オリンピックイヤーの2020年。
スポーツ大好きなカップルやキリがよく覚えやすいという理由で2020年に結婚式を挙げるカップルも少なくないはずです。
オリンピックイヤーだからこそできる結婚式をしてみませんか?
今回は、記念すべきオリンピックイヤーに結婚式を迎える新郎新婦さまへ【オリンピック】にちなんだウェディングスタイルを紹介します。
テーマカラーはオリンピックカラーで決まり!
結婚式のイメージをゲストに伝える上で大切なテーマカラー。
オリンピックがテーマならなら迷わずオリンピックカラーをおすすめします。
五色のオリンピックカラー
オリンピックのシンボルマークに使われている色は以下の5色です。
- 青
- 黒
- 赤
- 黄色
- 緑
全体的にポップなイメージにつながり、結婚式という華やかなシーンにはぴったりですが…
「結婚式に黒は大丈夫?」
と心配する方もいるかもしれませんね。
確かに”黒ばかり”を使うと全体的に暗いイメージになります。ですが、差し色程度に黒を使うとシックでおしゃれに。
実際に黒ベースの招待状デザインもあります。
ぜひ、全てのアイテムをオリンピックカラーで揃えてコーディネートを楽しみましょう!
オリンピックカラーで彩る装花
テーブルフラワーにはミックスカラーを!
たくさんの色のお花があると、テーブルクロスやペーパーアイテムの選択肢が増えて、色選びが楽しくなりますよ。
テーブルフラワーのアクセント
テーブルフラワーとグラスやカトラリーに隙間があると、テーブルが少し寂しい印象になります。
そんな時におすすめなのが、テーブル上に花びらをちらすテクニック!
おすすめはパンジーやビオラです。
色の種類が豊富なため簡単にオリンピックカラーを揃えることができますよ。生花ではなく造花でもOKです。
ただし、テーブル上に置くアイテムは、衛生上の問題で持ち込みができないことも。担当のプランナーさんに事前に確認をしましょう。
ゴールドカラーで花嫁の“女神コーデ”
オリンピックのメダルに刻まれているのは、ギリシャ神話に登場する『勝利の女神』です。
花嫁コーデにも、この勝利の女神をイメージしたアイテムを是非!
ポイントは、神々しく輝き、優美な印象を与えるカラー“ゴールド”です。
光を浴びるたびにきらめくベール
挙式中、花嫁さまを包み込むベール。
デザインのないナチュラルベールや、刺繍がふんだんに施されたマリアベールなど、たくさんのデザインがあります。
その中でも“女神”な花嫁さまにおすすめのベールは金箔が施されているクラシカルなベールです。
ベールのデザインを選ぶときのポイントは、挙式をする場所の雰囲気に合わせること。
このベールデザインなら、荘厳な雰囲気の大聖堂も、光をたくさん浴びる屋外のカジュアルウェディングの、どちらも合わせやすいベールです!
ノーアクセでドレスの美しさを際立てる
花嫁さまのコーディネートで大切なことは、ドレスやアクセサリー、ヘアアレンジのバランスです。
どれも主張しすぎると品のない印象に…
たくさんのスパンコールが使われているドレスならアクセサリーはなくてもOK。
ヘアスタイルは、シンプルに大きくウェーブのかかったロングダウンなどナチュラルに仕上げるとトータルバランスが取れます。その分、ドレスのデザインが引き立つことに!
花嫁さまが身につけるアイテムは、それぞれ主張しすぎない程度のバランスを大切にしましょう。
ブーケにゴールドを入れる方法
ブーケの差し色にゴールドを使う方法はシンプル。
ゴールドカラーのドライツリーをほんの少しアレンジするだけで、クラシカルテイストのブーケが出来上がります。
秋や冬の結婚式なら、合わせるお花は、
- アンティークカラーであるオフホワイトのバラ
- グレイッシュグリーンのオリーブ
などがおすすめです。
一方、春や夏の結婚式なら、クリアホワイトのバラやアネモネ、アジサイと相性抜群!
ゴールドのドライフラワーは、結婚式を挙げる時期に関係なく様々なお花に合わせるができますよ。
“スポーツの祭典”なら演出もスポーティーに!?
スポーツの祭典オリンピックにちなんで、演出にもスポーツを絡めてみてはいかがでしょうか?
続いては、演出にスポーツを取り入れる方法やポイントを紹介します。
結婚式でスポーツ!?
私が担当したスポーツ大好きの新郎新婦さま。
休日はアクティブに動くお二人で、ゲストにもスポーツ大好きな友人が多く出席していました。そこで、新郎新婦さまが選んだのは…
お色直し以降は最後の謝辞まで演出は一切なし!
ガーデンに、
- 卓球台
- おもちゃのボーリングセット
- パターゴルフ
などをセッティング。
ゲストだけではなく新郎新婦さまも含め、大人も子供もスポーツを楽しむ時間を過ごしていただきました。
会場はスポーツを楽しむゲストで大盛りあがり。
ガーデンの緑をバックに、ゲストの自然な笑顔がたくさん写真に残った結婚式でした。
演出にスポーツを入れるポイント
結婚式に、スポーティーな演出を取り入れる時には、注意しておいて欲しいポイントが3つあります。
1.ゲスト層をチェック!
友人中心のパーティーがおすすめです。
結婚式の演出を考える時に大切なことは、新郎新婦さま自身の「こんな演出がしたい」という気持ちに加えて、その演出がゲストの層に合っているかを考えること。
年齢層や、どんな繋がりのゲストが多いのかも考慮しながら演出を考えてみてください。
2.スペースの確保
演出や余興をするには適した広さが必要です。
披露宴会場の見学だけでは分かりません。
ブライダルフェアでコーディネートされている座席数は最もキレイにみえる数。ほどよく空間があって広く見える座席数と配置になっています。
そのため体を動かすような演出をする時には、必ずゲストが食事をしているのに邪魔にならない程度の場所にスペースを確保する必要があります。
ガーデンなどフリースペースがあるとベストです!
3.備品の手配は誰が?
備品が必要な演出の場合は、
- 誰が手配する?
- いつセッティングする?
以上の2点を確認しましょう。
上記で紹介した結婚式で使った卓球台や、ボーリングの備品などはすべて新郎新婦さまの持ち込みでした。
前日が金曜日だったこともあり、結婚式の前日に新郎新婦さまと一緒に準備をし、ご本人たちのイメージも確認しながら当日を迎えました。
また、朝イチの結婚式だったから叶った演出です。
朝から別の結婚式があると、前日にセッティングができません。
スポーツ関係の演出に限らず、備品を必要とする演出の場合、
- 式場側
- 新郎新婦さまの持ち込み
の、どちらが準備するかを、早い段階で確認するようにします。
式場側の準備
備品代と手数料が必要なため費用が高くなりますが、手配から当日のセッティングを任せることができます
新郎新婦さまが準備
式場に依頼するよりも比較的安くメリットがありますが、納品日時や場所、セットなど手配の手間がかかります。
【誰が、いつ、何を】は、担当プランナーさんに相談して決めましょう。
まとめ
- オリンピックカラーは、青・黒・赤・黄色・緑の五色
- ビオラやパンジーはカラーが豊富でオリンピックカラーを作りやすい
- ゴールドカラーの花嫁コーデは、メダルに刻まれる勝利の女神とリンクする
- 金箔のクラシカルなベールは大聖堂にも屋外のウェディングにも合わせやすい
- スパンコールのドレスはノーアクセでドレスの美しさが際立つ
- スポーツ大好きなゲストが多いなら持ち込みで卓球台やミニボーリング、パターゴルフを楽しむ結婚式もあり
2020年の結婚式は、ゾロ目で覚えやすく、オリンピックがあるため、新郎新婦さまだけではなくゲストにもきっと思い出に残る結婚式になるはずです。
だからこそ、ほかの結婚式とは一味違うオリジナリティのある”おもてなし”でゲストと新郎新婦さまも楽しめる結婚式を楽しんでみてください。