リボンがテーマの結婚式と聞くと「可愛すぎる」というイメージを持っていませんか?
しかし、リボンの素材や大きさで、キュート系から大人クラシックな可愛らしさが表現できますよ。
今回は、ウェルカムスペースをはじめ、挙式で使用するアイテムやテーブルコーデ、花嫁さまのコーディネートまで、さまざまな先輩花嫁のリボンアレンジを紹介します。
リボンがテーマの結婚式の新郎新婦さまは必見です!
“リボン”は結婚式テーマにぴったり
見た目が可愛いく華やかなリボン。
何となく結婚式のテーマを『リボン』にしたいと思う花嫁さまも多いのですが、実はリボンには結婚式にぴったりの意味があるのをご存知ですか?
大切なゲストとの絆を結ぶ
リボンのモチーフには、その形から『人』や『もの』、そして『約束』や『絆』を結ぶという意味があります。
「結婚式を通して、これまで見守ってきてくれた大切な仲間たちとの絆をより強いものにしたい」
このような新郎新婦さまに『リボン』がテーマの結婚式はおすすめです。
もちろんゲスト様だけでなく、新郎さまと新婦さまの愛を結ぶという意味合いもありますよ。
可愛いだけじゃなく、ちゃんとした意味を持つリボンは結婚式にぴったりですよね。
DIYがやりやすい
リボンは結婚式のテーマの中でもDIYがしやすいメリットがあります。
「手先が器用じゃない」このような新郎新婦さまでもご安心を!
リボンは百均やネットで安く準備できますし、リボンシャワーやリボンワイズなど演出のリボンは作りやすいです。
リボンの結び方を説明している動画も多いので、苦手な方は参考にしながら大量生産しちゃいましょう!
節約につながるだけでなく、自分たちで結婚式をつくりあげることができるのもリボンがテーマの結婚式の魅力です。
[実例付]リボンがテーマの結婚式アイデア
いよいよ本題です。
続いてはリボンがテーマの結婚式アイデアを、結婚式のシーンに合わせて紹介していきます。
さりげなさが重要!【ウェルカムスペース】のリボンアイデア
結婚式当日にゲストが最初に目にする場所がウェルカムスペースです。
ウェルカムボードやウェルカムトランク、受付グッズなどウェルカムグッズはたくさんあるので、それぞれにさりげなく、だけど『リボン』でリンクしているところがポイントです!
【ウェルカムボード】リースとリボンの組み合わせて幸せを引き寄せる
ウェルカムボードのリボンはリースと組み合わせて使うのがポイント!
リボンには『結ぶ』という意味があり、リースは海外では古くから『幸福』や『幸運』を引き寄せるという言い伝えがあるそう。
こちらはリース型をベースに、チュールのリボンを巻き付けたウェルカムボード。
グリーンのお花との組み合わせは、優しい雰囲気を演出してくれます。
ウェルカムボードの土台を木目調にしておけば、お花の種類やリボンの素材・色を自分好みにアレンジしやすいです。
季節に合わせてお花を変えても素敵ですね!
“幸せを引き寄せる”という意味でウェルカムボードにリボンとリースを合わせて使ってみてはいかがでしょうか?
【受付サイン】プレゼントボックスにリボンをあしらって
受付サインは式場側で準備されていますが…
結婚式にテーマがあるのなら、受付サインにもテーマに合わせたアイテムを!
こちらの受付サインは、ダイソーのクラフトボックスを花嫁DIYでリボンをつけてプレゼントをテーマになさったそうです。
ゼロから手作りしなくても、既存の物をアレンジして、自分好みに仕上げるのもDIYの醍醐味ですね!
【ウェルカムトランク】リボンガーランドをバックにナチュラル可愛いを実現!
ここ数年、ウェルカムアイテムとして特に人気なのがウェルカムトランクです!
トランクの中に、思い出のグッズや自分の大好きなアイテムを詰め込んでディスプレイを楽しんでみてください。
トランクの素材は、どんなタイプでもOK。
- ナチュラルテイスト
籐(ラタン)のカゴタイプのトランク - アンティークテイスト
独特のくすみ感がある木製のスーツケース型トランク
など好きなテイストにあわせて選んでみてください。
リボンは、トランクの取っ手にくくりつけたり、トランクの中に入れてもOK。
こちらの花嫁さまのようにトランクの後ろに、コーディネートの一つとして“リボンガーランド”を飾ると可愛らしい仕上がりになります。
リボンガーランドは、屋外だとふわふわと風になびきウェルカムスペースを優しい雰囲気に包み込んでくれます。
思い出のワンシーンをつくる【挙式】のリボンアイデア
挙式は一つ一つが大切なシーン。
だからこそ結婚式のテーマでもあるリボンが映えるのです。
【リングピロー】リボンは二人の絆を表すシンボルに
リングピローにもリボンアレンジがおすすめです!
こちらは薬指の部分にあしらわれたチュール型のリボン。
リボンの素材によって雰囲気が変わるので、
- 華やかにしたい
ボリュームのあるチュールを使う - シンプルにしたい
細いサテン地タイプを使う
など作り上げたい世界観にあわせて素材を選んでみてください。
尚、リングボーイやリングガールをお願いするなら運んでいる間に指輪が落ちないように、リボンに指輪をキュッとくくりつけてあげると良いですよ。
【承認リボンリース】人前式の参加型演出として
人前式をする新郎新婦さまにおすすめの『承認リボンリース』は、ゲスト参加型の演出として人気があります。
人前式といえば、ゲストが結婚の承認に。
その承認の証として、リボンをゲストひとりひとりにリースにくくりつけていただきます。
リボンには、ゲストからのメッセージを書いていただくこともできるため、挙式後は思い出のアイテムとしてご自宅に飾っても素敵ですね!
【リボンシャワー】ひらひらと舞い上がるリボンがキュート
定番のフラワーシャワーの代わりとして人気の『リボンシャワー』
たくさんのリボンがひらひらと舞い落ちる風景を見て、ゲストも思わず笑顔に。
リボンは、一つずつ手作りする手間はかかってしまいますが、ロールタイプのリボンはお手頃価格で売っているのでコスパは抜群で、節約にもつながります!
お花とリボンを混ぜる新郎新婦さまも多いです。
【リボンワイズ】まるで魔法の杖のよう
リボンシャワーと同じくフラワーシャワーの代わりとなる『リボンワイズ』
リボンワイズとは、スティックにリボンをつけた棒を、旗をふるようにしてお祝いする演出です。ワイズとは杖の意味で、まるで魔法の杖のよう。
演出後の後片付けが不要で、場所を選ばずできますよ。
また、リボンでトンネルをつくったり、鈴をつければ見た目と”音”で楽しめる演出ができます。
リボンの他にレースやベル、お花をつけるなどオリジナリティもだしやすいです。
ゲストの印象に残る【披露宴会場】のリボンコーデ
結婚式当日、ゲストがいちばん長く滞在しているのが披露宴会場です。
だからこそ、ゲストの目のつく場所にもたくさんリボンをコーディネートしてみてはいかがでしょうか?
【ペーパーアイテム】可愛く?エレガントに?リボンの楽しみ方
ペーパーアイテムといえば、花嫁DIYのなかでも特に人気のアイテムです。
ゼロからデザインを考え、素材を探すプレ花嫁さまもいれば、キットを使って気軽にDIYを楽しむ花嫁さまも。
ペーパーアイテムはほとんどの式場で持ち込み料なし!
このような花嫁さまにおすすめです。
席札
テーブルコーディネートに必須の席札。
必ずお席に置くものなので、テーマであるリボンをあしらってオリジナリティをプラスしてみてください!
大人婚を目指すなら、リボンのカラーはくすみ系のカラーがおすすめ。クラシックな雰囲気も演出できますね。
こちらの先輩花嫁さまは、リボン素材だけどリボンの形じゃないところが大人の雰囲気に。
可愛くなりすぎない結婚式にしたいプレ花嫁は真似したいポイントです!
席次表
席次表は、受付で配るのが一般的な流れ。
そのため受付テーブルに置いておくことがほとんどで、ゲストが受付を終えたあと、スッと手に取れるように、席次表を丸めてリボンで結んでおきましょう。
結婚式のテーマにも合わせることができますし、ゲストへも親切な気配りですよ。
【テーブルフラワー】はリボンがアクセント
ゲスト装花や高砂装花にリボンを取り入れるとゲストの印象に残りやすいですよ。
ゲストテーブル装花
実はゲストのテーブル装花にリボンをアレンジすることは節約のコツでもあります!
ボリュームのあるリボンには、小さなお花の方がバランスが良いです。
さらに、ゲストはリボンでまとめた装花を、そのままお持ち帰りいただくこともできます。
結婚式のテーマを主張できるし節約にもなる、さらにはゲストも持ち帰りやすいとくれば、ゲスト装花にリボンをアクセントにするのは一石二鳥ならぬ“一石三鳥”なアレンジですね!
メインテーブル装花
フワフワのチュールが印象的なメインテーブル。
メインテーブル後ろに何気なくチュールでリボンがコーディネートされているのも注目です!
ベージュピンクは大人花嫁にも取り入れやすいカラー。
チュールのボリュームを調整すれば、思い通りの“可愛い”が叶います!
【ナフキン】テーブル装花やペーパーアイテムとの相性が大切
披露宴会場のテーブルコーディネートを考えるときには、ナフキンの形もポイント。
結婚式の打ち合わせでは、お花やペーパーアイテムの打ち合わせのときに一緒にナフキンの折り方を決めます。
式場によっては、ラインナップの中にリボン型を備えている会場も。
リボン型の折り方がない場合には、リボンをナフキンリング代わりにして折り方を工夫してみてください!
【ウェディングケーキ】はリボンが主役のデザイン
“リボンが主役のケーキ”といえば、どうしても可愛すぎるイメージがありませんか?
このようにリボン以外のトッピングを工夫すれば、大人可愛いデザインに。
アラザン(お菓子に使う銀色の粒)は、ウェディングケーキをグンと華やかにしてくれるデコレーションアイテムです!
花嫁さまを華やげる【リボンコーデ】の方法
リボンは花嫁さま自身にもたくさんアレンジを楽しむことができます。
アクセサリー代わりやドレスのワンポイントとしてもコーディネートしてみてください!
リストレット
花嫁さまの手元を彩るリストレット。
ケーキカットのときや“花嫁の手紙”を読んでいるときなど新婦さまは注目されるシーンではブーケがないと少し寂しいかも。
そんなときに、花嫁さまの印象を華やかにしてくれるのがリストレットです。
結婚式のテーマが“リボン”のときには、お花のボリュームを抑えて、リボンが主役になるようなリストレットも素敵ですね!
ヘッドアクセサリー
お花やティアラ、ボンネなど花嫁さまのヘアに施すアクセサリーはたくさんありますが、リボンをアレンジするならチュールでリボンを作る方法もあります。
リボンのヘッドアクセサリーは、手作りしやすいアイテム。
リボンの色を変えてカラードレス用のヘッドアクセサリーにしたり、屋外でのロケーション撮影に合わせて風になびくくらい長めのリボンにしても花嫁さまの柔らかい印象が伝わるアレンジです。
サッシュベルト
ドレスにリボンが付いていないなら、リボンを別途用意して『サッシュベルト』としてコーディネートする方法もあります。
挙式後、披露宴スタートの時にウェストマークとしてサッシュベルトを取り入れれば、挙式時のウェディングドレス姿とはまた違った印象を楽しめます。
サッシュベルトは、ウェストをキュッと締めるようなデザインになるので、細身え効果も期待できますよ!
ヘアスタイル
こちらの花嫁さまのヘアスタイルをよく見てみてください!実は、髪をキュッとリボン状に結んでいる部分があります。
花嫁さまに人気の編みおろしスタイルに、何気なく結婚式のテーマを取り入れるとオシャレ度は抜群!
リボンに限らず、結婚式のテーマがあるときにはヘアメイクリハーサルのときに、ヘアメイクさんにテーマを伝えてみてください。プロのアイデアでテーマに沿ったヘアスタイルを提案してくれます!
まとめ
『リボン』を結婚式のテーマにした時の、アイデアを紹介しました。
リボンのモチーフは、人や絆を「結ぶ」という結婚式にはぴったりの意味があります。
結婚式に取り入れる時には、会場のコーディネートやペーパーアイテム、また花嫁さまのアクセサリーとしても活躍するなど、アレンジの幅はかなり広めです。
あなたらしく結婚式のテーマである“リボン”を伝えてみてください!