ピアノとブーケ

ウェディングシーンを華やかに、そして感動的に演出する手段としてBGMは欠かせません。

洋楽は邦楽と違い歌のメッセージ性や言葉はダイレクトに耳に入ってくることがない分、使いやすく、それぞれ聴く人の想像力も広がり、様々な雰囲気を演出することを可能にするジャンルです。

今回はそんな洋楽の中でも定番のウェディングソングをご紹介いたします。

男性アーティスト

まずは男性アーティストからご紹介いたします。

Weezer 「Island In The Sun」

オルタナティブなパワーポップサウンドに、なんともメランコリックなボーカルが絡み合い、男性独特の“無骨さ”と“弱さ”の二面性を見事に表現した一曲です。

Weezerは別名“泣き虫ロック”とも言われるだけあって、全体を通してマイナーコードなアコースティック&バンドアンサンブル。
加えて、サビで奏でるヘビーなギターサウンドのコントラストが絶妙にマッチし感動を呼びます。

新郎サイド中心のプログラムにピッタリ!

Maroon 5 「This Love」

艶やかなヴォーカルが時に切なく、また、時に情熱的に歌い上げているナンバーです。

カリフォルニア出身ということも相まってか、バラードの中にもどこかカラッとした西海岸を彷彿とさせる明るい雰囲気が楽曲に出ています。

前向きな印象を与え、二人の明るい未来を連想させる、式のどの場面においても大変使いやすいナンバーです。

Pharrell Williams 「Happy」

黒人特有のファンキーなボーカルが、時にファルセットを多用し、聴く人をハッピーな気持ちにさせてくれます。
クラップサウンドを用いてのビートメイキングに加え、終始ゴスペル調と、チャペルでの式を明るく彩るアイテムとしてピッタリなナンバーです。

もともとがHIP HOP出身のアーティストということもあって、大変ノリのいい仕上がりです。

Ed Sheeran 「All Of The Stars」

最近すっかりウェディングソングの定番となっている、イギリス出身アーティストの曲です。

バンドサウンド+ピアノ&オーケストラは定石ですが、更にエレクトロサウンドが全体を包みこむという、一見混雑しそうな音数もしっかりバランスが取れていて心地よく、そこに切ないボーカルが見事に絡みつくという、近代的なアプローチのバラードです。

しっかり感動させ、そしてトレンドも押さえ、選曲する人のセンスの良さも感じてもらえる一曲ですよ。

Bruno Mars 「Marry You」

ストレートなタイトル通り、結婚式にピッタリな一曲です。
Bruno Marsは言わずとしれた世界でも大ヒットナンバー連発中の、今一番ホットなアーティストで、ボーカルとしての表現力やスキルは素晴らしく、この曲でもそんな一面が余すところなく発揮されています。

明るく前向きな気持ちにさせてくれること間違いなし!
笑顔で式のフィナーレを迎え、新郎新婦をみんなで祝福するのにピッタリです。

女性アーティスト

続いては女性アーティストです。

Major Lazer & DJ Snake feat. MO 「Lean On」

レゲエスタイルを基調に、抜けのいいボーカルとブラス中心のエレクトロサウンドが、切なさの中にも、甘すぎずスッキリとしたウェット感を出し、ロマンティックに仕上がっています。

都会的な感じではなく、どこか懐かしいオリエンタルな雰囲気が全体的に漂っているので、リゾート地や郊外での挙式等に是非いかがでしょうか?

Carly Rae Jepsen 「Call Me Maybe」

ウェディングソングではもはや鉄板!
どのシーンにももってこいの元気で明るいナンバーです。

ポップな中にも洗練されたサウンドプロダクションが圧巻で、大きな会場でもバランス良く響かせることができます。

オーケストラサウンドも音の隙間にしっかりと耳なじみ良く、音数が多い割にすっきりと聞きこなせ、それでいてインパクトもあります。

ADELE 「Make You Feel My Love」

ピアノとヴァイオリンで構成されたこの曲は、感動必至!
バラードの女王と言われるだけあって、長調のメロディーラインながらも彼女特有のハスキーで切ない歌声が感動を呼びます。

ピアノとヴァイオリンの音一粒一粒が洗練され、シンプルが故、彼女の存在感を際立たせ最大限に引き出しています。

感動を呼びたいシーンでこの曲を流せば、涙を流す人がきっといるはず。

Kylie Minogue 「WOW」

リズミカルなピアノに80年代を彷彿とさせるディスコサウンドが、何ともポップでチャーミングなナンバーです。

全体的な印象としてクラブミュージックとして作られたパーティーチューンなので、大きな会場ではバランス良く鳴らすことができます。

女性特有の可愛らしさが表現され、明るく楽しい式にする際は是非取り入れたい一曲です。

Q;indivi 「PART OF YOUR WORLD」

お馴染みディズニー映画“リトルマーメイド”挿入歌のエレクトロアレンジナンバーです。
子供から大人まで知っている人は多いはずです。オープニングからお色直しの登場まで幅広く使われる曲です。

ベルやハープを使ったサウンドが、とてもファンタジーな印象を与え、楽しい式を演出します。

定番ウェディングソング 洋楽編のまとめ

洋楽は邦楽と違った魅力があります。
歌詞が分からなくても、音だけで様々なシーンを演出してくれます。

次回は結婚式をさらにお洒落に彩る「クラシック編」をご紹介いたします。