招待状を作り終えて、いよいよ最後の封入。
しかし招待状の入れ方で、ミスをしたら全てが台無しになることも!
封筒への入れ方は、招待状の向きや渡し方で微妙に異なる上、明確なルールがありません。今回は、封入方法を画像で解説すると共に、失敗しない招待状完成~封入までの流れを紹介します。
封入前の招待状セットの最終チェック
封入をする前に招待状に漏れや間違いがないか最終確認をしましょう。
既にチェック済の方は「画像つきで解説!パターン別の封入方法」をご覧ください。
招待状に入れるもの
招待状に封入するアイテムは以下の4点です。
- 招待状の本状(挨拶や結婚式の日時が記載されているもの)
- 返信用ハガキ
- 会場の地図
- 付箋(必要なゲストのみ)
付箋以外は、全ての招待状に封入します。
間違った付箋を入れると失礼なだけでなく、ゲストに勘違いをさせるため、付箋を入れる際には、宛名と依頼内容に間違いがないかもチェックしてくださいね!
切手の貼り忘れや貼る位置
実は「ウッカリ」が多いのはが切手のミス。
切手の貼り忘れや貼る位置の間違いなど、チェックさえすれば防げますので、新郎新婦さまでダブルチェックがオススメです。
切手を貼り忘れている
招待状はゲストの人数が多ければ多いほど、用意する数も増えるため、ついつい流れ作業になりがち。
「ウッカリ切手を貼り忘れていた!」は多いですし、手渡しの招待状には切手が必要ありません。
また忘れがちなのが返信ハガキにも切手を貼ることです。
手渡しの招待状に切手を貼ると・・・
郵送するつもりが、たまたま都合があったから手渡された」と思われる可能性があります。マナー違反となるため、郵送と手渡しで招待状を分類しておくのがオススメです。
返信ハガキに切手を貼り忘れると・・・
ゲストに切手代を負担させることに。手渡しする招待状の場合は、封筒には切手を貼りませんが、返信ハガキには切手が必要です。
切手の貼る場所を間違えている
宛名が【縦書き】か【横書き】かで切手を貼る位置は異なります。
横書きの宛名 | 右上に切手を貼る |
縦書きの宛名 | 左上に切手を貼る |
意外と知られていないのが、横書きの右上に切手を貼るというマナー。左上に貼る方も多いので、必ずチェックしましょう。
招待状をセットする順番
実はセットする順番に明確なマナーはありません。
オススメのセット順は手前から【本状】【付箋】【返信はがき】【会場地図】です。
- 招待状本状
- 付箋(本状に挟む)
- 返信用ハガキ
- 会場の地図
※付箋は重要なお知らせですが、サイズが小さいため本状に挟み込んでおくとチェックしていただけます
会場によっては地図と返信用ハガキの順番が上記とは反対で案内していることもあります。
明確なルールはありませんので、ゲストが気にする・見やすいを意識すればOK。本状が最も手前であること以外は、どのような順番でもOKです。
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招待状の封筒への入れ方
封筒への基本的な入れ方は、郵送と手渡しで異なります。
郵送する招待状 |
手渡しする招待状 |
---|---|
表面を揃える 『宛名面』と『本状の表面の向き』が同じになるように封入する |
表裏を逆にする 封筒を開けたときに正面に招待状の表面が向くように裏面と表面を合わせて封入する |
以下では封筒・招待状デザイン・渡し方別に全8パターンの封入方法を説明します。
画像で解説!パターン別の封入方法
縦型デザイン×封筒の宛名が横書き
縦型デザイン×封筒の宛名が縦書き
横型デザイン×封筒の宛名が横書き
横型デザイン×封筒の宛名が縦書き
なぜ郵送と手渡しで向きが違うの?
理由は、ゲストが封筒を開いたときの向きです。
郵送で招待状を送るとゲストは、ハサミなどを使って丁寧に開封します。
そのためゲストが招待状を開けたときに招待状が正面を向くように、宛名面と招待状の表面を合わせます。
一方、手渡しの招待状は封緘シールを取って開けます。
封筒を開いたとき招待状の表面がゲストに向いている方が好印象ですよね。
手渡しの場合には、封を開ける面に、招待状の表面が向くように封入するというわけです。
招待状の糊付け方法
手渡しと郵送では糊付けも異なります。
- 手渡し
糊付けはせず封緘シールのみ - 郵送
糊付け後に封緘シールをする
手渡しで糊付けしないのは、
しかし封をしないと、中身がでてしまうため、簡易的なシールを貼るようにします。
なお、郵送の招待状で糊付けするときは一般的な液体ノリよりもテープタイプがおすすめ。とくにコクヨのドットライナーは使いやすくてオススメします。
液体ノリは、つける量が多いと、汚れたり封筒がブニュッとなったり、せっかくの招待状が台無しに・・・
その点、コクヨのテープのりは均一に塗れるので失敗のリスクが低いです。
1分で振り返り
この記事のまとめ
招待状の正しいマナーを知ることは、大切なおもてなしの一つ。
ゲストに気持ちよく招待状を受け取っていただけるよう、招待状の文面や表記の仕方はもちろん、封筒に入れるときの順番や向きなど細かな配慮も欠かさないようにしましょう。