結婚式を盛り上げるエッセンスとして重要な演出。その中でも映像を使った演出は、種類も豊富で、十人十色の見せ方ができます。
新郎新婦の好みが一瞬で分かるような楽しいものから、ゲストへ感謝を伝えるものまで、その種類と内容をご案内します。ぜひ、あなたの挙げたい結婚式にぴったりな映像演出を取り入れてみてくださいね！
鉄板の映像演出といえばこれ！
まずは「映像演出といえばこれ！」という鉄板演出からご紹介します。プロフィールムービー
生まれてから結婚までの人生の思い出をまとめたものが『プロフィールムービー』です。結婚式で流す動画といえば「これ！」というほどメジャーな映像演出のひとつ。新郎新婦それぞれの、
- 赤ちゃんのときからの家族との思い出
- 部活や修学旅行など友人との思い出
- 新郎新婦のふたりが出会ってから今日までの思い出
などの写真をスライドショー形式で流します。各写真には一言ずつ字幕で説明を入れると、ゲストたちにも写真の詳細が分かり楽しめます。
プロフィールムービーを作るにあたって、どんな写真を使うか選ぶのも楽しい時間。古いアルバムをひっくり返したり、家族で思い出話が始まったり…それもまた家族と過ごす貴重な時間となります。
ちなみに、新郎新婦さんの中には「デートのときの写真がない」という方もいるので、もし写真がない方は今から準備をしておきましょう。
オープニングムービー
披露宴のスタート直前に流すムービーです。
これからまさに新郎新婦が入場するというワクワク感をかきたててくれます。
幼少期からの写真を順に流すプロフィールムービーとは違い、ふたりで一緒に写っている写真をメインとし、入場に合わせてカウントダウンをするような構成になっているのが一般的。
長さは短めで1～2分程度のショートムービーとして作製されることが多く、演出として気軽に取り入れることができます。
感謝の気持ちを伝える映像演出
続いては、新郎新婦からご両親、友人、同僚などゲストに向けて御礼を伝えるムービーをご紹介します。
エンドロールムービー
いまや主流となっているエンドロールムービー。
想い出写真を使ったムービーと結婚式当日の録画映像をすぐさま裏で編集したムービーの二種類があります。
ゲストたち全員の名前が順に流れていく光景は、さながら映画のエンドロールのよう。感動の結婚式を締めくくるのにぴったりなムービーといえるでしょう。
メッセージエンドロール
エンドロールとして流すムービーに、ゲストたちひとりひとりへのメッセージを込める映像演出です。
ゲスト全員と話すことが難しい結婚式当日。
せっかく足を運んで祝福してくれたのだから「ゲスト全員に感謝の気持ちを伝えたい！」と思うのは至極当たり前なことではないでしょうか。
そんなときにおすすめなのがこのメッセージエンドロールです。
声に出して伝えることが恥ずかしくても、メッセージエンドロールならゲストへの素直な感謝の気持ちを伝えることができるはずです。
チャペルムービー
挙式前の新婦入場前に流すチャペルムービーは、新郎新婦から両親への感謝の気持ちを伝えるムービーです。
内容は、幼少期から大人になるまでの写真とともに感謝のメッセージを添えるようなものが多く、プロフィールムービーと重複する部分もあります。
バージンロードの意味を紹介するムービーとして使用する場合も多く、神聖でおごそかな挙式の雰囲気をより一層かきたててくれますよ。感動的なセレモニーの始まりを予感させる”きゅっ”と気が引き締まるようなムービーです。
インパクト大の映像演出
続いてはインパクトのある映像演出です。ド派手な演出をやりたい新郎新婦さんにおすすめします。
ドローンカメラ
ガーデンウェディングに特におすすめなのが『ドローン』を使った映像の撮影です。
広大に広がるグリーンと、そこに立つ純白のウエディングドレス姿の新婦、ピシっと決まった新郎に、大勢のゲストたち…いままでに見たことのないような、上空から見下ろす映像を残すことができます。
なかなか自分の姿を上から見ることってありませんよね。挙式後に映像を見返すときにも、新鮮な気持ちで楽しむことができます。
プロジェクションマッピング
プロジェクションマッピングは、大きな建造物や、施設をまるごとスクリーンとして使うことでダイナミックに映像を投影するため披露宴会場で利用するとインパクト大です！
会場全体に映し出される映像に、ゲストたちはどこを見ればいいのか思わずキョロキョロ。世界観をガラッと変えることもでき、まるで不思議な世界に迷い込んだような錯覚が起こってしまうほど。
これまでにご紹介したプロフィールムービーやサプライズムービーを、プロジェクションマッピングで映すのも、迫力満点で楽しいですよ！
まとめ
結婚式で使えるムービー演出には、実にさまざまなものがあります。
ひとつのムービーに絞る必要はありません。時間と予算が許すなら、複数のムービー演出を組み合わせて取り入れることも可能です。
昔ながらの定番ムービーはもちろん、最新技術を使ったムービーを取り入れながら、結婚式を盛り上げてみてください。
