引き出物で縁起の象徴である鯛のおすすめアイテム6選

縁起のよいお魚として知られる鯛。
ご両親から「引き出物に鯛は必須よ！」といわれた先輩カップルもいるほど昔から引き出物で贈られてきました。しかし、最近の引き出物では贈り方が昔と違っています。

今回は引き出物で選ぶ鯛のメリットやオススメ商品を紹介します。

縁起の象徴である『鯛』

鯛は祝賀の席で振る舞われています。
引き出物はもちろん内祝いやお食い初めなど、昔から縁起の良いお魚として有名です。

「腐っても鯛」や「海老で鯛を釣る」など、ことわざも多い鯛。
なぜ縁起がいいとされているのでしょうか？

縁起がいいとされる理由

七福神の恵比須様が赤い鯛を抱えていたり、大相撲では優勝力士が大きな真鯛をもつのは伝統的。
西日本では家庭によってお正月に鯛を食べる文化が今も残っているそうです。

鯛にはたくさんの縁起がいい要素があるよ

お祝いの席でふるまう鯛ですが……
頭から尾までついた丸々一匹を使うのが縁起のよさを印象づけてくれます。

尾頭付きの鯛は『初めから最後まで』を意味。
また結婚式では、一生を添い遂げるという意味で重宝されており、昔の引き出物でも尾頭（おかしら）付きの鯛をいただくことは多くありました。

式場によっては演出に鯛の塩釜開きができます

「引き出物で鯛なんてもらったことない」
最近はめっきり贈らなくなりましたが、実際に質問サイトでは「結婚式で鯛をもらったけど…」という質問がいくつかあります。

結婚式で焼き鯛をもらいましたが，これを温めただけで食べるのには飽きています。これを使いおいしくいただける料理はありませんか？
投稿日：2005/11/05
出典：教えて!goo

本日出席した友人の披露宴で、尾頭付きの鯛の塩焼きを頂戴しました。ただ、いつも思うのですが、あの鯛をそのまま食べてもあまりおいしくないですよね。そこで、あの鯛をおいしく料理する方法があれば、皆さん教えてください。
投稿日：2002/11/10
出典：教えて!goo

日付でわかるとおり今から15年以上も前。
回答されている方も「結婚式で鯛？」と驚くようなことなく回答しています。現在では練り切りや祝い砂糖で鯛の形をした引き出物は多くあります。

POINT

尾頭（おかしら）付きの鯛を使うのは、神様への捧げものとして形の整った立派な鯛が使われていたことが影響しているそうです。

現在の引き出物では、尾頭付きの鯛を贈る人はほとんどいません。
理由は衛生面や食べやすさ、持ち帰りやすさ、引き出物の金額が下がっているなど。代わりにカタチを変えた鯛が選ばれています。

鯛モチーフの引き出物例
鯛かまぼこ	とくに富山県で利用されています。腹持ちがよく、食べやすく、見た目も豪華です。
真空パックの鯛	保存性がよく尾頭付きの鯛を衛生名でクリア。縁起がよく年配のゲストに喜ばれる縁起物です。
鯛モチーフ	見た目を鯛の形にかたどったアイテム。可愛らしく老若男女問わず贈りやすい引き出物です。
練り切り	白あんに砂糖や山芋などを加えた生和菓子。上品な甘さで、高品質な引き菓子に。
祝い砂糖	昔は高級品で入手困難手だったお砂糖を鯛の形に細工。口にいれるとホロッととける口溶けです。