プロポーズが成功すると次は、
結婚挨拶はいつ行けばよいのでしょうか?
今回は、結婚挨拶の時期やアポ取りの方法を詳しく解説していきます。
結婚挨拶は人生で一度のきりの失敗できないもの。
そのため、お相手の両親への結婚挨拶には事前の準備が欠かせません。
結婚挨拶の時期の基本
何よりも重要なのが事前準備です。
以下では、ご両親に会う前から印象を悪くしないように基本を説明します。
結婚挨拶は事前準備が大切
事前準備でもっとも大切なことは両親の反応です。
結婚挨拶は、以下の流れで段取りをしなければなりません。
- 自分の親へ結婚したい人がいることを話す
- 女性の両親に挨拶
- 男性の両親に挨拶
まず
その時の両親の反応で「当日どのような挨拶をするか?」をふたりで話し合って決めることが大切です。
「イマイチな反応だった」
「興味津々で、すごく喜んでいた」
感じたことだけでなく、彼(彼女)について
しましょう。女性の両親への挨拶日を基準に逆算してスケジュールを組もう
挨拶の順番
挨拶の順番は最初に嫁ぐ側へ挨拶に行くのが一般的。
婿養子でなければ、女性側のご両親への挨拶が先で、婿養子なら男性側が先です。
順番を間違えると会う前から印象は最悪!
『男性側が近くに住んでいる』や『スケジュールの都合上』など、理由があっても順番は必ず守りましょう。
ついでに行かない
両親が遠方にお住まいのカップルは注意を!
たとえば、正月やGW、お盆など”帰省のついで”の結婚挨拶は印象がよくありません。
とくに女性側の両親にとっては大事な娘の結婚報告。
交通費がもったいないなど事情はわかりますが、一生に一度のため注意しましょう。
帰省とあわせて結婚挨拶に行くなら、結婚報告の時期を調整しましょう。
帰省時期に報告をすれば「ちょうどお盆休みが近いから、その時にどう?」と時期を見計らって話を切り出すと”ついで”とは思われません。
ケースによって異なる結婚挨拶の時期
結婚挨拶の時期は、以下の3つのケースによって異なります。
- 授かり婚(結婚の報告と妊娠の報告が同時)
- どちらかが再婚
- 一般的な結婚(上記に該当しない)※
以下ではそれぞれのケースごとに説明します。
最近は再婚や授かり婚も増えており、一般的な結婚という言い方は正しくありませんが、他のケースと区別するため一般的な結婚として説明します
一般的な結婚の挨拶の時期
まずは
その後に、ご両親へ挨拶する日取りを決めるという流れです。
親への報告から結婚挨拶までは、あまり期間を空けないのが重要。
そのため自分の親へ報告するときは、ふたりで挨拶にいく”心の準備”ができていなければなりません。
「結婚したい人がいる」と聞いた両親は、早く会いたいと思うのが一般的です。
報告したのに「挨拶は少し待って」となれば、最初からマイナスなイメージをもたれる可能性があります。
一般的な結婚ならスケジュールを逆算して自分の親への報告しよう
授かり婚の結婚挨拶の時期
授かり婚で何よりも大事なのがスピード。
急いで結婚挨拶をすべき理由は、以下のふたつです。
- 結婚報告後はイベントが多い
入籍や両家顔合わせ、引っ越し、出産準備と、やることが目白押し。新婦さまの体調も不安定になりますし、安静にしなければなりません。
- 報告が遅れると両親の印象が悪い
両親への報告が遅れると「なんで早く言わなかったんだ!」となります。
結婚と妊娠報告が同時になるため躊躇するかもしれません。
しかし遅れれば遅れるほど立場は悪くなるため、早めに挨拶に行きましょう。
再婚の場合
再婚は決して珍しくありません。
しかし結婚報告の時期は、おふたりで検討しておく必要があります。
以下のふたつのことに注意をしましょう。
- 前妻(夫)と関係が終わっているか?
慰謝料や親権、養育費などの話し合いが終わっていなければ、相手のご両親に失礼。離婚が決まっていても、すべてが決着するまではNGです。
- 離婚からの期間が短すぎないか?
離婚してからの間隔が短いとマイナスな印象に。両親からしても「また離婚するのでは?」と、どうしても心配になってしまいます。
とくに片方が再婚なら注意をしましょう。
ただし妊娠していたり、早く妊活したい場合は、この限りではありません。おふたりで話し合って、最適な結婚挨拶の時期を見極めてみてください。
アポイントの取り方
つづいて結婚挨拶のアポイントの取り方について説明します。
基本は両親のスケジュールが優先
結婚挨拶は
そのため仕事が忙しくても、スケジュールはお相手の両親の意向にそって決定するのが基本です。
相手のご両親が提案した日程に可能な限りあわせましょう。
もし都合が悪いなら、彼や彼女の都合は引き合いに出さず「自分の都合が悪い」という理由で他の日程を提案してください。
その日は彼(彼女)の仕事の都合で難しい
その日は、私にどうしても外せない予定がある
成功のカギは自分の親への報告
日程調整は自分の両親への結婚報告と同時がスムーズ。
この時に重要なことは『彼や彼女の紹介をどのように伝えるか?』と『両親が、どのような反応したか?』です。
両親の反応次第で、結婚挨拶当日の準備ができます。
- 好印象だった
好印象だったことを相手(彼や彼女)に伝えれば緊張がほぐれる
- 印象はよくなかった
両親の気がかりがわかれば、その部分を打開するような準備ができる
とくに注意が必要なケース
一般的に以下のことは結婚挨拶前に伝えたほうが当日はスムーズです。
- 再婚
- 授かり婚
- 不安定な職業
- 年齢が若い
- 年齢が離れている
とくに女性のご両親には注意が必要。
以下では、女性が自分の両親に「結婚したい人がいる」と、伝える際は両親の性格を考慮しましょう。
女性は両親の性格を考慮する
基本的に再婚や授かり婚などは
しかし両親の性格によっては「こういったことは男性(彼氏)から直接報告すべきだ!」と逆効果になることも。
このような内容は伝え方を工夫します。
「彼には自分から伝えると言われたけど、当日に伝えるとビックリさせちゃうから……」
と自分の判断で伝えたことをアピールすれば効果的。
結婚挨拶の当日は男性にとって、人生でもっとも緊張する日と言っても過言ではありません。
女性は男性にも配慮して、事前準備をすすめるのが成功の秘訣だよ
結婚挨拶にオススメの日取り
結婚挨拶の冒頭では、天気や最近の話題に触れて”少しでも和んで”から本題にはいるのがセオリーです。
実は場を和ますのに役立つのが日取り。
以下では複数のパターンを例に紹介するので、使えそうな日取りを候補にしてみてください。
大安(縁起のいい日)
最近(本記事の執筆時点)、お笑い芸人の岡村隆史さんが結婚の発表をしました。
そんな岡村さんの発表コメントの一節を紹介します。
「結婚挨拶当日は緊張しすぎて中々本題に入れなかった。お相手の親御さんが本日は大安吉日ですね!と助け船をしてくれて結婚挨拶ができた」
岡村さんが意識して結婚挨拶の日に大安を選んだかはわかりませんが、お互い緊張する場で、
こともあります。お相手の両親の誕生日に近い日
もちろん誕生日当日というのはNG。
しかし誕生日が近い日程であれば、冒頭の歓談で……
「来週はお誕生日とお聞きしております。おめでとうございます。」
と話のきっかけが作りやすくなります。
出会った(付き合った)記念日に近い日
おふたりの記念日も会話のキッカケに。
「実は、〇〇さんと出会って来週でちょうど5年になります」といえば ですよね。
「どこで出会ったの?」
「いつから付き合い始めたの?」
こんな質問をされるかも。
ご両親も質問しやすい雰囲気づくりになりますよ。
結婚挨拶の日取りは自由に決められません。
しかし報告タイミングを合わせられれば、近い日程を選べる可能性が高くなります。
結婚挨拶当日は話が盛り上がるか?も大事。話が盛り上がるネタは多いほうが、話がしやすいので報告タイミングを工夫してみてね。
1分で振り返り
この記事のまとめ
結婚挨拶は誰でも緊張するもの。
事前にふたりで段取りをしっかりして、結婚後に良い思い出として話せるような日になるといいですね!