地図とバイク

招待状の会場地図は重要な役割があります。
多くのゲストは結婚式当日、はじめて式場の場所にくるはずです。

ただでさえ慣れない場所は気疲れするのに、さらに迷わせることは避けたいところ。そこで、今回は、わかりやすい地図を準備するための方法を紹介します。わかりやすい地図は、隠れたおもてなしのひとつです。

会場地図の準備方法

結婚式の招待状に同封する会場地図の準備方法は、『式場依頼』と『手作り』の二つがあります。

式場に依頼する

海辺の式場

式場で招待状を購入すると会場地図は、無料と追加料金の2パターンがあります。

オプションの場合、費用は一部数十円~100円程度。
追加料金は納得がいかない面もありますが、招待状を式場で購入する場合は、招待状代に会場地図代が含まれているか確認が必要です。

会場地図だけを購入することも可能

招待状を手作りする場合でも、会場地図だけを式場で購入できます。
1枚から販売してくれるところもあれば『最低10枚以上』と、最小ロットが決められているところもあります。

必要枚数+αでの注文がオススメ

欠席や追加などで、急遽必要になることも多いです。
また招待状が不要なゲスト(たとえば兄弟)に対しても「地図だけちょうだい!」と言われることも少なくありません。

式場の地図はとてもシンプル

式場の地図は、ほとんどの場合一種類のみ。
どんなデザインにも違和感なく合わせることができるよう、色は式場のコンセプトカラーなど単色の場合がほとんどです。

そのため招待状のデザインにこだわりたい花嫁さまの中には、式場の地図デザインに物足りなさを感じる新郎新婦さまもいます。そんな方は、手作りに挑戦することをオススメします!

会場地図の手作り

パソコンで作業

招待状の地図を手作りする花嫁さまに多いパターンは2つです。

  • 会場のHPから会場マップの画像をコピーして使う
  • パワーポイントでゼロから手作りする

良心的な式場は、一部だけを販売して「これを参考に手作りしてみては?」と対応してくれるところもあります。プランナーさんに相談するといいですね!

会場地図に必要な5つの項目

会場地図は、地図以外にも載せるべきことがあります。
電車・車など、さまざまな交通手段を考慮し、全てのゲストを式場まで案内することが必要です。続いては、会場地図に必要な5つの項目を説明します。

会場までの地図

地図

これはもちろん必要ですよね!
最寄り駅・高速出口から式場までが分かる範囲の地図がベスト。交差点名や最寄りのコンビニまたは公共施設など、どの世代が見てもわかりやすい建物を目印として記載します。

ポイント

会場地図を手作りするならGoogleMapのQRコードを入れるのがオススメ!
ただし、QRコードは新郎新婦世代には便利ですが、年配の方はわからない方も。そのため地図を載せた上でQRコードがあると親切です。

会場の住所と電話番号

結婚式の招待状一式

招待状の本状には、会場の住所や電話番号は記載されていますが、会場地図にも必ず記載しましょう。

結婚式当日、地図だけをみて来るゲストが多いため、道に迷ったり、駐車場の案内を受けたい場合は、地図に連絡先があれば、すぐに問い合わせできます。

最寄りの駅

みなとみらい駅

「ゆっくり心置き無くお酒を飲みたい!」と車移動が多い人でも、結婚式では電車で来るゲストもたくさんいます。そのため会場地図に最寄り駅の案内は必須です。

最寄り駅の路線がいくつかある場合には、全て記載します。また、最寄り駅の駅名だけではなく、各交通手段ごとの目安時間も必要です。

徒歩 歩いて何分ぐらいか?
バス バス乗り場の名前と行き先
タクシー 所要時間(タクシー代の目安になる)

式場のシャトルバスがあるなら『式場まではシャトルバスをご利用ください』とし、シャトルバスの乗車場所もあわせて記載します。

最寄りの高速出口

高速道路の出口

車で来るゲストのために最寄りの高速出口名を記載します。
『高速出口から◯分』と目安となる所要時間も書いておくとわかりやすく丁寧です!

駐車場の有無

駐車場

車で来るゲストには駐車場の有無も必要です。

  • 式場の敷地内に駐車場がある

    『式場の敷地内に無料の駐車場があります』と書けばゲストは安心できます

  • 駐車券を発行する式場

    会場内で駐車料金の精算手続きが必要な式場なら『駐車券は必ず式場内にお持ちください』と書く

駐車場の料金はプランナーさんに確認をしておこう

参考にしたい先輩花嫁の会場地図アイデア

先輩花嫁さまの中には、ユニークなアイデアで会場地図を作りゲストのおもてなしを実現しています。

式場の立地環境やシステムに合わせて一手間加えるだけで、会場地図はとてもわかりやすくなりますよ。

近隣パーキングを表示

式場内に駐車場がない場合には、近隣パーキングの表示をしてあげるとわかりやすいですね!
また、目印となる建物が最小限に抑えられているのも、わかりやすさのポイントです。

タクシーチケットがある場合

ゲストへタクシーチケットを用意する式場(駅から遠い式場に多い)もあり、タクシーチケットがあるなら、会場地図に案内を必ずいれます。

こちらの花嫁さまの場合は、ゲストがスムーズにタクシーを手配できるよう『電話番号』と『行き先の伝え方』を記載。これなら、結婚式当日ゲストは迷わずお越しいただけそうですね!

会場写真でよりわかりやすく

最寄駅が近くても道に迷ってしまうゲストも・・・
建物がいくつも並んでいる中にある式場の場合は、入り口や建物自体の写真が会場地図に載っていると見つけやすいです。

シャトルバスの乗り場もわかりやすく!

駅からシャトルバス乗り場までの案内を矢印を使ってわかりやすく書かれています。

いくつもある駅の出口は、ゲストを迷わせます。
出口を間違えると遠回りになったり、迷ったりするため矢印で案内してあると迷わずシャトルバス乗り場までたどり着いてくれるはずです。

1分で振り返り
この記事のまとめ

アンシェくん
  • 招待状を式場購入しても会場地図がオプションで追加料金の場合がある
  • 会場地図には、地図・会場の連絡先・最寄駅・高速出口・駐車場の有無の5項目を必ず入れる
  • シャトルバスがあるなら必ず案内をいれる
  • タクシーチケットがある会場は必ず利用方法を記載する
  • イラストだけでなく会場の写真があるとゲストはわかりやすい
  • 矢印を使うと迷うことなく案内できる

結婚式を心から楽しんでいただくためにも、「来るだけで疲れちゃった」とゲストに思わせてしまうことのないようにしたいですよね。

招待状は、結婚式準備のスタートライン。
ゲストに好印象を持っていただくためにも、会場地図はわかりやすく丁寧であることを心掛けてみてください。