
結婚式二次会の司会に必須の台本。
司会者はタイムキーパーのような役割も担っており、 です。
はじめての司会でも安心してください!
今回は、台本作成のコツや注意点、さらにテンプレートも用意して台本作りを強力にサポートします。
結婚式二次会の台本の役割とは?
司会者の役割を遂行するために台本は必須!
まずは二次会における司会者の役割を説明し、台本作成前に必要な準備を紹介します。
司会者の重要な役割は進行管理
司会者の重要な役割は『進行管理』です。
司会の最大の任務はタイムテーブルに沿って進めること。台本作成の段階では、面白おかしくなど難しく考える必要はありません。
プログラム内容やセリフ、時間を記載することで、各プログラムで時間調整をしたり、盛り上げポイントを把握できます。

台本のテンプレートを用意しているので活用してね
二次会の司会は丁寧すぎないように
忌み言葉やNGワードを意識し過ぎるがあまり堅苦しくならないように!
難しい言葉や丁寧すぎる言葉ではなく、自然体で語りかけると◎
二次会は友人や同僚が中心です。
披露宴のような厳かな雰囲気よりもゲストがリラックスして楽しめる雰囲気をつくれるよう心がけましょう。
台本作成の前に確認すべき5つのこと
何もない状態から台本は作れません。
台本作成の前にやるべきことは です。
幹事に確認する5つのこと
- 当日のプログラム確認(余興やゲームの内容や景品など細かく)
- 乾杯や挨拶をするゲスト(新郎新婦さまとの関係性も確認)
- 二次会会場の使用時間
- 会場場所と参加ゲストの人数
- 二次会会場に持ち込むアイテム
とりあえず台本作成ならコレがあればOK。
司会を依頼されたら早い段階で幹事との打ち合わせをセッティングしましょう。
本番に向けては他に確認と準備が必要。
たとえば、BGMや映像、片付けを手伝ってくれる人、新郎新婦さまのエピソードやゲストインタビューのネタなどです。
二次会を成功に導く台本作りの事前準備とコツ
司会の重要な役割である”円滑な進行”を意識して作成しましょう。
二次会会場の使用時間とゲスト人数
まずは二次会会場の
最初に確認すべき理由は、二次会の正確な時間を把握して、各プログラムに時間を割り振るためです。
正確な時間がわかると…?
- 完全撤収の時刻がわかる
- ゲスト退場までの時間が推測できる
- 入退場時間と二次会のプログラム時間がわかる
上記の他に二次会会場の出入口の広さや片付けるアイテムがわかると、より正確な撤収時間を算出できます。
会場の使用時間は決まってます。
延長できなかったり、追加料金がかかるので、幹事に相談した上で、入退場時間を除いた使用可能時間を把握しましょう。
タイムテーブルを頭にいれておく
ポイントは柔軟性で、とくに終わりの時間を意識しながら、時間調整がしやすいタイムテーブルを組み立てましょう。
時間配分のコツは各プログラムの終了時間からの逆算。
台本を見て当日の流れがイメージできるようになると安心です。
時間調整のための余白をつくる
タイトなタイムテーブルは注意を!
わたしが初めて台本をつくったときは「なんか物足りなさそう」と思いましたが……結果は余興に時間がかかり、結果的にバタバタと終了してしまいました。
オススメは『食事と歓談の時間』です。
たとえば10分の遅延が発生したら歓談時間を10分短くすれば時間調整できます。
想定より早くおわるケースもあります。
事前に新郎新婦さまのエピソード、ゲストインタビュー、披露宴の様子を入手しておければ時間の穴埋めができます。
思い通りに進まないことを想定しておく
二次会は思い通りに進まないことが多いです。
時間調整なら難しくありませんが、お酒が進むと思いもよらない行動を起こすゲストがいることも……
過去の事例
- 酔っ払った友人が新郎新婦さまや司会に悪絡みする
- 気分の高揚した友人がありえないぐらいの大声で盛り上がっている
司会は焦らずに淡々と進めればOK。
対応は幹事および問題を起こしたゲストの です。
とくに新郎新婦さまや司会者への悪絡み注意。直接相手はせずに幹事や友人に協力をしてもらうことが大切です。
一字一句のセリフを考えておくのがダメな理由
台本は大まかな流れと内容を簡潔に書きます。
書いた言葉を読むと話し言葉としては不自然に……
一字一句を読むよりも、要所要所で台本に目を通しながら進行すると自然な雰囲気になります。
少々の文法や言葉使いが間違っていても気にしなくてOK。
お酒のはいったゲストもそれほど気にする人はいません。

続いては台本の作成方法を説明するよ
台本の基本形式
箱書きとは、シーン(プログラム)ごとに区切って、時間配分と内容を明確にわかりやすく書く方法のことです。
以下では、スタンダードな形式の台本を紹介するので参考にしてみてください。
ゲスト入場
開演前の挨拶や注意事項をアナウンス。
飲み物やトイレの場所など開演前まで繰り返し必要な情報を伝えましょう。
開園
開園時間が近くなったら簡単な挨拶を。
ゲストに来場のお礼を述べ、司会者の自己紹介をします。

新郎新婦さまの入場が間もなくだということを伝えると会場の期待が高まり盛り上がるよ
新郎新婦さま入場
いよいよ新郎新婦さまの入場です。
新郎新婦さまの入場後、お祝いの言葉を述べ、新郎新婦さまからゲストの皆さまへ挨拶をしてもらいます。

ゲストの皆さまへ拍手をお願いして会場を盛り上げよう
乾杯
まずは乾杯の発声者の紹介をします。
乾杯が終わったら拍手をして発声者へお礼の言葉を伝えます。

乾杯の発声前にゲストへグラスを持って起立してもらうおう
歓談タイム
食べ物や飲み物、会場に関する情報をアナウンスして歓談タイムに入ります。
この歓談タイムで時間調整をします。
①~④までの時間を調整して、次の余興は予定通りの時間に始めます。
余興(ゲームや演出など)
予定時刻になったら余興の開始。
余興内容や披露するゲストの紹介をし「会場前方をご覧ください!」や「会場右側のスクリーンにご注目下さい!」など目線をアナウンスするとスムーズ。また景品がある場合は最初に紹介すると盛り上がります。

歓談後は会場全体が賑やかになっているから開始の合図は大きめの声で聞こえるようにしよう
歓談タイム
余興が終わったら再度歓談タイムです。
余興は想定よりも早く終わったり、遅くなったりが多いので、少し長めに確保しておくと◎
進行状況によっては省いてOK。
とくにビンゴのようなゲーム企画は準備や進め方次第で想定以上の時間がかかります。
新郎新婦さまの挨拶・退場
最後に新郎新婦さまからの挨拶をもらいます。
閉演を伝えて新郎新婦さまの退場アナウンスを拍手でお見送りしましょう。
退場や後片付け
二次会が終わったら会場の片付けです。
ゲスト数が多いと退場に時間がかかりますし、余興で使う物によって片づけにかかる時間が変わります。
ゲストの退場や会場の片づけ、撤収時間を考えてスケジュールを組みましょう。
終了時間を確認して新郎新婦さまやお店側が困らないよいうにすることも大切な任務です。
台本のサンプル
最後に台本のサンプルを用意しました。
スタンダードな台本なのでアレンジして使ってみてください。
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1分で振り返り
この記事のまとめ
二次会中は最後まで気を抜けませんが、楽しんで司会をすることも大切。
司会者が楽しんでいると会場も楽しい雰囲気になるので、これも成功の秘訣です!