
これから結婚式を控えるあなたは結婚式の保険をご存知でしょうか?
結婚式の保険とは、結婚式のキャンセルや挙式中の物品破損時に補償が受けられる結婚式専用の保険です。
今回は、万が一の時に役立つ結婚式保険について紹介します。
本記事は、日本初の結婚式総合保険を販売している株式会社あそしあ少額短期保険様監修の元、お届けいたします。
本記事の監修 | 株式会社あそしあ少額短期保険 |
記事の認定No | AS-AG 1444-200525 |
保険名 | 結婚式総合保険「佳き日のために」 |
あそしあ少額短期保険について
アンシェウェディングも代理店として販売している結婚式総合保険「佳き日のために」は新郎新婦さまが加入できる唯一の結婚式専門の保険です。(2020年5月現在)
「佳き日のために」は、株式会社あそしあ少額短期保険様から加入いただけます。
今回の記事は、アンシェウェディングの営業担当でもある前野安彦様へのインタビュー内容も元に作成いたしました。
前野様は、日本初の結婚式総合保険「佳き日のために」ができる初期段階から結婚式総合保険の営業に携わっておられます。また、前職はウェディングプランナーであり、結婚式業界の経験も豊富日本でも数少ない結婚式総合保険のエキスパートです。
そんな前野様にインタビューした内容を全3回シリーズでお届けいたします。

前野 安彦 様
2000年からウェディングプランナーとして勤務。ウェディングプランナーの経験を経て2017年より株式会社あそしあ少額短期保険にて結婚式総合保険に携わる。現在、営業部にて全国の式場やブライダル関連事業者へ結婚式総合保険の導入を提案をしている。
結婚式までのリスクについて
結婚式場と契約をしてから結婚式までには6ヶ月、長い場合だと1年以上もかかります。結婚式にまつわるリスク
保険の話をする前に、まずは結婚式にまつわるリスクについてご説明いたします。
病気や怪我
当たり前のことですが、結婚式は新郎新婦さまの参加がなければ成立しません。
万が一、お二人が結婚式直前に、病気や怪我等で結婚式に参加できなくなると結婚式をキャンセルせざるをえなくなります。
たとえば、新婦さまが妊娠中で出産予定日より早く生まれるケース。
また式場予約は、平均約10カ月前、早い新郎新婦さまなら15カ月も前から予約することもあります。式場予約をした段階で妊娠していなくても、その後にご懐妊というケースも意外と多くあります。
その他にも冬のシーズンに多いのがインフルエンザです。
医師から自宅待機の指示がでますし、感染力が非常に強いため、新郎新婦さまがインフルエンザにかかると、仮に無理をして出席できたとしてもゲストに迷惑がかかるためキャンセルせざるをえません。
死亡
人生の幸せ絶頂時に考えたくもないことですが・・・死亡による結婚式のキャンセルも考えられます。
『あそしあ少額短期保険』の結婚式総合保険は、新郎新婦さまご自身だけでなく、両親や兄弟姉妹、お子さまが逝去した場合も保険適用となります。※妊娠12週目以降の死産も対象(第4月以降における死児の出産)
結婚式当日のリスク
結婚式当日に予期せぬ事態が発生するケースもあります。
会場などの破損
結婚式では、必ずお酒が振る舞われます。
お酒の勢いで!というのは、いつの世もあることです。 お祝いの席でいつも以上にお酒を飲んでしまい、会場の物品や衣装を破損させるリスクがあります。
とくに新郎さまはいつも以上にお酒を飲まされることがあるので注意が必要です。
サプライズ演出による破損など
友人による余興や、新郎新婦さまのサプライズ演出で式場の設備を汚したり破損させることもあります。
せっかく結婚式を盛り上げるために企画した演出なのに、高額な請求をされると新郎新婦さまもゲストも残念な気持ちに・・・このような結婚式当日に起きる不測の事態も、補償対象になるケースがあります。

世の中全ての保険に共通して言えるのが、万が一に備えるという事です。保険は加入していて結果的に不要だったというのが一番です。
当社がご用意する結婚式総合保険「佳き日のために」は、まさに万が一の備えとして十分な内容で準備しております。さらに、掛け捨てになっても良いように加入しやすい価格帯でご用意しております。
保険に入っていない場合の費用負担は?
もし仮に予期せぬ事が発生した場合、新郎新婦さまの費用負担はどのようになるのでしょうか?
挙式キャンセルの場合
結婚式場に非が無いキャンセルの場合は、基本的には新郎新婦さま負担のキャンセル費用が発生します。
挙式当日からキャンセルを決定した日数に応じてキャンセル費用が発生します。
この日数が短ければ短いほどキャンセル料が高くなり、当日になると見積りの100%、1ヶ月前でも見積りの40%+実費など驚くほど高額になります。(※)
※キャンセルによる金額は式場により異なります。ほとんどの式場で契約書に明記されています。
挙式直前ともなると多くの結婚式場では、挙式費用全額をキャンセル料として請求します。
結婚式は高額なお買い物。
ゲスト数が多いとキャンセル費用は500万円以上になることも・・・その全額を新郎新婦さまが負担することになります。
式場の調度品は高額
あなたは結婚式場を決定する時に何を重視しましたか?
光の降り注ぐチャペル、緑に囲まれたガーデン、施設内に広がる美しい日本庭園など、式場の設備や施設も決定要因の一つだったと思います。
結婚式場としても非日常的な空間を演出するため調度品・内装・設備には莫大なお金をかけています。
- 小さな穴をあけてしまった
- インテリアの壺を割ってしまった
- 壁に色移りさせてしまった

内装・インテリア・調度品以外でも、音響装置や照明装置なども業務用の高額な機器である場合があります。私がウェディングプランナー時代、友人が余興で使用した音響設備を破損したことがあり高額な請求をしなくてはならない事もありました。
人生に一度の晴れの日。
万が一のときにも笑って振り返られる日にするために備えるのが結婚式総合保険です。
結婚式総合保険「佳き日のために」
せっかくの結婚式に水を差すような内容ばかりでしたが”安心”のために入るのが結婚式総合保険です。
続いては、結婚式総合保険の補償内容やプランについて紹介します。
運営会社 | 株式会社あそしあ少額短期保険 |
保険名 | 佳き日のために |
販売代理店 | アンシェウェディング(株式会社Colors) |
補償内容
続いては、細かい補償内容について説明します。
補償内容1 死亡
新郎新婦または新郎新婦の父母・子・兄弟・姉妹が死亡し、挙式をキャンセルする場合に補償されます。
新郎・新婦、新郎・新婦の父母、新郎・新婦の子、新郎・新婦の兄弟、姉妹
上記以外の方のご逝去

結婚式に死亡の想定というのは、本当に不謹慎な話かと思います。
ただ、実際に補償をさせていただく事のあるケースです。とくに死亡の場合はご不幸事に重ねて挙式キャンセルのお金の話をしなければならない辛いケースです。せめて、挙式費用にまつわるお金の話だけは当保険でフォローさせていただきます。
補償内容2 傷病又は疾病による7日以上の継続入院
7日以上継続して入院する事に起因して挙式をキャンセルする場合に補償されます。
※入院中に死亡に至った場合を含む
新郎・新婦、新郎・新婦の父母、新郎・新婦の子
- お二人のお爺様、お婆様など上記以外の方の入院
- 既に入院している場合
- 保険期間開始前に予定されていた入院
- 原因事由対象者の検査入院
- 7日未満の入院、継続していない7日以上の入院

現在、病気を患っていても保険期間開始前(※)に医師または医療機関から入院の必要性に言及されていなければ補償可能です。
※保険期間の開始に関しては後述しています
補償内容3 結婚式当日の入院又は自宅待機
挙式当日に、新郎もしくは新婦が入院中、または医師による自宅などでの待機指示により挙式をキャンセルする場合に補償されます。
新郎もしくは新婦
新郎または新婦以外の入院(自宅待機指示)

当保険の適用として多いのが新郎もしくは新婦の入院による挙式キャンセルです。
入院の場合、無理をして挙式を実施するケースもあるとお聞きします。ただ、挙式中に新郎、新婦が倒れて救急車で搬送されるなんてことになったら折角の結婚式が台無しです。万全な体調に戻して、改めて挙式をするために安心できる補償内容です。
補償内容4 災害など
火災・破裂・爆発・風災・水災・地震などで新郎または新婦の平時住居する家屋・家財が損害を受けた場合。(日本国内の家屋に限ります)
平時住居する家屋が半壊以上の損害を受けた、またはそこに収容されている新郎・新婦所有の家財損害が100万円以上となった場合のキャンセルが補償対象となります。
新郎または新婦の居住する家屋家財
家屋が半壊未満、または100万円未満の家財損害によるキャンセル
※災害補償に関しては「あそしあ少額短期保険さまインタビュー よき日のためには災害やコロナウイルスでも適用となる?」でも説明しています。
補償内容5 結婚式場の破損・汚損
挙式中に、結婚式場の天井、壁、床、屏風、カーテン、絨毯、テーブル、椅子、その他調度品、照明設備、スクリーン、映像投影装置、音響設備が破損または汚損した場合に補償対象となります。
上記以外の設備・備品の破損、汚損

結婚式場の設備・備品は「こんなものが、こんなにするの?」思う事が多くあります。しかも不可抗力の破損や汚損であっても容赦なく賠償請求されてしまうケースも少なくありません。
補償内容6 貸衣装の破損
新郎新婦さまが当日に着用した貸衣装・帽子・装飾品・靴が破損した場合に補償対象となります。
※レンタル品に限る
- レンタル品が汚れただけの場合(汚損)
- 友人などから無償で借りたものの破損
- 購入衣装、セルドレス

貸衣装の場合は、ドレスショップが独自に用意する補償プランもあります。ただ、当保険では包括的に結婚式全体の補償をしながら衣装の補償もさせていただいております。そういった意味では、お得な保険と言えるかもしれません。
補償内容7 招待客の救急搬送
新郎、新婦により招待されたゲストが結婚式の会場から救急搬送された際に補償対象となります。
タクシーや自家用車など救急車以外による招待客の搬送

こちらの補償は、「お見舞金」という考え方に近い内容です。招待客1名につき1万円最大20名様までの適用となります。
補償内容8 新郎・新婦の挙式中の入院発生
挙式中に新郎もしくは新婦が下記のいずれかで入院した場合に補償対象となります。
- 急激かつ偶然な外来の事故によるケガ
- 病気発症または症状悪化
- 分娩の兆候を伴う出産
※挙式日当日の深夜0時までであれば、2次会、3次会などの発生でもOK(結婚式開催日に入院した場合)
・入院を伴わない通院や診療
・挙式日翌日以降の入院

こちらの補償は、新郎・新婦が入院した際の入院一時金という考え方に近い内容です。1名に付き10万円(新郎新婦ともに入院した場合20万円)の適用となります。
「佳き日のために」のさらに詳しい内容は「あそしあ少額短期保険さまインタビュー 結婚式総合保険”佳き日のために”の補償内容」でご覧いただけます。
3つの保険プラン
続いて、結婚式総合保険「佳き日のために」の保険プランには全3プランがあります。以下では、各プラン内容について説明します。
プラン名 | 保険料 |
---|---|
Aプラン | 5万円 |
Bプラン | 3万円 |
Cプラン | 1万円 |
Aプラン 保険料5万円
もっとも補償の手厚いプランで、保険料は5万円です。
結婚式の中止(キャンセル)の場合最大で850万円のキャンセル費用の補償が適用となります。
Bプラン 保険料3万円
Bプランの保険料は3万円です。
結婚式の中止(キャンセル)の場合最大で500万円のキャンセル費用の補償が適用となります。
Cプラン 保険料1万円
Cプランの保険料は1万円です。
結婚式の中止(キャンセル)の場合最大で150万円のキャンセル費用の補償が適用となります。
全プラン共通の挙式当日補償
式場設備と備品の修理費用保険金 | 最大で100万円の補償(自己負担3万円)Aプランは自己負担なし |
貸衣装の修理費用保険金 | 最大で30万円の補償(自己負担3万円)Aプランは自己負担なし |
招待客救急搬送(見舞費用保険金) | 1名に付き1万円(最大20名まで) |
新郎新婦入院一時金 | 1名に付き10万円(新郎新婦ともに入院した場合20万円) |
原因事由の発生日によって支払い上限が異なりますので、詳しくはお申し込みページもご確認ください。

結婚式にかかる総額(主にはゲスト人数)に応じてプランをご用意しています。最終的に結婚式にかかる費用と各プランの補償上限額を照らし合わせて保険プランをお選びいただくのがおすすめです。
加入期限と補償開始
結婚式総合保険は、いつでも加入できるわけではありません。
できるだけ早く加入しておくと安心できます。
加入期限は挙式45日前
インターネットからでも加入できます。
契約した式場に結婚式総合保険の取り扱いがないなら、インターネットでのお申し込みがオススメです。
インターネットでの加入は挙式45日前が申込期限。
またインターネット加入は、申し込み後に一定の手続き期間が必要となるため、補償開始は申込日から15日後が補償開始日となります。
対面でもインターネットでも費用は変わりません。また保険ですからキャンペーンなどで安くなることはないため早めに加入するのがオススメです。

意外と多いのが、締め切り直前・直後の加入に関するお問い合わせです。予め余裕をもってご加入いただくのがおすすめです。
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