席次表で何よりも大事なことは何だと思いますか?
デザイン?
面白さ?
忘れがちですが”読みやすさ”です。
読みやすさで重要なことが、ゲスト数やテーブル卓数に適した用紙サイズで印刷すること!
サイズを間違えると、
- 文字が小さく読みにくい
- 空白が目立ち寂しい印象を与える
など読みにくく、ゲストの印象が悪い席次表になります。
席次表のサイズは全部で三種類
席次表で使われている用紙サイズは、以下の三種類です。
- A4(210×297mm)
- B4(257×364mm)
- A3(297×420mm)
A4<B4<A3の順番に用紙サイズが大きくなります。
大きければ良いわけではなく、テーブル卓数とレイアウトにより選ぶサイズが異なります。
【テーブル卓数別】席次表サイズ一覧
席次表の用紙サイズを決めるときは「横と縦を何卓にするか?」が判断基準です。
※以下では1卓8名掛けのテーブルで換算
9卓まで(ゲスト数40~70名)
横 | 3卓 |
縦 | 3卓 |
ベストな用紙サイズは【A4】です。
すべてのテーブルに8名座っても適度な空間があります。また、ゲスト名の肩書きが二行でも読みやすい席次表です。
10~12卓(ゲスト数70~100名)
9卓までと違って『A4』か『B4』の二つの選択肢があります。
A4の場合
横 | 4卓 |
縦 | 3卓 |
横にテーブルが4卓並ぶと少し窮屈な印象に…
A4サイズにしたいなら肩書きのボリュームを調整すると窮屈な印象を軽減できます。
ただし、会社関係ゲストの肩書きは省略しないのが無難。友人中心の結婚式ならOKですが、会社関係のゲストが多い結婚式ならB4サイズが最適です。
B4の場合
横 | 4卓 |
縦 | 3卓 |
10~12卓には【B4】が最適サイズです。
横に4卓のテーブルが並ぶ場合、サイドのスペースを考えるとA4では窮屈。また、B4サイズなら肩書きが長くても省略する必要がないため、マナー面もクリアできます。
13卓以上(ゲスト数100名以上)
横 | 4卓 |
縦 | 4卓 |
ベストな用紙サイズは【A3】です。
用紙は大きくなりますが、その分ずらりと並ぶため席次表だけで「豪華!」という印象を受けます。
席次表の折り方
席次表のサイズで同時に検討すべきことが”折り方”です。
折り方次第で、スタイリッシュにも、シンプルにも、キュートにもできます。
三つ折り
最もベーシックな折り方。
内側に、席次表を印刷し、外側の3面フリースペースに、プロフィール・挨拶文・メニューや新居案内を印刷できます。
シンプルですが、最もスタンダード。
会社中心の結婚式におすすめの折り方です。
観音開き(かんのんびらき)
B4やA3の大きめサイズの席次表におすすめ。
細長くまとまるため、スタイリッシュな印象になります。また、観音開きタイプは、4面フリースペースができるので、
- 挨拶
- プロフィール
- メニュー
- 新居案内
など席次表以外の必要項目を追加できます。
席次表にメニューを載せれば、メニューカードを作る必要がなく、実は節約術の一つです!
くるくる巻き
花嫁さまに最も人気の折り方です。
席次表を一枚ずつ、くるくる巻いてリボンや麻紐を結べば完成です。
結婚式当日は、席次表をカゴに入れて受付テーブルへ。
テーブル周りが華やかになる折り方です。
六つ折り
カジュアルな印象になる折り方です。
また、小さなバックにも収まるためゲスト想いの席次表ですが…注意したいのが折り目です。
席次表の折り目は、”折り目”と”ゲストの名前”が被らないように配慮が必要。
他の折り方と比べて、折り目が多い六つ折りタイプは、仮印刷をして、折り目に注意しながらレイアウトを揃える必要があります。
まとめ
- 席次表で最も大切なことはデザインではなく”読みやすさ”
- 席次表の用紙サイズは、テーブルの卓数とレイアウトで決める
- 9卓までなで【A4】、10~12卓なら【B4】、13卓以上なら【A3】が最適サイズ
- 用紙サイズを決めるときは折り方を考慮すると良い
実は重要な用紙サイズ。
作ったは良いけど、文字が窮屈過ぎて読みづらいはありがちです。
作成前の段階で、ゲスト数と卓数を確認してから作業に取り掛かると無駄な時間を使わなくてすみます。効率化のためにも用紙サイズを決めてから作成に取り掛かると良いですよ。