ブライダルフェアには6つの種類があります。
します。
すべてのブライダルフェアに参加するのは時間的に難しい人も多いため、内容を確認して興味があるブライダルフェアに参加してみてください。
ブライダルフェアの種類
人気が高いのは試食会とドレス試着会。
また模擬挙式は、雰囲気をつかむためにも一度は参加しておくのがオススメです。
模擬挙式
所要時間:30~45分
本番さながらの挙式を
できます。どんなことをするの?
新郎新婦役・両家両親役のモデルさんが、本番と同じ流れで挙式を実演します。
プログラム例(教会式)- 新郎入場
- 新婦入場
- 賛美歌斉唱
- 聖書朗読
- 誓約
- 指輪交換
- 誓いのキス
- 新郎新婦退場
実際の挙式をゲストという立場で見学できるため、式場の臨場感を感じることができます。さらに挙式後の定番演出フラワーシャワーやブーケトス、そしてウェルカムパーティーを体験できる式場もあります。
厳粛なチャペルは結婚式へ前向きになれるはず!生演奏や聖歌隊も気持ちが高まるよ。
- はじめてブライダルフェアに参加する人
- 挙式の参列経験が少ない人
- 挙式スタイルに迷っている人
- 天井の高さ、バージンロードの長さ、光のはいり具合など会場全体の雰囲気
- ゲストの着席できる人数
- チャペルフラワーのオプションの有無
- 生演奏の種類と料金
試食会
所要時間:30~60分
披露宴のお料理を試食できます。
”おもてなし”という点でいえば、すべてのカップルが参加必須のブライダルフェアです。
- ワンプレート
- ハーフコース
- デザートブッフェ
- フルコース
国産牛やフォアグラ、伊勢海老など豪華な試食会です。
ほとんどの試食会は無料ですが、数千円の参加費が必要なことも。仮に参加費が必要でも、 です!
料理が評判の試食会は人気だから早めに予約をとろう!
- ゲストに喜んでほしい人
- おもてなし重視の結婚式をしたい人
- 上司や親族、同僚などゲスト数が多い結婚式を希望する人
- お料理の種類(フランス料理、和洋折衷、和食など)
- サービススタッフの立ち振る舞い
- 味+お料理の温度+食器類
- 試食したメニューのコース価格
- ドリンクの種類と価格
- サービス料の有無と率
ドレス試着会
所要時間:2~3時間
プレ花嫁さまなら参加してみたい試着会。
開催数が少なく、拘束時間が長いため、実は参加経験のある先輩花嫁さまは少ないブライダルフェアです。
早い段階で試着をすると、体の気になる部分が分かり、
。どんなことをするの?
式場併設ショップや提携ショップの扱うドレスの中から、好きなドレスを選んで試着ができます。
カメラマンが撮影した写真をもらえるサービスのある式場も。プロのコーディネーターさんからのアドバイスがもらえる貴重な機会になりますよ。
試着会に参加なら化粧や髪型を準備しておくのがオススメ。髪留めやストラップレスの下着だとキレイにみえるよ。
- ドレスの種類について全く分からない人
- 似合うドレスを知りたい人
- お色直しをしてみたい人
- ドレスの取り扱い点数
- どんなブランドがあるか?
- 小物の種類と料金(衣装代に含まれているか)
演出体験
所要時間:1~2時間
挙式・披露宴の演出を体験できます。
演出体験に参加して「演出にこだわりたくなった」というカップルが多いブライダルフェアです。
どんなことをするの?
音響や映像、生演奏、フラワーシャワーや料理演出など、模擬結婚式を体験できます。
また動きのある演出だけでなく、フォトブースやウェルカムスペースなど装飾も楽しめます。
結婚式のイメージができるようになるブライダルフェアだよ。
- 結婚式の参列経験が少ない人
- 招待ゲストは友人中心で考えている人
- やりたい演出が明確にある人
- おもしくて楽しい結婚式にしたい人
- 装飾の自由度
- 雨天時の演出(ブーケトスやシャワーなど)は?
- 披露宴会場で映像が映る位置
- 披露宴会場の防音設備
- 料理演出の種類
見学会(館内見学)
所要時間:1~2時間
チャペルや披露宴会場、ガーデン、お手洗いや控室など結婚式場の です。どんなことをするの?
ブライダルフェアの”体験”に対して、見学会は”見るだけ”です。 物足りなさを感じる人も多いかもしれませんが、結婚式当日に新郎新婦さまが使わない施設もあるため参加は必須です。ウェルカムスペースや控室、お手洗いなどゲストが使う施設や設備は必ず確認を!
- 年配のゲストや足の不自由なゲストを招待予定の人
- 妊婦さんや小さい子供がいるゲストを招待予定の人
※基本的にすべてのカップルにオススメです
フェア当日のチェックポイント
- クロークの場所と広さ
- 更衣室の数と広さ
- ゲスト用のヘアメイク施設の有無
- お手洗いの清潔さと数
- バリアフリー対応の有無
- 挙式会場から披露宴会場までの距離
- 喫煙スペースの有無
- ゲスト用の控室の数
相談会
所要時間:1~2時間
ウェディングプランナーさんと話ができるイベントです。
ブライダルフェア後には、必ずといっていいほど相談会の時間があります。いいかえると空き日程&見積作成の時間です。
どんなことをするの?
- プランの説明と提案
- 日取りや費用の相談
- 見積作成
新郎新婦さまにとっては相談ができますが、プランナーさんにとっては、契約を勝ち取るための時間ともいえます。
「今日だけの特典があります」や「希望日時は残り枠が1組しかありません」など営業がある可能性も。いろいろと相談はできるものの予備知識なしは危険です。
ブライダルフェアは即決率が非常に高いイベントだけど必ず比較をして決めよう。
- 見積作成をお願いしたい人
- 費用がいくらぐらいか知りたい人
- 結婚式のイメージがない人
- 仮予約ができるかどうか
- 申込金(内金)の金額
- 支払い方法と入金のタイミング
- 持ち込みリストと持ち込み料
- 見積書の料理・ドリンク・装花・ドレスのプラン内容(最低価格かどうか)
ブライダルフェア当日について
ほとんどのブライダルフェアでは、複数の内容がセットになって開催されています。
- 見学会+模擬挙式+試食会+相談会
- 見学会+模擬挙式+ドレス試着会+相談会
- 見学会+試食会+演出体験+相談会
見学会と相談会が必須で、試食会やドレス試着会がセットになっているため平均4時間程度です。
「ブライダルフェアで、ぐったりした」
こんなカップルは多くいます。
全種類のブライダルフェア参加は大変なので、優先順位をつけて参加するのがオススメです。
最後にブライダルフェア当日の流れを紹介します。流れを知っておくと仮に営業をかけられても冷静に判断できるはずです。
ブライダルフェア当日の流れ
ブライダルフェア当日は以下の流れですすみます。-
STEP1アンケートの記入
式場に着くとサロンに案内され、ヒアリングの参考資料となるアンケートの記入をおこないます。
<よくある質問項目>
- 氏名
- 年齢
- 住所
- 職業
- 結婚式の希望日程
- ゲストの予定人数
- 結婚式の予算
- こだわり(料理・演出・予算・日程・挙式スタイルなど)
- 検討中の式場(具体的な式場名の記載や何件目の見学か?)
希望日と招待人数だけは、事前に新郎新婦さまで話し合っておきましょう。
-
STEP2プランナーさんからのヒアリングプランナーさんは、上記のアンケートを元にヒアリングをします。
アンケートは、可能な限り詳しく書くと、具体的な提案をしてくれるだけでなく、初期見積りからの大幅アップを防ぐことにもなります。 -
STEP3式場見学
ほとんど式場では、結婚式当日がイメージできるように、エントランスから見学がスタート!
- チャペル
- 披露宴会場
- 新郎新婦専用の控室
など施設の隅々まで見学するため1時間ほど。ブライダルフェアには歩きやすい靴がオススメです。
-
STEP4イベント参加
式場見学後は、体験イベントに参加します。
- 模擬挙式
- 試食会
- ドレス試着
- 演出体験
などワクワクする楽しい時間。
試食会は必ず参加しておきたいイベントです。 -
STEP5相談と見積作成
見学後は、相談会&見積作成。
プランナーさんへ疑問点や不安なことを質問できます。見積りを作るには、予定人数が必要ですが、この段階でのゲスト人数は仮でOK。
ブライダルフェア参加前に、新郎新婦さまで相談するだけでなく、ご両親にも意向を確認しておきましょう。 -
STEP6希望日の相談
「この結婚式場で式を挙げたい」と思ったら希望日の相談となり、予約の空き状況を確認します。
- 季節
- お日柄
- 時間帯
などを考慮し、希望日をいくつか挙げて空き状況を確認します。
春と秋は結婚式のトップシーズン。
気候が安定しているため、ゲストを招待しやすく人気が集中します。一方、夏や冬は、お得なプランが用意されています。人気会場や貸切の式場は、1年以上先の予約がすでに埋まっていることもあるため早めの予約が必須です。
-
STEP7仮予約または本契約
候補日の日程に問題がなければ『仮予約』または『本契約』でブライダルフェアは終了です。
- 仮予約
希望日時を一時的に押さえておくこと。平均1週間くらいの期間があり、その間に両家両親に相談をし、正式申込みの判断をします。仮予約の費用は不要で、キャンセルをしてもお金はかかりません。 - 本契約
正式に申し込むことです。規約説明後に、契約書にサインをし、申込金(内金)を払います。申込金の相場は約10~20万円ほどで、仮にキャンセルをしても返金されません。
- 仮予約
以上がブライダルフェア当日の流れです。
見るだけでも時間がかかりそうですが、体験会や施設見学はあっという間に時間がすぎます。
とはいえ、式場に行くまでの時間も考慮すると半日ぐらいはかかるため、1日2件ぐらいが限度。
効率的に式場を探せるよう、まずは新郎新婦さまお二人での話し合いが大切です。
1分で振り返り
この記事のまとめ
本番同様の流れをゲストとして体験できる。挙式の参列経験が少ない人やブライダルフェアが初めての人にオススメ。
披露宴のお料理を試食できが、試食内容は開催回によって異なる。すべてのカップルが参加必須のブライダルフェア。
式場が扱うドレスから好きなドレスを選んで試着できる。開催数が少ないなどで経験のある花嫁さまは少ない。
音響や映像など挙式・披露宴の演出を体験できる。楽しく面白い結婚式を希望しているカップルにオススメ。
会場の全施設をチェックできる。すべてのカップルが参加必須。フェアでは見学会が基本的に実施されることが多い。
プランナーさんへ相談ができる。フェア後に必ず実施されるもので、見積作成が含まれている。
今回はブライダルフェアの種類と当日の流れを説明しました。
事前準備をすることで効率的に理想の結婚式場を探せます。まずは新郎新婦さま同士で話をし、両家両親へ相談の上で、ブライダルフェアに参加してみてください。