終わりよければすべて良し!
引き出物はゲストが自宅に帰って結婚式の余韻に浸れる唯一のアイテムです。
「今回の引き出物、しょぼっ!」
「なんだか安っぽい引き出物よね」
このように思われると結婚式の印象そのものが悪くなることも……
引き出物が「しょぼい」や「安っぽい」と思われる根本の原因を解説し、さらに を説明するので参考にしてみてください。
ゲストが引き出物を「しょぼい」と思う理由
「引き出物が”しょぼい”」
このように思う理由は人それぞれです。
ただ年齢と性別である程度の傾向がでるので、アンシェウェディングが実施したゲストへのアンケート結果を元に説明します。
女性ゲストは過去の引き出物と比較する傾向がある
女性は過去の引き出物と比較をされる方が多いようです。
また、いただいた引き出物の金額を知りたい方が多いことも特徴のひとつ。金額が安ければ「しょぼい」と感じる傾向があるかもしれません。
女性ゲストへのアンケートでは圧倒的にブランドアイテムが人気でした。
男性ゲストは実用的であるかが判断基準
男性は
主観ベースで判断しており、自分が欲しいものや使えるものなら嬉しいと感じる傾向が高いようです。
仮に高額でも趣味にあわないものなら不要と判断。
一方で「自分のために選んでくれた」が感じられると嬉しいと思う傾向もありました。
男性ゲストへのアンケートでは機能性の優れたアイテムが人気でした。
年齢別で大きく異る引き出物の感じ方
続いて年齢別の傾向を紹介します。
ことがポイントです。
代前半くらいまで
結婚式に参加した経験が少ない年代です。
初めて披露宴に招待されるゲストもおり比較対象がないため、御祝儀額とお料理や引き出物を比べて判断する傾向があります。
注意点
仲のよい友人なら「おめでとう」の気持ちが強いです。一方、それほど親しくない友人や同僚は、損得勘定で判断される傾向があります。
引き出物選びのポイント
純粋に「嬉しい」や「欲しかった」が基準に。
そのため定番的の引き出物は避けてゲスト別の贈りわけが◎
とくにブランド系のアイテムが人気!
ジルスチュアートやサボン、ジャーナルスタンダード、熊野筆など。その他に、引き出物カードは好きなアイテムが選べる点から喜ばれる可能性が高いです。
代後半~30代前半くらいまで
結婚式に参加経験のある方の多い年代です。
また、人によっては結婚ラッシュかつ結婚式は春と秋がシーズンのため、2~3ヶ月の間に複数回の結婚式に招待される方もいます。
注意点
過去にいただいた引き出物と比較される可能性があります。
また結婚ラッシュのため定番の引き出物だと”かぶりやすい”点も注意をしましょう。
引き出物選びのポイント
選べるギフトが喜ばれやすい年代です。
結婚式ラッシュで出費がかさんだり、似た商品をいただくこともあり、自分で欲しい商品を選べる点が喜ばれる理由です。
実は主要なブライダル専用カタログギフトは4種類のみ。
とくにカタログギフトは、かぶる可能性が高いため、引き出物カードやグルメ専門カタログギフトがオススメです。
代半ば以上
引き出物の相場観がある年代です。
極端に安かったり、使い道がない引き出物でなければ 。
注意点
べき年代。
品物に対する、しきたりやマナーをそれほど気にしない年代のため3品目は縁起物よりプラスワンアイテムが喜ばれやすいです。
引き出物選びのポイント
好みを知っているなら定番のカタログギフト以外をおすすめします。
反対に好みがわからなければ、カタログギフトではなく最新の引き出物カードを。「最近の引き出物はすごいね」とおっしゃる方が多いです。
代以上の親族や上司)
引き出物のマナーを守った方が無難な年代。
「しょぼい」や「安い」というより「失礼」や「非常識」が先にくる可能性が高く、注意が必要です。
注意点
親族や職場での付き合いに響く可能性も。
引き出物の内容より金額や品数に注意を。友人や同僚と比べて高いご祝儀を用意するので、 のが一般的です。
地域により引き出物の相場は異なります。
まずはお住まいの地域の引き出物相場をチェックし金額と品数を決めましょう。
引き出物選びのポイント
もし迷ったら 。
親族や職場でのコミュニケーションが円滑になると考えれば、数千円程度は安いといえるかもしれません。
続いては引き出物の定番カタログギフトの注意点を説明するよ。実は「しょぼい」と思われやすいのがカタログギフトなんだ。
しょぼいと思われやすい引き出物
ゼクシィ結婚トレンド調査によると約89.5%のカップルがカタログギフトを選んでいます。(複数回答、冊子とWebの合計値です)
実は、もっとも選ばれているカタログギフトこそ「しょぼい」や「安い」と思われる超危険な引き出物です。
カタログギフトの金額=掲載商品の金額ではない
カタログギフトの金額にはシステム料が含まれています。
主に送料や出荷にかかる費用で、1冊あたり800円前後。たとえば、5千円のカタログギフトならシステム料を除いた4千円ちょっとが掲載商品の金額です。
定価で3千円以下のカタログギフトだけは注意を。
ゲストの受け取る商品は2千円ちょっとのため「しょぼい」と思われがちな価格帯です。
掲載商品をみて金額を想像してしまう
数多くの商品から選べるのが魅力のカタログギフト。
その中には、自分が買ったことの商品があったり、ネットショッピングでみたことのある商品があります。
つまり何となく金額が想像できるんです。
金額がばれるだけでなく、実際より安く見積もられてしまう可能性もあります。
カタログギフトは魅力もあるけど低価格のコースはおすすめしないよ
同じ予算でランクアップさせる方法
「引き出物がしょぼかった」
このように思われる原因は金額による部分もあります。
そこでオススメなのは引き出物宅配や持ち込みを使ったランクアップです。
引き出物は式場からの購入が一般的。
しかし結婚式場は、基本的に定価販売のため、引き出物専門ショップの活用でランクアップができます。
「持ち込み」や「宅配」で引き出物を豪華に
同じ商品でも式場より安く販売しているショップがあります。
外部で購入して式場に持ち込んだり、ゲストの自宅へ直送する引き出物宅配を使えば、同じ予算でランクアップができます。
友人への引き出物なら
定価 | 6,010円 |
値引き後 | 3,903円 |
30人分なら[63,210円]もオトクに!
親族や上司への引き出物なら
定価 | 13,706円 |
値引き後 | 10,116円 |
20人分なら[71,800円]もオトクに!
主賓クラスへの引き出物なら
定価 | 18,715円 |
値引き後 | 13,080円 |
10人分なら[56,350円]もオトクに!
割引と聞くと「粗悪品かも」と思う方もいます。
しかし式場の取り扱い商品と同じものがほとんど。また式場よりアイテムに詳しく、取扱いブランドが多いショップも多いです。
唯一の欠点は持ち込み料だよ
持ち込み料も含めた比較を
外部から引き出物を持ち込むと手数料をとる式場があります。
持ち込み料といわれるもので保管料やゲストテーブル設置の手数料のこと。一般的に です。
そもそも持ち込み料を含めても安かったり、引き出物宅配や引き出物カードを使う方法もあります。
引き出物宅配は持ち込み料も不要
持ち込みと並行して検討したい引き出物宅配。
ゲストの自宅に引き出物を直送する方法で、評判のいいサービスです。
引き出物宅配のメリット
- 二次会で引き出物を失くす心配がない
- 重い引き出物を持ち帰らなくていい
- 一般的に持ち込み料はかからない(そもそも持ち込んでいないため)
一部式場では持ち込み料を請求する結婚式場が出てきているようです。トラブル回避のため事前に結婚式場に確認することをおすすめします。
1分で振り返り
この記事のまとめ
引き出物選びは大変ですが、ゲストに喜んでもらえる商品を選べばゲストも満足のいく結婚式になりますよ。