
一人でブライダルフェアに参加しようと思うと、いろいろと不安になりますよね。
「周りはカップルだらけで寂しい思いをしないかな」
「一人での参加を拒否されたって聞いた」
最初にお伝えすると、上記の悩みは、
- 参加するブライダルフェアを選ぶ
- 申込み前の注意点に気をつける
ことで解決できます。
今回は『ひとり参加のブライダルフェア』について、注意点や選び方、そして充実させる5つのポイントを解説します。
目次
ブライダルフェアのひとり参加はあり?
結論からいうと、ブライダルフェアにひとりで参加しても問題ありません。
ブライダルフェアでは、カップルで参加しても一人で参加しても、必ず一人のプランナーが”マンツーマン”で対応します。
一人でブライダルフェアに参加しても、
「ポツンとひとりぼっち・・・」
という状況にはなりません。
むしろ、ひとり参加のブライダルフェアにはメリットもあります。
ひとり参加のメリット
一人でブライダルフェアに参加すると、3つのメリットがあります。
- じっくりと会場見学ができる
- 強引な勧誘を断りやすい
- プランナーさんからアドバイスがもらえる
とくにプランナーさんのアドバイスは貴重。
過去に、遠距離や休日があわないカップルをプランニングした経験から、
- 遠距離の結婚式準備のコツ
- 打ち合わせ日程の組み方
など他では聞けないことも多いです。
遠距離や休日があわないカップルは、これから本格的に始まる結婚式準備中も、予定が合わないことは多くなるかもしれません。
「一緒に行かないといけない!」
「一緒にやらないといけない!」
と思わずに、それぞれ役割分担をすることが喧嘩をしないポイントですよ。
事前に式場へ伝えること
一人でブライダルフェアに参加するときには、以下の二点を式場に伝えるのがオススメです。
- 一人でも参加できるかどうか?
- なぜ一人で参加するか?
式場側の都合をいうと・・・
『一人で参加のお客様』と『カップルで参加のお客様』では、カップルを優先する式場もあります。
なぜなら、試食目当ての人もいるから。
また、一人参加だと即決の可能性が低いため、カップルが優先する式場もあります。
つまり冷やかしと思われないことが重要!
なぜ一人で参加するのか?を説明し、本気で検討しているお客様と認識してもらいましょう。
カップルで参加しなくてもいい
「ブライダルフェアはカップルで参加しないといけない」
と思っていませんか?
実は友人や家族と参加できるブライダルフェアもあります。
- 複数人ではなく二人で行く
- 試食会はNGの会場もある
- 事前に「◯◯と行っていいか」を確認する
の三点に気をつけましょう。
友達よりも親と参加する方が「冷やかし」と思われず、プランナーさんへ本気度も伝わります。
「やっぱり、一人で参加は不安だな」
と思った方もいるかもしれません。
実はブライダルフェアの中でも、一人で参加しやすい・参加しにくい(できない)があります。
オススメのブライダルフェア
ひとり参加のしやすいブライダルフェアは、以下の3つです。
- 模擬挙式
- 見学会
- 平日夜のフェア
模擬挙式
模擬挙式では席指定がありません。
参加者は、列席者として通されるだけで、隣にパートナーがいなくても気になる雰囲気はありません。
※模擬挙式とは、モデルさんが挙式本番を実演し、参列席として見学できるイベント
見学会
式場の施設見学と相談会がセットになったフェアです。
他のブライダルフェアと違って体験会がなく、2時間程度で終わります。
また、参加するカップルが少なく、一人でも気兼ねなく参加できます。
平日夜のブライダルフェア
他のブライダルフェアに比べて比較的ひとり参加が多く、仕事帰りのちょっとした時間で式場の雰囲気を確認できるのが平日夜のブライダルフェアです。
- ふたりの休みが合わないため先に様子見
- 土日はプライベートに使いたい
- 遠距離のため先にチェックし会場を絞っておきたい
など、体験会がないため、あくまでも事前チェックや再確認のときにオススメです。
夜のフェアは一人で参加しやすいですが、注意点があります。
- テーブルが並んでいないガランとした状態
- テーブルに食器や席札を配置していない
など、休日のフェアと違って、平日は結婚式本番の仕様になっていない場合があります。
「人気の試食会やドレス試着は?」
と思った方もいると思います。試食会やドレス試着は、上記のフェアとは違う点がいくつかあります。
一人参加は注意したいフェア
やっぱり試食会などの人気ブライダルフェアには参加したいですよね。参加NGではありませんが、注意点があります。
試食会
一人での試食会は、
- そもそも参加できない
- 参加しても居心地が悪い
という2点に注意しましょう。
そもそも参加できない
試食会は、冷やかし参加者を防ぐため、一人での参加ができない式場があります。
「新郎新婦じゃないけど、タダでご飯食べられるから!」
本当に困ったものですが・・・
こういった冷やかしを防ぐためにカップルでの参加を必須にする式場もあります。
そのため参加条件を確認しましょう。
たとえば、ゼクシィやマイナビウェディングでは、対象者の記載があります。

ゼクシィの記載例


マイナビウェディングの記載例

参加しても居心地が悪い
試食会は、披露宴会場で実施されることが多く、1卓6~8名掛けのテーブルに、2~3組ずつくらいで席に通されます。
つまり他のカップルと相席になるんです。
「普段からひとりで外食するよ!」
という人も至近距離は居心地が悪いと感じるかもしれません。
とはいえ、式場を決定する上で、試食は必須のブライダルフェアですよね?
そこで、
- 一人で見学会中心のフェアに参加し、
- 式場の雰囲気が気に入ったら、次はふたりで再訪問をして試食する
という手順がオススメ!
二回目の訪問なら「試食だけ」という依頼にも応えてくれる式場が多いですよ!
ドレス試着会
ドレス試着会は、一人でも気兼ねなく参加できます。
しかし、ドレス選びは試着後の会話も楽しい時間のひとつなんです。
「どっちの色が似合ってる?」
「これ、どう?ちょっと派手すぎるかな?」
「もっとふんわりとしたドレスの方がいいと思う?」
試着時は、ドレスコーディネーターがいるため、一人でドレスを着ることはありませんが、カーテンを開けて誰もいないのは寂しいかも。
逆に「彼はいない方がいい!」という女性にはオススメです。
試食会もドレス試着も一人参加がNGではありません。
事前に「こんなこともあるよ」というのを知っておけば、心構えができます。
続いては、一人でブライダルフェアに参加を充実させる5つのポイントを紹介します。
一人参加のフェアを充実させるポイント
ブライダルフェアをより有効なものにするためには事前準備が欠かせません。
以下では、一人で参加するときの5つのポイントを紹介します。
参加するフェアはふたりで決める
- ブライダルフェアに参加する式場をひとりで決めて、
- ひとりでブライダルフェアに参加する
パートナーの意志は反映されません。
これから協力しえ結婚式をつくりあげるのに、本当にいいのでしょうか?
「全然、協力してくれない!」
「もっと探してほしい!」
など不満もあるかもしれません。
でも、あなたが大人になって、彼(彼女)を置いてけぼりにしないようにしましょう。
とくに男性はその後の結婚式準備も、
「勝手に決めればいいじゃん!」
と意固地になる人も。こうなると泥沼状態…
式場選びは二人で決めるのが結婚式準備を成功させる第一歩です。
パートナーへ事前相談する
ブライダルフェアに参加すると、プランナーさんからいくつか質問があります。
必ず聞かれる質問は、以下の3つです。
- 挙式予定日
- 予定ゲスト数
- 予算
上記は見積作成に必要な項目。
ひとりでブライダルフェアに参加する前にパートナーへ相談しておきましょう。
その他に、
- 挙式スタイル
キリスト教式・人前式・神前式 - こだわりポイント
演出・予算・日程・会場の雰囲気・オリジナリティなど
を決めておくと、希望にあった提案をされやすくなります。
メモは式場別に管理する
フェア参加後は、パートナーに報告するためにもメモは必須です。
ブライダルフェアの時間は平均4時間。
見学会+相談会でも1~2時間ぐらいはプランナーさんと会話をします。
ただでさえ長時間も話をするのに、複数のブライダルフェアに参加すると
「どこで、誰に、どんな話を聞いたっけ?」
とわからなくなることは多いです。
そのためメモは式場別に管理する必要があります。
質問リストを作成し、各式場の回答をまとめて比較をすると、理想や希望条件に近い式場を探せます。
写真や動画を撮影する
メモに加えて写真や動画も撮影しましょう。
写真や映像に残すことで、メモ以上に役立ちます。
式場内の施設だけではなく、
- 式場から見える景色
- 駅から式場までの風景
- 周辺の施設
なども撮影しておくのがオススメです。
ロケーションも大事な要素のため、式場や周囲など全体のイメージが沸きやすくなりますよ。
即決は避ける
ブライダルフェアでは当日だけの特典があります。
- 演出アイテム1点プレゼント
- ドレス2着目半額
- 〇万円割引
など、どれも魅力的なものばかり。
結婚式費用節約のチャンスですが、一人参加での即決はNGです。
相談なしの契約は必ず喧嘩の原因に!
当日申込みをするなら、事前の報告に加えて、その場で確認連絡をしましょう。
まとめ
- ブライダルフェアはひとり参加できる
- 模擬挙式や見学会は一人で参加しやすい
- 試食会は対象者を確認してから参加するといい
- 会話を楽しむならドレス試着会は二人で参加がオススメ
- 参加するブライダルフェアはふたりで決める
- 参加前は挙式日・ゲスト数・予算は事前に話し合う
- ブライダルフェアで聞いた内容は、メモや写真を残して共有しよう
- 即決は避け二人で相談してから正式に申し込む
余程の事情がない限り、最終的には二人での参加は必須。
他のカップル以上に連絡を取り合い、役割分担をし協力しあうことが大切です。また、遠距離の場合は、挙式までの準備期間を長めにするのがオススメですよ。