ブライダルフェアに行く前の話し合いは、大幅な見積りアップや新郎新婦さまの喧嘩を防いでくれます。
どんなことを、どのタイミングで話し合えばいいかを 結婚式準備をスムーズにすすめるための、新郎新婦さま同士&両家両親と話し合っておくべき、8つの項目を紹介します。
ブライダルフェア前に話し合い効果
ブライダルフェアに行く前の話し合いは、
ために重要な意味をもっています。- 大幅な見積りアップを防げる
- 結婚式の準備期間中、喧嘩になりにくい
- たくさんの決め事をスムーズに決断できる
- 両家の関係悪化を未然に防げる
話し合うタイミングは早めに!
話し合うタイミングも重要です。
ブライダルフェア参加前と、契約後では気持ち状態がまったく違います
式場探しや結婚式準備が始まると”焦り”が生まれて、徐々に感情をぶつけあう”言い合い”に発展しやすくなります。
最悪なのは二人で一度も話し合いをしないまま、契約をしウェディングプランナーさんとの打ち合わせが始まることです。
打ち合わせ中に喧嘩をしだすカップルや、だんまりを決め込む新郎さまなど初期見積りから金額アップすると喧嘩になりやすいよ。
一方で、ブライダルフェアに行く前は心に余裕があります。
こういった状態のときは がしやすく建設的な意見がでたり、相手を尊重したりと、物事をスムーズに決めやすい傾向があります。
話し合いはついつい後回しにしがちですよね。
しかし早い段階で話し合いをすれば、後々のトラブルを防いでくれます。
付き合いの長いカップルは”以心伝心”で話し合わない傾向があるけど、結婚式は普段の生活とは別物ということを男性は理解しよう!
両家両親との話し合いは最重要
結婚とは家と家がつながることです。
新郎新婦さまだけで話が進むものではありません。
新郎新婦さま同士以上に両家両親との話し合いは大切です。
またご両親からは「全く相談がないから、どうなっているのか?」とウェディングプランナーさんに連絡される親御さまも少なくありません。
結婚式は両親への感謝の場でもあります。
積極的に相談することで、お互いの絆が深まりますし、 。
伝え方を間違えないために
両親への相談で、絶対にやめた方がいいのが「◯◯に決めたから」と両親への相談なしに決めること。
たとえば招待者を決めるときには「誰を呼べばいいと思う?」と事前相談が望ましいです。
伝え方を甘くみてはいけません。
なぜなら決定内容があなたの考えでも両親は”パートナー”の問題と捉えることが多いからです。
地域によっては独特のしきたりがあります。
両親を、不安にさせない、おいていかないことを意識してみてください。
続いてはブライダルフェアに行く前の”具体的に”確認すべきことを『新郎新婦さま同士』と『両家両親』にわけて説明します。
新郎新婦さまで話し合うべき5項目
ブライダルフェアに備えて新郎新婦さまが話し合うべきことは以下の5つです。
- 結婚式を挙げる時期
- 招待するゲストの人数
- 結婚式の予算
- 結婚式で重視すること
- 挙式スタイル
それぞれについて具体的に説明していきます。
結婚式を挙げる時期
◯月◯日のように具体的な日付がなくても構いません。
- 2020年中
- 1年以内
- 6ヶ月以内
- 春か秋の気候の良い時期
などアバウトでOK。
また ため、時期&曜日も合わせて話し合いましょう。
挙式日による価格の違い
- 夏や冬(天候に左右されやすい)
- 仏滅(お日柄があまりよくない)
- 平日(希望者が少ない)
- 結婚式の準備期間が半年以内(準備期間が短い)
※仏滅は安くならない式場もあります
とくに4つ目の準備期間が残り半年以内は値引き額が大きく、100万円以上安くなることもあります。ハナユメさんのハナユメ割がこれに該当します。
- 天候が安定している春や秋
- お日柄の良い大安
上記はどちらも人気の高い時期。
貸切&人気の式場は、1年以上先でも予約が埋まっていることもあります。
人気シーズンやお日柄の良い日を希望する場合は、早めにブライダルフェアに参加しましょう。
招待ゲストの人数
招待ゲストの人数を決めるには「どんな結婚式にしたいか?」を考えます。
- 友だちや会社関係、親族を招待する豪華な結婚式
- 数名の友人と親族の少人数婚
- 家族だけをのリゾートウェディング
主なパターンは3つです。
少人数なのか、豪華なのかだけでも決まれば、 が分かります。
結婚式の予算
結婚式予算は以下の3つで算出します。
- 自分たちの貯金
ふたりの貯金から結婚式費用として使える金額を話し合います。
- 結婚式までに貯金できる額
結婚式まで何ヶ月あって、月々いくら貯められるかを話し合いましょう。
- ご祝儀
ご祝儀は間柄や地域により差がありますが【招待人数×3万円】で概算の計算をしておきます。
両親から援助の申し出があることも。ただ初期予算では【現在の貯金+式までの貯金+ご祝儀】で考えておくのが無難だよ。
支払日を考慮して準備しよう
結婚式の費用は高額なため、
一部の式場では、後払いもありますが、多くの式場は前払いが基本となっています。
- 契約時
結婚式の申込金として平均10~20万円 - 挙式2~3ヶ月前
結婚式費用の中間金として全体費用の3分の1から半分程度。 - 挙式2週間前
結婚式費用の残りの金額
支払いのタイミングと金額は、式場によって異なるため、契約時に必ず支払いタイミングを確認しましょう。また式場への支払い以外にも以下のようなお金が必要です。
- ドレスの仮押さえ費用
- 前撮り代(する場合は)
- ブライダルエステ
式場以外の支払い費用も安くありません。
何をするかにもよりますが、 は用意しておくと安心です。
結婚式で重視すること
結婚式で何を重視したいかを相談します。
「何を?」とは具体的にいうと・・・
- ゲストへの”おもてなし”を大切にしたい
料理のグレード、引き出物の品数と価格、お車代の負担など
- オリジナリティを重視したい
やりたい演出、会場の装花、持ち込みアイテムなど
- ドレスにこだわりたい
ドレスブランドやお色直しの有無、取り扱い点数、持込み料など
- 出来るだけ安く結婚式を挙げたい
DIYや持ち込み、引き出物宅配は無料か?など
重視すること=費用をかける優先順位を決めることでもあります。
見積りを見直すときの基準にもなるため、新郎新婦さまで最初に決めておくのがオススメです。
挙式スタイル
挙式スタイルによって、宗教の違いや好み以外に式場選びの基準が変わることもあります。
- 費用の相場が異なる(人前式は安い)
- 式場によっては希望の挙式スタイルができない
ブライダルフェアに行く前に、挙式スタイルを決めておくことは、式場選びの基本です。
式場スタイルの特徴
- キリスト教式
オルガンの音色と聖歌隊の美声でチャペル全体を荘厳な雰囲気に包みこみます。結婚式=キリスト教式をイメージするひとも多いはずです。
- 人前式
自由度が高く、挙式スタイルの中で最も節約できる形式です。チャペルや神殿など特別な施設が必要なく、公園やガーデンなどオリジナリティの高さも魅力。
- 神前式
日本古来より伝わる伝統婚礼儀式。神前式でしか着用できない白無垢に憧れて選ぶ花嫁さまも多くいます。
- 結婚式を挙げる時期
- 招待するゲストの人数
- 結婚式の予算
- 結婚式で重視すること
- 挙式スタイル
続いては両親への確認事項を紹介します。
見積りアップの要因に「両家両親からの鶴の一声」で、大幅に変更したという先輩カップルも少なくありません。
両家両親へ確認すべき3項目
ブライダルフェア前にご両親へ確認すべきポイントは3つです。
招待するゲスト
地域や家によって”常識”は異なります。
- 披露宴の豪華さ=家の格と考えている
- 結婚式は100名以上を招待するのが当たり前
など同じ地域でも家によって考え方は異なります。
とくに親族は結婚後の付き合いがあるため、 に、両親への相談は必須です。
結婚式のお日柄
「縁起は気にしないよー!」
このようなカップルも少なくないと思います。
実際に挙式日を案内すると「お日柄より、予算が安くなるのであれば仏滅でも!」というカップルも多くいます。
しかし両親の反対で「大安」を選ぶ人も少なくありません。
自分たちにとって重要でなくても、人によっては重要なこともある上、 式場もあるため、ブライダルフェアに行く前に確認をしましょう。
結婚式を挙げる場所
場所とは「みなとみらい」や「青山」などのエリアだけでなく、式場タイプの確認も必要になります。
とくに親戚を多く呼ぶ結婚式なら場所の確認は必須です。
- 結婚式の予算への影響
お車代(交通費)の負担が一般的で予算に大きく影響します - 式場の変更
ホテルや宿泊施設が併設された式場を希望された場合は、キャンセルになります
以上がご両親に確認すべき3項目でした。
- 招待するゲスト
- 結婚式のお日柄
- 結婚式を挙げる場所(エリアと式場タイプ)
実家が距離的に遠いと相談する機会も少ないと思います。
無理にでも機会をつくって、必ず事前相談をしましょう。
1分で振り返り
この記事のまとめ
上記で説明した話し合うべき項目は結婚式の土台。
式場と契約をし、プランナーさんとの打ち合わせが始まると、さらに細かい内容を話し合っていきます。
ブライダルフェアに行く前の初期段階で、話し合える環境をつくれば、結婚式の準備を楽しくすすめやすくなりますよ。