招待状の住所の聞き方ガイド

結婚式招待状に必要なゲストの住所や名前。
気心の知れた相手なら簡単に聞けますが、普段あまり話さない人の住所を聞くのは緊張するものです。

「◯◯さんの住所、どうやって聞こう」

「失礼があったら、どうしよう」

そんな不安を吹き飛ばすために、ゲスト別に住所と名前の聞き方を紹介します。

住所を聞く前の事前準備

住所の聞き方の前に事前に準備をすることが”2つだけ”あります。

いつまでに聞けばいい?

談笑する女性たち

ゲストの住所はいつまでに必要なのでしょうか?

答えは『挙式の3ヶ月前まで』です。
招待状の作成は、挙式日の4ヶ月前から始めるとスムーズに進めることができます。

  • STEP1
    4ヶ月前
    発注先およびデザインを決める
  • STEP2
    3ヶ月前
    購入後に宛名書き(手作りキットの場合は購入後に印刷)
  • STEP3
    2ヶ月前
    ゲストへの投函または手渡し
  • STEP4
    1ヶ月前
    返信ハガキの期限

住所が必要になるのは印刷のとき。
つまり、挙式3ヶ月前までには全ゲストの住所リストが必要です。ゲスト数が多いと時間がかかるため、結婚式の半年ほど前から確認をすると「間に合わない!」という事態を避けられます。

注意!招待状の遅れは致命的!
  • ゲスト確定しないと席次表が作成できない
  • 引き出物の注文ができない
  • 出欠返信の期限が短くなるためゲストに迷惑がかかる

自分たちも苦しめますし、ゲストにも迷惑がかかります。早い段階で準備をすることが大切です。

住所を聞く前に必要な結婚報告

手をつなぐカップル

いきなり「結婚式をするから住所と名前を教えてください!」」では唐突すぎるため、3つの手順で聞きましょう。

  1. 結婚報告
    誰と、いつ、どこでを伝えます。式場名だけではなく、簡単な場所も伝えるとゲストは出欠の返事がしやすくなります。
  2. 出席依頼
    「ぜひ来ていただきたい」と、出席のお願いをします。
  3. 住所と名前の確認
    最後に「招待状を送りたい」からと住所と名前の確認をします。夫婦や家族で招待するなら、他のゲストの名前確認も忘れないように。

住所を聞くまでの流れは全ゲスト共通。
親しい仲にも礼儀ありです。友人であっても必ず【結婚報告→出席依頼→住所と名前の確認】という流れを守りましょう。

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ゲスト別の住所と 名前の聞き方

続いてはゲスト別に住所と名前の聞き方を紹介します。

上司の住所の聞き方

会社の上司達

そもそも住所を聞く必要がありません。
なぜなら、上司への招待状は手渡しがマナーだから。手渡しの招待状へ住所を書くのは逆にマナー違反のため上司の招待状は住所は書かずに名前だけ記載します。

ウィンちゃんが教えます

名前は知ってるから大丈夫!

こう思った方は注意を!
招待状の名前は戸籍上の名前を書きます。普段使っている字ではなく、旧漢字の人もいるため確認が必要ですが、上司に対して「お名前を知りたいのですが…」なんて聞けないですよね。

オフィスの女性

総務部に確認したり、上司を結婚式に招待した同僚に聞くのばオススメ!
可能なら両方に確認しておくと、間違いを防げます。もちろん直接聞ける関係性なら「念のため確認なのですが…」とご本人から聞くのがベストです。

手渡しができない上司

  • 勤務地&自宅が離れている
  • 転職前の元上司
  • 上司が忙しくて会えない

直接確認できない上司にはメールで確認しても問題ありません。
ただし電話で一言伝えておくほうが懸命です。

親族の住所の聞き方

3人家族

親戚は両親を通して聞くとスムーズ。
新郎新婦さまが聞く場合、普段から付き合いがあり、連絡先をご存知ならメールやLINEでも問題ありません。

親戚関係は、あなたとの付き合いの深さに加えて、お住まいの距離や年齢に合わせて対応しましょう。

親戚にメールで住所を聞くときの例文

◯◯おじさん、◯◯おばさん、お久しぶりです。お元気ですか?

実は、かねてよりお付き合いしていた方と結婚することになりました。
結婚式は、XX月XX日(曜日)に、(所在地・会場名)で挙げる予定です。

そこで、◯◯おじさんと◯◯おばさんにはぜひ結婚式に出席してもらいたいので、
招待状を送らせて頂きたいと思っています。

忙しいところ申し訳ないんだけど、
住所と家族みんなの名前の漢字を教えてもらえますか?

よろしくお願い致します。

結婚式よりも前に結婚報告を兼ねて親戚宅を訪問し、結婚相手を紹介する場合は「今度のお盆に実家に帰ったときに、紹介できればと思っています!」と付け加えると挙式当日を楽しみにしていただけます。

友人の住所の聞き方

友人

気心の知れた友人ならLINEでOK。
しかし、以下のケースに関しては電話や直接会って伝えるのが無難です。

電話や直接会って伝え方が良い人
  • 数年間、連絡を取っていない友人
    電話や直接会って結婚報告をし、住所を聞くのが無難です。
  • あなたを結婚式に招待した友人
    その友人があなたに結婚報告をしてくれたときと同じ方法で聞きます。

なお、電話や直接会って聞く場合は、その場では結婚報告をし「名前と住所はLINEで教えて!」とした方が聞き間違いが起きません。

友人にLINEで住所を聞くときの例文

実は結婚することになりました!
XX月XX日(曜日)に(所在地・会場名)で結婚式を挙げることになり
(友人名)ちゃんにぜひとも出席してもらいたくてLINEをしました。

招待状を送りたくて、間違ってたらダメなので、
住所と名前のフルネームを漢字で教えてもらえませんか?

忙しいところ、ごめんね。
よろしくお願いします!

1分で振り返り
この記事のまとめ

アンシェくん
  • 招待状に記載する住所や名前の確認は、結婚式の3ヶ月前までに済ませる
  • 仲の良さに関係なく【結婚報告→出席依頼→住所・名前確認】の流れを守る
  • 上司への招待状は手渡しがマナーのため住所を聞く必要はない
  • 名前は戸籍上の表記がマナーのため上司の名前は総務や先輩に聞く
  • 親戚は両親を通して聞くとスムーズ
  • 仲の良い友人ならLINEで聞いてOK
  • 数年間、会っていない友人は電話or直接会って伝える
  • 結婚式に招待してくれた友人には、その時と同じ方法にする

住所を聞くのは緊張するかもしれませんが大丈夫!
結婚報告→出席依頼→住所・名前確認の流れさえ守れば、結婚式に招待されて不愉快に思う人はいません。安心して聞きましょう。