ウェルカムドール

結婚式でゲストが最初に踏み入れるウェルカムスペース。
結婚式の第一印象を決める大切な演出のひとつで様々なアイテムで彩ることができます。

アイテム別にかかる費用の目安もご紹介していきますので、参考にしてみてください。

※実施する内容や規模により金額は変わるため目安にしてください

ペーパーアイテム系のウェルカムアイテム

ペーパーアイテム

まずはどんな式でもほぼ100%の確率で目にするといっても過言ではないペーパーアイテム系からご紹介していきます。

最近は新郎新婦のこだわり溢れる、楽しさいっぱいのアイテムが数多く選べるようになっているんですよ。

プロフィールブック/プロフィールパンフレット

一言で表わすなら『新郎新婦の紹介がぎゅっと詰まった一冊の本』というべきでしょうか。

席次表、メニュー表も含め数ページの冊子に仕上げられたものです。

  • 週刊誌などの雑誌をイメージしたパンフレット
  • おしゃれな写真を表紙に使ったセンスあふれるパンフレット

など工夫次第でふたりだけのオリジナルブックを作ることができます。従来のペーパーアイテムの要素以外にも、

  • 結婚式で見てほしいポイント
    手作りアイテムについての解説や、ドレス・会場装飾へのこだわりなど
  • ふたりのヒストリー
    ふたりが出会ったきっかけ、デートで行った場所など
  • 新居の情報

などゲストが思わず「へ~!」と言ってしまうような情報を盛り込んでおくと、歓談の時間の話題作りにもなっておすすめです。

費用の目安

自作でも綺麗につくるなら印刷だけ専門業者にお願いするのもおすすめです。

自作1部10~50円程度
業者1部200~1,000円程度

※印刷費やその他材料費を含めた金額です

ウエディング新聞

新聞風につくったプロフィールブックがウェディング新聞です。
夕刊紙タイプ、一般新聞タイプ、英字新聞タイプ、週刊誌タイプなど様々なデザインで作ることができます。

デート現場をパパラッチが撮影したような写真や、一緒に家に入っていく瞬間をおさえた写真を用意しておけば、よりスクープ感が増して楽しい作品に仕上がります

費用の目安

プロフィールブック同様、自作で制作することも可能です。
新聞ですから最低でもA3サイズで印刷をすると本格的なウェディング新聞になります。

自作1部20~50円
業者30,000~50,000円程度

※業者は価格差があるので、いくつか比較をしてみるのがおすすめです

ボード系アイテム

ウェルカムボード

挙式前にゲストたちが集うウェルカムスペースには目で見て楽しめるものはもちろん、ゲスト参加型のアイテムを置いておけば、全員で作り上げる結婚式感をより強く演出できます。

どれも特別な技術なく手作りできるものばかり。結婚式の準備が少し余裕を持って進められそうなら、思いきって心を込めた手作りアイテムを用意してみてはいかがでしょうか?

ウエディングツリー

ウエディングツリーは、一本の葉のない木の絵を額に入れ、ゲストたちが思い思いのカラー朱肉で拇印を押し、それを葉に見立てて大きな木を完成させます。

完成した木は世界にひとつだけの作品となり、とても大切な思い出に。
新居に飾ることもできるので、いつまでも色あせない、結婚式の記憶として残り続けてくれるでしょう。

費用の目安

額付き、デザインの凝ったもの、キャラクターなど様々な種類があるので、お値段と相談しながらお好みの作品を選べます。

自作1,000円程度
業者5,000~10,000円程度

ウェルカムボード

ウェルカムスペースの定番がウェルカムボードです。
似顔絵やイラスト・文字を組み合わせ、カフェの看板に使われるような黒板、キャンパスなどをつかってつくります。

ウェルカムボードといっても実にいろいろな形があります。
定番ながらオリジナリティをだしやすいアイテムで、プロにお願いするのも良いですし、絵が得意な知り合いに依頼をするのもおすすめです。

尚、知り合いに依頼をする場合は、御礼を渡すのが一般的です。

費用の目安

自作2,000~4,000円程度
業者、市販品5,000~20,000円程度

※業者や市販品キットは価格差のあるアイテムです

フォトボード

コルクなどに写真をたくさん貼って作るフォトボードも、自作しやすいウェルカムアイテムです。

写真と、写真を貼る土台さえあれば簡単に作れます。
コルクボードはホームセンターなどで数百円から購入できますし、他に必要な費用といえば写真印刷ぐらいなので、お財布に優しいウェルカムアイテムです。

費用の目安

自作1,000円程度
市販品1,500~3,000円程度

ウェルカムドール

新郎新婦と同じように正装をし、ウェルカムスペースにちょこんと座るその姿が愛くるしい「ウェルカムドール」。

有名なキャラクターであれば、そのメーカーから販売されている公式ウェルカムドールを購入することも可能です。自分の好きなキャラクターのウェルカムドールがない場合は、衣装だけを手作りしてオリジナルのウェルカムドールを作ってみるのもおすすめ!

裁縫が苦手という場合は、

  • 新婦のキャラクター用にネットでベール
  • 新郎のキャラクター用には蝶々結びをしたリボンで蝶ネクタイ

とピンポイントのパーツを用意してあげるだけでウェルカムドールを完成させることもできるんです。

ぬいぐるみや人形と、衣装・パーツ用にかかるアイテムの費用が必要になりますが、結婚式が終わったあとも新居に飾れるアイテムです。

費用の目安

自作2,000~5,000円程度
業者・市販品5,000~30,000円程度

※業者や市販品は価格差のあるアイテムです

まとめ

ウェルカムアイテムは、種類もさまざま、お値段もピンキリ。いずれのアイテムも、こだわればこだわるほど、より強い感謝の想いが伝わる素敵なものとなることでしょう。

仕事・家事など日常生活との両立は決して楽なものではありませんが、できることなら盛大に盛り上げ、自分たちにとっても、ゲストたちにとっても最高の時間を過ごせる一日にしたいものですよね。

それぞれのアイテムについて、作成にかかる工程や費用など比較しながら、自分たちの結婚式に合うものを選んでみてはいかがでしょうか。