結婚式のプチギフトとは？

結婚式のプチギフトは、約8割のカップルが用意するアイテムです。
以下では、ゲストに直接手渡しができるプチギフトの意味や相場、人気のプチギフトを紹介します。

現在は、コロナの濃厚接触を防ぐ目的で、以前からのスタイルに変化も。渡し方についても説明しているので参考にしてみてください。

結婚式のプチギフトとは、お見送り時に手渡しする小さなギフト

プチギフトとは、結婚披露宴の最後に渡すプレゼントのこと。
名前の”プチ”ギフトの通り、ちょっとしたお菓子が定番で、最近はアルコールハンドジェルやハンドタオルなど実用的なアイテムを選ぶ新郎新婦さまが多くなっています。

一般的に、ゲストをお見送りするときに一人ひとりへ新郎新婦さまから手渡しします。

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引き出物の中の位置づけ

実はプチギフトは引き出物に含まれません。
その証拠に、引き出物の品数にプチギフトは含めずに数えます。引き出物については「結婚式の引き出物とは？」の記事を参考にしてみてください。

プチギフトを用意する新郎新婦さまは8割以上

コロナ前は新郎新婦さまの9割がプチギフトを用意していました。
コロナ後は減少しているものの、8割以上の新郎新婦さまがプチギフトを用意しています。

以下は、首都圏の年度別の表です。
プチギフトを用意しましたか？という質問に対して、すべての年で9割を超えています。

年度	用意した	用意していない
2020年	91.2%	7.9%
2019年	90.8%	8.9%
2018年	92.7%	6.6%
2017年	90.4%	8.1%
2016年	92.8%	6.5%
2015年	92.9%	6.7%

※ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ

渡すタイミングは式にあわせて

一般的に披露宴の閉会後、会場からゲストが退場するお見送りのときに渡します。
別名では『送迎ギフト』とも呼ばれているほど一般化していますが、渡すタイミングは披露宴のプログラムにあわせても問題はありません。

たとえば、再入場のキャンドルサービスで渡す人も。
ゲストの各テーブルをまわるときに、ゲスト一人ひとりに手渡しする新郎新婦さまもいます。

プチギフトの相場は300円前後

プチと名前のとおり相場は低め。
平均価格は264円（※）で、引き出物のような地域差はありません。

※結婚式のプチギフトの相場

プチギフト選びのヒント

以下ではプチギフト選びのポイントや相場、定番アイテムをご紹介します。

プチギフトの定番はドラジェ

プチギフトの定番はドラジェです。
ドラジェとはアーモンドをチョコでコーティングしたお菓子のこと。『幸せのおすそ分け』という意味があり、ヨーロッパのお祝いごとで使われているお菓子です。

ただ引き出物の選べるギフトのように半数以上が選んでいるわけではありません。

上記のように、さまざまなプチギフトがあります。
決まったものを贈る傾向がないため、続いてはプチギフト選びのポイントを紹介します。

プチギフト選びのポイント

プチギフト選びのポイントは3つです。

• 実用的なアイテムを選ぶ
• 手作りの食品は避ける
• 引き出物を豪華にした方が印象はいい

実用的なアイテムを選ぶ

プチギフトはお菓子の必要はありません。
披露宴でお食事をし、満足している状態なため雑貨も選択肢のひとつ。とくに最近の結婚式ではアルコールハンドジェルやハンドタオルが人気です。

手作りの食品は避ける

できれば避けたいのが手作りの食品。
理由は、万が一の衛生管理の点で責任がとれないから。手作りならパッケージ程度が無難です。

引き出物を豪華にした方が印象はいい

プチギフトはゲストもそれほど重要視していません。
そのためプチギフトは節約し、引き出物の単価をアップさせた方が喜ばれる可能性は高くなります。

その他に、お料理やお花も候補。
たとえば、前菜のグレードをあげたり、ウェルカムドリンクを変えるなど。プチギフトにこだわりがなければ検討してみてください。