三千円コースのカタログギフトをおすすめしない理由

結婚式の引き出物で定番のカタログギフト。
数十年にわたって1番人気で、新郎新婦さまの約7割が利用しています。

カタログギフトは人気の引き出物ですが……
実は友人や同僚の引き出物に、カタログギフトは不向きなんです。なぜなら、食器やタオルと比べて、カタログギフトは割高な商品だから。

今回は「カタログギフトが割高な理由」「なぜ友人や同僚には不向きなのか?」を説明します。

実は割高なカタログギフト

ゲストは年代も幅広いですよね。
しかも、すべてのゲストの好みを把握するのは不可能です。

カタログギフトは、こんな悩みを一発解決!
だからこそカタログギフトは、数十年以上も引き出物で選ばれ続けてきました。

カタログギフトの特徴
  • ゲストは好きな物が選べる
  • 贈る側は相手の好みを知らなくても良い

ゲストが商品を受け取るまで

続いてカタログギフトの仕組みを説明します。
ゲストがカタログギフトの交換するまでを理解すれば割高な理由がわかるはずです。

カタログギフトの仕組み

ゲストが商品を交換するまで
  1. 新郎新婦さまは予算にあわせてカタログギフトを選ぶ
  2. ゲストは好きな商品を選んで申し込む
  3. カタログギフト発行会社(もしくは製造会社)が商品を発送
  4. 商品を受け取る

メリットがある一方で、上記の仕組みの中に割高になってしまう問題点があります。
問題点とは『システム料』と呼ばれる料金(サービス料のようなもの)です。

以下ではカタログギフトのシステム料について、わかりやすく説明するよ

割高な原因のシステム料とは?

カタログギフトのハガキ

一般的なカタログギフトの価格構成は以下のとおりです。

[本体価格 + システム料 = 合計金額]

システム料ってなに?

カタログギフトは紙(冊子)のため、印刷費用や選んだ商品の送料のこと。
システム料の金額は、発行会社やカタログギフトの種類で異なりますが、相場は800~1,000円です。

カードタイプは紙の印刷費がないからシステム料は冊子に比べて安いのが一般的だよ

具体例で分かるシステム料の金額

具体的なコースでみていきましょう。
友人向けのカタログギフトに3,800円のコースを選んだとします。

カタログギフトの価格構成

新郎新婦さまが支払う費用は3,800円。
しかし、ゲストが受け取る商品価格は定価3,000円のアイテムです。

結婚式の平均ゲスト数で考えてみよう

結婚式のフラワーシャワー

上記は1冊のカタログギフトを買ったケース。
結婚式のゲスト数で計算してみると、違いがよくわかります。

ゲスト数 支払い総額 ゲストの受け取る商品総額
30名 114,000円 90,000円
60名 228,000円 180,000円
90名 342,000円 270,000円

ゲスト数が60名なら、180,000円の商品を228,000円で購入していることになります。
このように考えると割高だと思いますよね?

一方で、カタログギフトはゲストが好きな商品を選べます。
つまり、ゲストに好きなものを選んでいただける費用に対して、800~1,000円の費用が必要となるわけです。

ゲストの声を聞くと……

若い女性のイラスト

カタログギフトで選ぶのは楽しい

若い男性のイラスト

ほしくない物をもらうぐらいなら、好きな商品を選べるカタログギフトの方が嬉しい

こういった声も少なくありません。
単純にカタログギフト=ダメというわけではありません。ただ、ひとつだけ注意したいのが低価格のカタログギフトです。

具体的には、3千円前後のカタログギフト
つまり友人や同僚への引き出物に購入される価格帯のカタログギフトです。

3千円前後のカタログギフトをおすすめしない理由

職場のイメージ

友人や同僚の引き出物相場は3千円前後。
この金額は、引き菓子や縁起物を除いた金額で、実際の相場はエリアにより異なります。

相場をカタログギフトにすると……
3,300円コースが近い金額ですが、システム料を除くとゲストが受け取る商品の定価は2,500円の商品ということに。

3000円受け取る商品は相場以下に……

3千円の相場に対して500円も安いです。
カタログギフトのシステム料は、コースによる金額差はありません。3千円コースでも5千円コースでも、1万円コースでもシステム料は一律で800~1,000円です。

コース別のシステム料の割合
(システム料800円で計算)

コース金額(税抜) システム料の割合
2,800円 28.6%
3,300円 24.2%
4,800円 16.7%
5,800円 13.8%
8,800円 9.1%
10,800円 7.4%

上記の表で気付くと思いますが……
定価の低い価格帯のカタログギフトは、システム料の占める割合が高いです。もし3千円前後で引き出物を選ぶなら、カタログギフトは避けた方が無難かもしれません。

お品物は選ぶことが大変ですが、しっかり選ぶことでカタログギフト以上に喜んで頂ける可能性が高いよ

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アンシェウェディングの引き出物セット

引き出物専門店のアンシェウェディングなら節約もランクアップも可能!
式場と変わらないクオリティで、引き出物宅配も持ち込みも対応。引き出物カードは最短5分で購入完了。引き出物選びの時間を、結婚式準備に使えて、ゲストにも喜ばれる引き出物です。

ゲストと新郎新婦で異なるコースに対する印象

説明をする女性

「わたしが案内を受けたカタログギフトは良い商品が載っていた」

式場のウェディングプランナーさんから、カタログギフトの案内を受けた新郎新婦さまは「よかった」と思うかもしれません。

しかし、ゲストの方と新郎新婦さまでは印象が異なります
この印象の違いがゲストの「しょぼいカタログギフトをもらった」という感想を生み出す要因です。

数百円の違いはわからない?

疑問のカップル

「3,300円コースと3,800円コースの違いは何ですか?」(※)

上記の質問は、わたしが式場主催のブライダルフェア(成約者向け)で、新郎新婦さまから頻繁に質問された内容です。

確かに違いはわかりにくいですよね。
数百円の違いはわかりにくいですが、ゲストはどのように感じるでしょうか?

同僚や祖父、友人など

実はカタログギフトを受け取ったゲストは、500円の差を強く感じる人が多いのです。

※ちなみに、質問の答えは「カタログに掲載されている商品(ゲストが交換できる商品)が2,500円か3,000円の違い」です

以下では「ゲストと新郎新婦さまで印象が違うのか?」を説明するね

新郎新婦さまがカタログギフトのコース価格に差を感じない理由

新郎新婦さまは、カタログギフトを選ぶときに紙面だけをみて購入する人が多くいます。
しかしカタログギフトの紙面には、ちょっとしたからくりがあるんです。

高級和牛カタログギフトで人気のブランド和牛

たとえば、お肉などの生鮮食品。
カタログの紙面には焼き肉のイメージ画像+小さく商品の詳細情報が掲載されています。

この焼肉のイメージ画像ですが……
コースが変わっても同じ画像を使っているカタログギフトもあります。

選ぶ側はどう?

内容量や賞味期限もチェックします。
家族と暮らしていれば、3千円コースだと内容量が少ないと感じる人も。

3千円代の引き出物のアイテムブランドアイテムも人気

他にもブランドは見栄えのいい商品
有名ブランドの商品は、カタログの先頭ページ(よくみるページ)に配置していることが多く、パラパラとみるだけなら「知っているブランドが多い!」となります。

選ぶ側はどう?

引き出物でいただいた物なため、じっくり選ぶ人が多いです。
先頭のページにはブランドがあるけど、掲載商品も微妙だし、じっくりみると欲しい商品がないとなるカタログギフトもあります。

つまり購入者と交換者では視点が違います
引き出物を選ぶときには、パラパラめくる程度ではなく、どんなブランドがあり、どんなジャンルが掲載されているかチェックが重要です。

表紙や割引率だけをみるのではなく、必ず掲載商品を比較してみよう

3千円前後のカタログギフトを選ぶときのポイント

引き出物や引き菓子のイメージ画像

もし3千円前後のカタログギフトを選ぶなら、以下をポイントに探しましょう。

カタログギフトを選ぶときのポイント
  • 中身までチェックする
  • グルメの点数やブランド、ジャンルを調べる
  • 掲載ブランドをチェックする

最近は引き出物カードが人気あり!
冊子がないためシステム料が安くなっており、記念品+引き菓子などすべての引き出物をゲストが選べるため満足度も高い最新の引き出物です。

※カタログギフトがカードになっただけのアイテムもあるので注意してください

もっともスマートで、おしゃれな引き出物

引き出物カードの説明

価格
3,311~9,460円(税込)
コース
全3種類×14コース

冊子がないためシステム料がお得なカードタイプのカタログギフトです。すべての引き出物をゲストが選べるため満足度も高い上に、結婚式後のキャンセル可、住所入力不要など新郎新婦さまにもメリットがいっぱいの引き出物が登場しました。

引き出物カード 3つの特徴

  • Point1
    結婚式後のキャンセルや数量変更ができる
  • Point2
    すべての引き出物をゲストが選べる
  • Point3
    引き出物選びが不要!結婚式準備に専念できる
引き出物カードのデザイン

引き出物カード「シエル」 はこちら

3千円前後の引き出物をチェック!

最後に3千円前後の引き出物を紹介します。
友人や同僚への引き出物として、アンシェウェディングで人気のアイテムです。

カタログギフトではなく、お品物を選ぶなら参考にしてみてください。

女性の友人や同僚

JILLSTUART(ジルスチュアート)
エレガンスフルール タオルセット35

価格:
3,3002,543円(税込)33%OFF

ジルスチュアートらしい大人かわいいデザインのタオルセット。エレガントなデザインが特徴的。ギフトボックスの可愛らしさも、同性代の友人や同僚に喜ばれます。

タオルセット35の詳細をみる

熊野筆
チークブラシ

価格:
3,8502,505円(税込)34%OFF

一度は使ってみたい熊野筆のチークブラシ。やわらかい穂先は、化粧ノリが抜群!また熊野筆をもっていない、20代前半の友人や同僚にオススメです。

チークブラシの詳細をみる

WEDG WOOD(ウェッジウッド)
インタグリオ マグ

価格:
3,3002,713円(税込)17%OFF

親族や上司に選ぶ人が多いテーブルウェアの最高峰ウェッジウッド。幾何学エンボスモチーフの洗練されたデザインのマグカップは長く愛用いただける引き出物です。

インタグリオ マグの詳細をみる

SABON(サボン)
シルキーボディミルク50ml&ボディスクラブミニ60g&オーガニックタオル(ジャスミン)

価格:
3,300円(税込)

誕生日にも選ばれるサボンは、幅広い年齢層に人気が高く、パッケージのおしゃれさも嬉しいポイント。タオル、ボディミルク、スクラブがセットの引き出物らしい商品です。

シルキーボディミルクセットの詳細をみる

Disney(ディズニー)
スローカフェ アソートプレートセット

価格:
2,7501,550円(税込)43%OFF

くまのプーさんのスローカフェシリーズのプレートセット。木製のようにみえますが、実は磁気陶器製。水や油にも強く電子レンジの使用も可。紙管ボックスもディズニーの世界観があふれた引き出物です。

アソートプレートセットの詳細をみる

テネリータ
軽やかな甘撚りフェイスタオルセット

価格:
4,4003,500円(税込)20%OFF

日本生まれの高級タオルブランドのテネリータ。甘撚りのオーガニックタオルは、ボリューム感があり軽やかでふんわりした肌触り。品質にうるさい人でも納得いただけるはずです。

フェイスタオルセットの詳細をみる

男性の友人や同僚

URBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)
タオルセット30

価格:
3,3002,519円(税込)23%OFF

ファッション業界をリードするアーバンリサーチのフェイスタオルセット。実用的で、柄の違うオシャレなフェイスタオルは、家でもスポーツシーンでも使いやすいアイテムです。

タオルセット30の詳細をみる

bodum(ボダム)
スカル ダブルウォールグラス

価格:
3,3002,623円(税込)20%OFF

耐熱グラスのため冷たい飲み物も、温かい飲み物にも使えます。さらに、温度をキープしてくれるスグレモノ。デンマーク生まれの世界的にも有名なブランドです。

ダブルウォールグラスの詳細をみる

イケモト(池本刷子)
洋服ブラシ

価格:
3,3002,147円(税込)34%OFF

ブラシメーカーとして有名なイケモトの洋服ブラシ。おしゃれ男子はもちろんビジネスマンにもオススメです。馬毛に静電気除去繊維を混毛し、ホコリや花粉を防いでくれます。

洋服ブラシの詳細をみる

モデーロ
シューシャインセット

価格:
3,3002,033円(税込)38%OFF

日常的に革靴を履く人にオススメのシューケアセット。汚れをとるだけでなく、革靴を長持ちさせてくれます。専用の袋付きのため、出張の多い同僚や友人にもオススメです。

シューシャインセットの詳細をみる

ジャーナルスタンダード ファニチャー
ツートーン タオルセット3A

価格:
3,3002,423円(税込)26%OFF

人気アパレルショップのジャーナルスタンダードと今治謹製がコラボ。シンプルながらハイセンスなデザインと、今治の品質で実用性も抜群です。男性だけでなく女性に贈っても◎

タオルセット3Aの詳細をみる

1分で振り返り
この記事のまとめ

アンシェくん
  • カタログギフトはお品物に比べると実は割高な商品である
  • カタログギフトを選ぶときはシステム料を意識してコースを決める
  • コースによってはお品物を選ぶ方が良い場合もある
  • カタログでは500円のコース差はカタログ画像だけではわからない
  • 3,000円前後のカタログギフトは商品詳細を要チェック!

ゲストの方々へのお礼の気持ちを込めて贈る引き出物。
引き出物はカタログギフトが定番!と漠然と思っていた方は、一呼吸おいてコース金額における実際の商品とお品物とを比較して検討してみましょう。予算の中で最大限ゲストに喜んで頂けるものを贈りたいですね!