豪華なブーケ

一年の中で最も結婚式が多い秋。
安定した気候は、ゲストを招待しやすく、屋外でのウェディングも心地良く楽しめます。

そんな人気の秋に結婚式を挙げるなら、ワンランク上のおしゃれを楽しみながら結婚式準備をしませんか?

今回は、人気の秋婚をおしゃれに彩るための最新トレンドやコーディネートのコツを紹介します。

季節を感じるカラードレスの選び方

結婚式準備の中で、花嫁さまにとってのビッグイベントとなるドレス選び。

カラードレスの色選びは、季節感を伝える重要ポイントです。
自分の肌との相性をチェックしつつ、季節感のあるカラーを選ぶことが大切に。秋の結婚式なら、

  • ほっこり温かみのある濃い色味
  • トレンドのくすみカラー

などオータムカラーのドレスがぴったりです。

ベージュ

ベージュは、クラシカルやアンティークなど秋の結婚式で人気のテーマに合わせるカラードレスとしておすすめです。

  • ロマンティックな雰囲気
    肌の色に近いベージュが花嫁さまを優しく柔らかな印象に染めてくれます。
  • エレガントな雰囲気
    ベージュでもブラウンやゴールド寄りのカラーが華やかさを添えてくれます。

など好みの雰囲気にあわせてチョイスを。さらに、カラーに加えて袖の形もポイントのひとつ!

秋の結婚式ならロングスリーブのドレスが季節感に合う人気デザイン。繊細なレース使いと、ふんわりしたシフォン素材の袖元は、手元が動くたびにしなやかになびき、花嫁さまの所作をより美しく演出します。

スモーキーピンク

大人花嫁の人気カラーがグレイッシュ系。
その中でも『スモーキーピンク』は、ブルーベースのお肌を持つ花嫁さまにおすすめですよ。

可愛らしすぎず、甘くなりすぎないスモーキーピンクは、上品さとエレガントさを兼ね備えたカラー。また、秋色に染まったガーデンに馴染む色味です。

「ゲストと一緒にデザートブッフェを楽しみたい」

「披露宴後半はアットホームに過ごしたい」

と思っている花嫁さまにおすすめです!

オータムオレンジ

秋らしく深みのある『オータムオレンジ』のカラードレスは、知的で大人っぽい印象を与え、お色直しをシックに演出したい花嫁さまにおすすめです。

  • キャンドルサービス
  • キャンドルリレー
  • アクアキャンドル

などの幻想的な空間に合います。
カラードレスに色味が強く入るので、ヘッドフラワーはグリーンだけやビジュー系のアクセサリーにするなど他の色を入れないことがオータムオレンジを活かすコツ。

色味の『足し算・引き算』を意識しながらトータルコーディネートバランスを楽しんでみてください。

ダスティーグリーン

秋の結婚式に人気の真っ赤なバラやガーベラを使ったブーケにぴったりなのが『ダスティーグリーン』のカラードレスです。

爽やかな印象を与えるグリーンも、ダスティーカラーに変化すると優雅で気品のある印象にチェンジ!

光沢感のある刺繍を使ったドレスデザインなら、自然光を浴びるガーデンウェディングにもぴったりです。

「お色直しはガーデンからスタート!」

なカジュアルなパーティーにもおすすめです。

スモーキーブルー

アクセサリーの色味を選ばない『スモーキーブルー』。
ホワイトとの相性が良く、ウェディングドレス用のホワイトカラーのブーケをそのまま併用しても違和感なく持つことができます。

スモーキーブルーは洗練されたフォーマルカラー
そのためお色直し入場は、サプライズで派手よりもシンプルに入場を。アットホームにゲストと会話を楽しむプログラムを予定している花嫁さまにおすすめです。

おしゃれは手元から!人気秋色ブーケ5選

花嫁コーデのアクセント的存在でもある『ブーケ』は、カラードレスやヘアスタイルとの相性が重要なアイテムです。

ブーケは、形や色・花の種類など選択肢が広いため、花嫁さまを悩ませることも…そこで、以下では、お花の打ち合わせを控えた花嫁さまへ、

  • 秋に人気の装花
  • ブーケ選びのポイント

を、秋の結婚式におすすめのブーケ写真とともに解説します。

小さくても存在感抜群

ナチュラルテイストのブーケを希望するなら、ブーケに使うお花の種類は固定せず、いくつも混ぜ合わせるミックスブーケがおすすめです。

秋に旬を迎えるお花やグリーンをミックスし、クラッチタイプに束ねれば、ナチュラルでおしゃれなブーケの完成!

こちらのブーケのアクセントになっているのがチョコレートコスモスです。
秋の結婚式に人気の装花で、小さいですが存在感抜群!
しかも、このチョコレートコスモスは、その名の通りチョコレートの香りがするんですよ。旬のお花だけを使うブーケは、予算も抑えることができるというメリットもあります。

ロマンティックブーケ

ロマンティックな雰囲気のアンティークダリアとバラ。
洗練された淡いピンクが魅力のブーケは、フェミニンな雰囲気がお好みの花嫁さまにおすすめです。

ほんの少しかすみ草を混ぜることで、空間が生まれ、ふんわりした優しい雰囲気に。

「もう少しクールなイメージのブーケがいい」

という花嫁さまには、かすみ草ではなく、ダスティーミラーというシルバーリーフを入れるとスタイリッシュな仕上がりになります。

クリスマスが近い11月ごろの結婚式なら、ボルドーカラーの装花をアクセントとして入れても素敵ですよ!

ナチュラルなクラッチブーケ

一般的なガーベラは、赤やピンク・オレンジといったハッキリした色味です。
しかし、アンティークカラーのガーベラなら、深い色が似合う秋婚にもぴったり。

丸くコロンとした形が可愛いカップ咲きのオールドローズとの相性も抜群! もう少しボリュームが欲しいならスモークツリーというグリーンがおすすめです。スモークツリーは、ふわふわとした花房が魅力で、ドライフラワーとしても人気の高い品種です。

ボルドーカラーの大人シックブーケ

クラシカルで優雅な印象を与えるボルドーは、秋の定番人気カラー。
スタイリッシュで、ラグジュアリーな花嫁コーデを希望するならボルドー単色のブーケもおすすめです。

インパクトがあり、ネイビーやブラウンなど色味の濃いカラードレスにも負けないゴージャスな装いに。
ボルドーのブーケは、夜景の綺麗なナイトウェディングの会場にもよく映えます。

秋色に合わせやすいドライフラワー

秋婚のブーケで忘れてはいけないのがドライフラワーを使ったブーケです。

生花では出すことができないシックでアンティークな雰囲気が魅力で、ヘッドフラワーとしても人気あり。また、生花と比べて、ドライフラワーは軽いのも特徴です。

大振りなブーケがトレンドですが、生花の欠点は重いこと。
片手で持つことが多いブーケですので、実は結婚式当日の花嫁さまには負担に…。

「結婚式が終わって左手が筋肉痛になっちゃった」

なんて花嫁さまもいるくらい。ドライフラワーブーケなら、ボリュームがたっぷりあっても無理なく安心して持てるメリットがあります。

海外から学ぶ!秋婚のペーパーアイテム

結婚式をおしゃれにするなら海外から情報をキャッチするのがおすすめです。
全てを真似しなくても、ほんの少しの工夫でペーパーアイテムはセンスアップしますよ。

花嫁DIYで簡単に取り入れられるものも多くありますから、ぜひペーパーアイテムを手作りするときのヒントにしてみてくださいね。

季節感のある飾り紙でセンスアップ

招待状の内側にしのばせておく飾り紙。
必ず入れるものではありませんが、入っていると封筒を開けた瞬間のインパクトがあり、シンプルな封筒もワンランク上のおしゃれな仕上がりになります。

秋婚なら秋に旬を迎えるお花を選ぶと素敵
ゲストへは夏に届くため、秋らしい季節感のある柄なら、一足先に秋を感じていただけるかも!

アクセントのリボンに季節感を

招待状や席札のアクセントとして人気のあるリボンやタッセル。秋らしさを表現するならリボンの素材に注目してみてください。

グリーンリボンのようなベロア素材は温かみがあり、秋の結婚式にぴったり。また、スエードファーなども秋から冬の結婚式にかけておすすめの素材です。

ナイトウェディングなら、イルミネーションにマッチするようペーパーアイテムにハトメパンチで穴を開け、ラインストーンのチェーンをつけるとキラキラして素敵なデザインに仕上がります。

葉っぱを使ったアイデア席札

ナチュラルウェディングを目指す秋婚花嫁さまにおすすめの席札が『葉っぱ』を使った席札です。

秋なら紅葉に合わせてモミジを使った席札も季節感を感じる素敵なデザインですね!

葉っぱは保存が難しく、名前が書きにくいデメリットも…
そこで、おすすめは『造花』です。新緑色や、秋らしく少し紅葉がかった葉っぱなども販売されています。

テーブル装花とのカラーバランスにも注意しながら、コーディネート全体に合う質感や色を選んでみてはいかがでしょうか?

シャンパングラスを華やかに

シャンパングラスに、そっと差し込む席札を『グラスカード』といいます。
高さを出せるペーパーアイテムのため、テーブルコーディネート全体を華やかにしてくれるアイテムです。

蝶々やハート形など様々なデザインがありますが…
シックな秋婚ならシンプルなスクエア型がおすすめです。

  • ダークカラー
    秋らしい落ち着いた雰囲気になります。
  • ゴールドやシルバーのグリッターペーパー
    ゴージャスで、華やかな雰囲気になります。

ペーパーの色を工夫するだけで雰囲気も異なります。シックな色味の装花のアクセントにもなりますよ!

秋色に彩るテーブルコーディネート

結婚式でゲストが最も長く滞在するゲストテーブル。
結婚式場に到着した時に最初に目につくウェルカムスペースと同じくらい、ゲストの印象に残るこだわるべきポイント。新郎新婦さまのセンスのみせどころともいえます!

「秋らしくってどうすれば…」

このような花嫁さまに、続いてはテーブルコーディネートを秋らしく彩るポイントを紹介します。

秋らしい季節感を伝えるアイテム

秋らしいテーブルコーディネートにする最も簡単な方法は”実もの”を取り入れることです。

松ぼっくり

イミテーションも販売されていますので、席札とのバランスを考えつつ、大きさも選ぶことができます。

ビバーナムティヌス

こっくりとしたネイビーが差し色に。
秋の結婚式ではテーブル装花やブーケにもよく使われますが、席札にそっと添えるだけでも季節感が伝わるアレンジに仕上がります。

テーブル装花の周辺にも秋色を

テーブルコーディネートを寂しい印象にしないためには、ゲストの”食事の邪魔にならない程度”に空間を埋めることが大切です。

そこでおすすめなのが小さいサイズのドライフラワー。

水に浸けておく必要のないドライフラワーは、様々なアレンジ方法があります。

  • 束ねて小さいブーケ状にしてグラスに差し込む
  • 落ち葉のように、散らして飾る

ゲストには秋の季節感を伝えつつ、テーブルコーディネートを華やかにしてくれる一石二鳥のアレンジ方法です。

シックなアレンジに必須のアクセント

シックな色合いが多い秋婚のテーブルコーディネート。
そのため華やかさを添える差し色やアイテムがセンスアップのポイントです。

フェミニンなグリーンやオフホワイト、サーモンピンクにゴールドのアクセントを添えるだけで全体が引き締まって、シックなコーディネートに変化しています。

また、キャンドルは会場が暗転した時に幻想的な空間作りのお役立ちアイテム
大小サイズの違うものを置いたり、キャンドルフォルダーに入れることで、光が反射されてラグジュアリーなイメージに仕上がります。

まとめ

  • 秋婚のカラードレスは季節を感じるオータムカラーのドレスを肌の相性から選ぶ
  • 花嫁さまをより美しくおしゃれにするブーケは五種類
  • 秋婚のペーパーアイテムのヒントは、飾り紙・リボン・葉っぱ席札・グラスカード
  • 秋らしいテーブルコーディネートのコツは”実もの”を取り入れること
  • テーブル装花のコツは食事の邪魔にならない程度に空間を埋めること

冒頭のとおり秋は一年の中でも最も人気の高い結婚式シーズン。そのため、ゲストも秋の結婚式を経験されているかもしれません。

だからこそ、お二人らしく結婚式をつくりあげてみてください。