ジブリのイメージ

国民的アニメともいえるジブリ作品。
親から子へ、そのまた子へと、さまざまな世代が愛する名作ばかりです。

明るいものから目頭を熱くさせる深い名曲まで、結婚式を盛り上げてくれる、ジブリの名曲をご紹介します。

晴れた日に‥‥/久石譲

  • 映画のタイトル:魔女の宅急便
  • おすすめシーン:迎賓

ゆったりと穏やかな気持ちにさせてくれるため【迎賓】のシーンにおすすめ。挙式を済ませ、まだ緊張の残るゲストの気持ちを和らげてくれそうですね。

迎賓の曲が流れるタイミングは、ゲストが同じテーブルの人と会話を始めるとき。「初めまして」な人と同じテーブルになることもあり、挨拶を交わす時間でもあるので、ゲストの会話の邪魔にならないようなインスト曲がおすすめです。

ルージュの伝言/荒井由実

  • 映画のタイトル:魔女の宅急便
  • おすすめシーン:お色直し退場

思わず手拍子したくなる明るくポップな曲調が魅力。
笑顔と手拍子でゲストから見送ってもらえるような【お色直し退場】の曲としておすすめです。

ルージュの伝言は多くのアーティストにカバーされていることでも有名です。原曲である松任谷由実さんバージョンも素敵ですが、アレンジ曲もまた魅力的です。

ボサノバにアレンジされている『ami amie』さんや、スタイリッシュテイストならハウスリミックスの『Q;indivi Starring Rin Oikawa』さんバージョンもおすすめ!

遠き時代を求めて/久石譲

  • 映画のタイトル:紅の豚
  • おすすめシーン:花嫁の手紙

紅の豚の世界観を体現している楽曲。
美しい音色と、後半に進むに従って盛り上がりをみせため【花嫁の手紙】のBGMとしておすすめです。

原曲以外にも、ピアノの音色が印象的なバージョンもまた魅力があります。

花嫁さまが手紙に込めた言葉の数々に感動を添えてくれそうな曲調です。

カントリーロード/Bill Danoffほか

  • 映画のタイトル:耳をすませば
  • おすすめシーン:エンドロールムービー

洋楽はもちろん、邦楽で多くのアーティストにカバーされている名曲です。
英詞は寂しいところのある歌詞ですが、ジブリ作品の日本語訳詞は宮崎駿監督が補作しており、若いひたむきさや強さを感じさせてくれます。学校の音楽の教科書に採用されていた時期もあり、新郎新婦の思い出を鮮やかに蘇らせてくれるかもしれません。

カバー曲なら『Daishi Danceさん』のアレンジ曲がおすすめです。

使いたいシーンは【エンドロールムービー】のBGM。
曲がはじまって、最初の1分までは静かなタッチで曲が流れるため、この間にゲストに伝えたいメッセージを入れてみてください。

例えば、

「今日は、ご多用の中わたしたちの結婚式に、ご参列いただいて本当にありがとうございました」

「みなさまに支えていただき今日の日を迎えることができました」

「どんな時も今日の感動を忘れず、ふたりで手を取り合って歩んでいきたいと思います」

穏やかな曲調のタイミングは、エンドロールムービーを見るゲストが最も集中するとき。結婚式へ出席してくださったことのお礼や、これからの思いを伝えるタイミングとしてはベストです。

そして、歌がはじまる1分過ぎからゲストの写真などを流すと、曲調とムービーの構成を合わせることができ、ムービー全体の完成度を上げることができます。結婚式を明るい雰囲気で締めくくりたい新郎新婦さまにおすすめです。

愛は花、君はその種子/Amanda McBroom

  • 映画のタイトル:おもひでぽろぽろ
  • おすすめシーン:プロフィールムービー

ジンとくる深い歌詞は、

「苦しい時も辛い時も大きな愛をもって共に歩んでいく」

そんな二人を応援するような歌です。
曲が進むにつれてドラマティックで感動を誘うため【プロフィールムービー】のBGMとしておすすめ。

使い方のポイントは、単純に赤ちゃんの頃から現在までの写真を並べる一般的なプロフィールムービーではありません。この曲を使うなら、花嫁の手紙の前にプロフィールムービーを流してみてください。

披露宴のクライマックスである花嫁の手紙。
感動を添える一工夫を添えたいところですので、プロフィールムービーで流す写真の順番は定番の『赤ちゃんの頃から現在』の流れではなく、反対の『現在から、赤ちゃんの頃にさかのぼる』という順番で!

映像に映る我が子が徐々に小さくなっていく姿に、ご両親はこれまでの思いを巡らせます…その思いと合わせるかのような曲の盛り上がりは、より感動を与えてくれるはずです!

さんぽ/久石譲

  • 映画のタイトル:となりのトトロ
  • おすすめシーン:子供ゲストの演出シーン

明るく元気なイメージのトトロの代表曲。
インストゥルメンタルにするとおしゃれな雰囲気になります。授かり婚や子どもの出席者が多い式では、合唱バージョンなどもふさわしいかもしれません。

おすすめシーンは【子供ゲストの演出】です。
挙式や披露宴でお子様にお手伝いしてもらうシーンは、ゲストの緊張をほぐし笑顔を誘ってくれますね。披露宴や挙式では、

  • お子さまゲストが新郎新婦さまへ花束を贈る
  • フラワーガールやリングボーイのお子さまへ新郎新婦さまからプレゼントを贈る

などのシーンがあります。
そんな時におすすめなのが『さんぽ』です。また、ハウスリミックスされている以下の曲は、原曲とは全く違ったスタイリッシュなイメージになりますよ。

優しく流れるような曲調は、新郎新婦さまが退場した後の【送賓】で流す曲としても◎

五月の村/久石譲

  • 映画のタイトル:となりのトトロ
  • おすすめシーン:食事歓談

主人公のさつきとメイがスキップしながら自宅周辺を探検しているような、のどかで明るい雰囲気の楽曲です。柔らかい色合いのドレスのお色直入場曲の雰囲気にぴったりですよ。

ガーデンウェディングの新郎新婦さまならアレンジバージョンもおすすめ。

軽やかでジャジーなアレンジに仕上がっていて、ガーデンでデザートを食べながらゲストと過ごす【食事歓談】のBGMとしてぴったりです。

お子さまゲストから、年配ゲストまでの心を弾ませるようなリズムで、曲をきくだけで思わず笑顔になってしまいそうな予感がしませんか?

青空の下、ゲストと和やかに過ごすにはBGMは重要ポイント。
食事歓談中のBGMも「どんな雰囲気で過ごしてもらいたいか」をヒントに曲選びもこだわってみてくださいね。

風になる/つじあやの

  • 映画のタイトル:猫の恩返し
  • おすすめシーン:オープニングムービー

優しい歌声と、キャッチーなメロディーが印象的。
披露宴のスタートを飾る【オープニングムービー】のBGMとしておすすめです。

幸せいっぱいのふたりの写真を、BGMでさらに盛り上げてくれます。
爽やかで軽やかな曲調なので、公園や青空など写り込んでいるような前撮り写真や思い出写真に合わせて作るオープニングムービーには特におすすめですよ!