投稿日:2017年7月16日/質問者:まり子さん 引き出物宅配は、失礼にあたりますか?

ゲストの方が、手ぶらで帰るなんてありえないと親には言われています。

今回のご質問にはウェディングドクターの安部がお答えします。
ウェディングドクター
「引き出物の持ち帰りが無いので不自然」と思われることはあっても「引き出物宅配だから失礼」と思われることは、ほとんどありません。 多くの引き出物宅配サービスは、お知らせカードという引き出物を宅配する旨を記したカードをゲストテーブルに設置します。 ↓このようなカードです。 「引き出物はお荷物にならないようにご自宅にお送りしております」 引き出物宅配の案内カード まり子さんがゲストだとして考えてみてください!! ゲスト席に座ると「引き出物はお荷物にならないようにご自宅にお送りしております」とカードに記載されています。 失礼というよりは、むしろ親切という印象を与えるのではないでしょうか? 今回の「引き出物宅配は失礼か?」といった質問の場合は特に上司・親族といったゲストに対して気になるところだと思います。 実は、上司・親族といったゲストの方が引き出物宅配は喜ばれる傾向が強いです。 なぜなら、上司・親族といったゲストは友人ゲストなどに比べて引き出物が高額になり量が多かったり重かったりするからです。 さらに、親族ゲストは遠方から新幹線などで参加したりご家族皆様で参加する場合も多いです。 遠方から参加する場合には、帰りの荷物は少ない方が良いですし、小さいお子様がいる場合などはやはり荷物は少ない方が良い。 当ショップをご利用いただいたアンケートでも「親族ゲストから喜ばれました!」という声は非常に多いです。

さらに詳しくウェディングドクターが解説

引き出物宅配は、ここ5年ほどで急速に利用を増やしている新しいサービスです。 古い習わしを引き継ぐ結婚式では、新しいサービスや手法を「失礼」とすることがあります。 引き出物宅配に関しては、それには該当しません。 何故なら、
  • 帰りの電車で荷物にならないように
  • 挙式当日に雨が降っても引き出物が濡れないように
  • 二次会会場に忘れて帰らないように
といったゲストへの心遣いから生まれたサービスだからです。 ただし、以下のようなゲストの意見もあります。 【アリバイが証明できない】 地方から東京の結婚式に参加するような場合、ゲストの方はご家族に「結婚式に行ってくる」と話をします。 帰宅すると引き出物を持っておりませんので、「本当に結婚式に行ってきたの?」とご家族に思われてしまいます。 多くの新郎・新婦が引き出物宅配は結婚式当日にお届け日を設定します。 その為、こういったこともあまり心配する必要はありません。 【引き出物トークができない】 披露宴と二次会の間で時間があるような場合、喫茶店などで時間を潰します。 この時に、よく話をするのが手元にあるもらった引き出物についてです。 「今回の引き出物はセンスがいいね!」 「値段いくらくらいだろう」 「最近列席した別の引き出物と比べると・・・」 などなど、特に女性は大盛り上がりです。 こういった話ができないのは少し寂しいという印象を受ける場合があるようです。 ただ、前述のように当日持ち帰りが不要という利便性のほうが勝っているためか最近は引き出物宅配サービスの利用が急増しております。 引き出物宅配は失礼にならないか徹底検証!ではアンケートやSNSでの評判ついても説明をしていますので、参考にしてみてください。