいいとされるかつお節。
現在の結婚式でも根強い人気があるかつお節は、定番かつ実用的なアイテムです。

今回は縁起のいいかつお節の魅力と、アンシェウェディングで売れ筋のかつお節関連の縁起物を紹介します。

かつお節＝夫婦円満の願い

かつお節には夫婦円満の願いが込められています。
あなたはかつお節に種類があることはご存知でしょうか？

かつお節は3枚におろした半身を、さらに半分に切り背部と腹部に分けます。
背部から作るのが雄節（おぶし）、腹部から作るのが雌節（めぶし）です。

雄節と雌節はぴったりくっつきます。
一体になることから夫婦を連想させ、夫婦円満となったそう。また、語呂合わせで『鰹夫婦節』と表現できることも夫婦の象徴を連想させてくれます。

語呂合わせも縁起が良い鰹節

鰹節には縁起のいい語呂合わせがたくさん！
以下で、いくつか紹介します。

勝男武士

たくましい男性を象徴した語呂合わせです。
戦国時代から、鰹節を『勝男武士』という漢字を当てて読むという文字遊びがあったそう。この文字遊びから鰹節がたくましい男性を象徴するようになり、保存食として重宝されるようになったそうです。

松魚節

松魚とはカツオのこと。
鰹節の切り口は松の木の年輪に似ており、年輪はバームクーヘンと同じく繁栄や長寿を連想させてくれます。また、松の木は縁起のいい植物の象徴でもあります。

堅魚節

削る前の鰹節は堅い魚の節です。
鰹節は世界一硬い食品に認定されているほど。そのためゲストとの絆や夫婦の絆を固めるという意味があります。

引き出物の鰹節は喜ばれるの？

引き出物に鰹節は喜ばれるのでしょうか？
結論からいうと誰でも使いやすくて、実用性が高いので喜ばれる可能性が高いです。ただし、引き菓子との兼ね合い、ゲストによって贈り分けが必須のアイテムでもあります。

引き菓子との兼ね合い

結婚式が”和”であれば鰹節はぴったり。
テイストやテーマだけでなく、伝統的な結婚式場ならぜひ！また引き菓子が和菓子で、縁起物が鰹節なら統一感がでますよね。

今と昔の贈り方の違い

昔の引き出物は5品や7品が当たり前。
メインの引き出物（記念品）・引き菓子の他に、鰹節や赤飯、鯛の頭（折り詰め）、砂糖など縁起物が贈られていました。

この中でも贈る人の多い縁起物がかつおです。
現在は削り器のない家庭も多く、パックに入った使い切りの『削り節』が定番になっています。

ゲストによって贈り分けがベスト

メインの引き出物（記念品）と同様に縁起物の鰹節も贈り分けがオススメです。
具体例をいくつか紹介します。

和風の引き出物セット

すべて和の雰囲気のアイテムでまとめた引き出物セット。上司や親戚にオススメです。

定番の3品セット

家族の多いゲストにオススメのセット。削り節はお好み焼きや冷奴に使えたり、料理をする過程なら使い勝手も◎

豪華4品セット

主賓クラスから親戚関係まで金額の高いゲストにオススメです。

女性向けセット

トリオセット 3点セットと彩フルーツバウムセットHに、TKG-スマイルをプラス。TKG-スマイルに削り節が入っています。女性の友人や同僚に。

一人暮らし向けセット

鰹そぼろとお醤油は超人気アイテムのひとつ。性別は問わず一人暮らしのゲストにオススメです。

価格はどれぐらいなの？

価格帯は1,000円前後。
引き出物の3品目として用意する新郎新婦さまが多く、価格以上に引き出物を豪華にしてくれます。

引き出物にオススメのかつお節関連アイテム

昔はかつお節を贈っていました。
しかし最近の引き出物は、使い切りタイプの削り節がほとんど。またお醤油やお茶漬けのセットが人気です。